6月12日月曜日 天気 晴れ
前週、敵の御大将に出会えなかった某(それがし)は
再戦を期すべく愛馬を早瀬へと走らせた
当日は大潮という事で干潮が午前4時半
朝マズメの戦いに備え、某はまだ夜も明けぬ3時半に城を出た
夜が明け戦場に押し出した某だが、しばらくは沈黙が続く
そうこうしてたらアタリが来て軽く合わせを入れると
鯛一族特有のゴツゴツと首を振る感触が手に伝わる
が、手応えからして敵は若造とわかる
海面に顔を出したのは真鯛家の小童だった
敵は俗にいう「足の裏サイズ」という感じだ
リリースするには、ちょっともったいないという事で
一応捕虜としてストリンガーに繋いでおく事に・・・
その後、討ちかかって来るのは、まだ年端もいかない幼子ばかり
さすがにこのサイズの敵は即解放 笑!
結局10時頃まで粘ったが日が高く昇り
ピーカンになったという事で大物が出る気配を感じない
どうやら今年の春の戦は、これにて終了の気配が・・・
と、いう事で捕虜にしていた敵を敵陣に返してやった
まだ撒餌さが残っているという事で、思案した結果
呉に帰って大型黒鯛家に絞ってみようと海上保安庁の波止に移動
潮流が速く、流れが複雑な早瀬の瀬戸と違い
呉湾内の保安庁の波止は潮が殆ど動かない
まるで溜池で戦をしているようだ 笑!
波止先端の先に目をやると煉瓦造りが美しい旧呉海軍鎮守府だった
現呉海上自衛隊の総監部の建物が見える
総監部の上に見えるのは愛娘の通う宮原高校の体育館だ 笑!
何やら騒がしい声がする沖側に目をやると海上自衛隊の
教育隊と思われる若武者がカッター訓練をしている
中学校の時の江田島青年の家でのカッター訓練を思い出す某 笑!
と、そこへアタリが・・・
釣り上げたのは銀輪が美しい黒鯛家の武者だが
腹を見ると、どうやら乗っ込みは終わってるように見える
と、いう事で、もちろん黒鯛家の武者は即解放
う~ん、どうやらこりゃ本格的に乗っ込みシーズンは終わったと見える
昨年、自己記録を更新する71cnの真鯛家を討ち取ったのは6月初旬
今年の春の陣は、とうとう自己記録を更新する事が出来なかった・・・
これにて春の陣は終了しようと思いまする! 笑! ジャンジャン!!