暦の上では春になったのに、まだ寒い3月下旬の事だった
この頃すでにモンキーは異変症状があってローギアの時に異音が出ていた
ある日、仕事が終わって、モンキーに乗っての帰宅途中に事は起きた
「ガラガラガラ・・・」
エンジン辺りから只ならぬ音がして違和感を感じた
すぐさま路肩に寄せてエンジンを切り確認するが見た目には何ら異変はない
ー 今の音は何じゃったんじゃろう?
そう思いながらエンジンをかけようとキックを踏むがキックが固着して下りない
ー こりゃ只事じゃないで・・・ キックギアが逝ったんかも・・・
ローギアの時の異音の事もあり、キックが下りない症状から
簡単な修理じゃない事は薄々感じた
どう考えてもエンジン腰下の修理だという事は容易に想像がつく
ー さてさて、どうしたもんかいの~・・・
暫く放置しておこうかとも考えたが、この頃にモンキーが
今年で生産を終えるという話を耳にする
と、いう事で取り敢えず原因をハッキリさせてから、その後の事を考えようと思い
何度かモンキーの修理でお世話になった事のあるバイク屋さんに取りに来てもらった
そんなに急を要する事でもないからボチボチ診てねとお願いしていたのだが
先日エンジンをバラしたとの連絡があり確認に行った
キックギアももちろん逝ってたようだがミッションのローギアも逝っていた
ギアの歯が欠けているではないか・・・
てか、15歳からバイクに乗り始めて約40年経つが今まで所有したバイクで
ミッションが逝ったのは8年前にフルレストアしたマッハを乗り始めてすぐの時以来だ
あの時はギアのシムのクリアランスに問題があり組み方の問題だったから理由は明白だ
ちゃんとオイル交換はしていたのに何でこんな事になっちゃったのか?
通常モンキーZ50Aの純正は50ccの3速ロータリーなのだが
ウチのモンキーは75ccのエンジンに、5速のリターンクロスミッションが入っている
このエンジンは同級生の友人であるプロの整備士が約30年前に組んだ物だ
その後一度もオーバーホールはされていない
これらのミッションもホンダ純正なのか、社外品なのかも定かじゃない
やはりカスタム車両という事と、寿命だったとしか考えようがない
さてさて、どうしますかな~・・・ 笑! ジャンジャン!!