店で使ってる Mini & British Cars のカレンダーはYasuo Okuma 氏のイラストで
英国のガレージや英国車が独特のタッチで描かれており、暖かみのある作風は僕のお気に入りだ
このカレンダー、毎年年の瀬が近くなると英国旧車専門店石ハラ商会を営むを
友人のKAORUが店に届けてくれる
と、言う事で先日KAORUが来年2016年のカレンダーを届けに来てくれた
ーう~ん、わかっている事だが、もうそんな時期か~・・・
って毎年思うんですよね
今年も残す所あと2週間を切ったが、昨今毎年思うのだが
どうもこの時期になっても正月が来るという実感がない
それこそ昭和の時代の正月は厳粛な行事だったし正月を迎える準備は慌ただしかった
僕がまだ子供だった頃は冬休みになると母はスーパーへ買い出しに走り家では大掃除が始まった
祖母は割烹着を着ておせち料理をせっせと作り祖父は餅をつく
臼に炊き上げたもち米を入れて祖母がもち米を捏ね祖父が杵で餅をついた
出来立ての餅を焼かずに食べるのが僕は大好きだった
僕は冬休みの宿題もそこそこに年賀状を書く作業に追われた
パソコンやプリンターなんてない時代だから宛名も挨拶文も全て手書きだった
そうこうしてたら散髪に行って来いと言われ散髪屋に行くとお客がごった返していた
僕が美容室ミヤニシに就職したのは1982年(昭和57年)の事だった
当時ミヤニシは呉の超繁盛店だったから毎日鬼のように忙しかったが12月は更に忙しさが増し
大晦日の日は完全予約制で予約表は早い段階で埋まった
その予約の殆どはシャンプーブローやセットのお客さんだった
当時はシャンプーブローの時代だったし、まだ正月に着物を着る人も少なくはなかった
当時のお客さんの話では、その前の時代の美容室は大晦日は朝まで営業していたと言っていた
美容室で紅白歌合戦やゆく年くる年を見ていたとも言っていた
しかし現代ではウチの店もそうだが大晦日に営業してる美容室は少ない
いつ頃から美容室がそうなったのかはハッキリした記憶がないのだが・・・
てか、いつ頃から正月が厳粛さを失い特別な日と言う概念が希薄になったんだろう?
確かに現代はコンビニは年中無休だしスーパーやガソリンスタンドも元日でも営業してる
昔は正月三が日は家族で家で過ごす事が常識だと言われていたが
現代では温泉や海外旅行に出かける人も少なくはない
そうなんです、見方を変えれば正月に働いている人が沢山いるという事なんですよね~
ま、どうのこうの言っても12月31日も1月1日もあっという間にやって来て
あっという間に去って行くでしょう
そして、あっという間に2016年も終わっちゃうんだろうな~ 笑! ジャンジャン!!
おまけ
PRAINSからのお知らせ
明日12月20日は第3日曜日ですが年末に付き短縮営業します
お正月休みは12月31日(木)~1月4日(月)にさせていただきます
尚、明日・明後日はブログの更新はお休みさせていただきます