みなさんは昭和の時代に呉・広にあった「第一産業」という家電量販店を覚えていますか?
昨今アナログレコードが密かなブームらしい
アナログレコードはCDに比べ盤も大きいし傷付きやすいから取り扱いも面倒だが
デジタルな音源には出せないドーナツ盤特有の味わいがあるという事なのだろう
僕が子供だった昭和40年代には音楽を聴くのはもっぱらレコードだった
昭和40年代も終わり頃になるとカセットテープが普及したが
それでもレコードを買ってカセットテープに録音するというのが一般的だった
そんな時代だったから当時呉には沢山のレコード店があった
当時賑やかだった中道りには「公声堂」「音響堂」、現カラオケBANBANのビルに「旭電器」
本道りには「前野楽器」、現スーパーのナイスムラカミの場所に「第一産業」があった
レコードがレンタルされる時代になって場所は忘れたが
「黎紅堂(れいこうどう)」ってのが出来た
広には国道沿いに「第一産業」、反対車線の広駅側に「豊電器」があった
結婚するまで広の長浜に住んでいた僕はレコードを買うのは
もっぱら広の第一産業が多かった
広交差点から仁方方面に進むと「やまてや」というデパート?があって
その先に第一産業があった
残念ながら第一産業の写真はないが、店内のレイアウトは今でもよく覚えている
ちょうど↑のような感じで国道に面してる入り口から入るとレコードコーナーがあり
その奥に家電などの商品が並んでいた
う~ん、まさに中学・高校時代の広の第一産業レコード売り場での自分を見てるようだ 笑!
てか、今の若い子に第一産業って言ってもピンと来ないだろうな~
第一産業ってのは広島市で創業した家電量販店であり
今でいう所の「エディオン」の前身なんですよね
その後1986年(昭和61年)に「Daiichi」になって
1997年(平成9年)に「DEODEO(デオデオ)」になった
で、2009年(平成21年)にエディオンになったんですよね
僕の記憶では昭和50年前後、シングルレコードが500円で
LPが2,500円くらいで、LPを買うとポスターが1枚もらえた
傷付きやすいレコードは丁寧に扱う事が大事でレコードクリーナースプレーを噴射して
ベルベット素材のレコードクリーナーで丁寧に拭き取って針を落としたもんだ
今となっては、あのレコードクリーナースプレーの匂いも懐かしいし
針を落としてイントロに入るまでの「パチッパチッ」と鳴る傷音もレトロ感があって切ない 笑!
僕は小学生の頃はレコードプレーヤーを愛用しておりステレオは持っていなかったが
当時家の隣に住んでいたハイティーンのお兄さんの部屋でよくレコードを聴いた
吉田拓郎も、井上陽水も、キャロルも、教えてくれたのは彼だった
今でも、当時の彼の部屋のレイアウトはよく覚えているし
彼の持ってたステレオは↑こんなタイプのステレオだった
僕は中学に上がる1976年(昭和51年)に入学祝で広の豊電器でステレオを買ってもらったが
それは今はなきトリオ製で、当時最新のコンポーネントステレオだった
その当時買ったレコードは今でも一部はガレージにディスプレイしているし
残りの物は実家の倉庫で眠っております ジャンジャン!!