さて、ツーリングやら、映画「孤狼の血」やら、5月はいろんな事があり過ぎて
記事の方が追い付かず遅れ遅れになってしまってますが誠に申し訳ない 笑!
と、いう事なんですが、5月27日土曜日に廿日市のラティーノで開催された
COOLSのジェームスさんと、フランクさんのセッションライブに行って来ました
「蛇の道は蛇」という諺もありますが、僕たちも50有余年も生きてると
広島においてこの手のロックシーンは主催者側とも仲間として繋がってる場合が殆どです
と、いう事で今年10月9日(月・祝)に開催予定の
「第7回呉オールドモータースミーティング」を
主催者のご厚意によりクラブ代表の尾崎より告知宣伝させていただきました
主催者のラティーノオーナー K 君、本当にありがとうございました!
開演時間になり、先ずは地元廿日市を中心に活動してる
ロカビリーバンド「ROCKLL」の演奏が始まりました
ROCKALLが演奏する軽快なロカビリーに合わせて
ツイストやジルバを踊るテディーボーイにテディーガール
しかし、リーゼントをキメたテディーボーイも、ポニーテールにしたテディーガールも
ボーイ&ガールと言う割には、顔に深い年輪の皺が刻まれています
きっと2~3日後には筋肉痛になってるでしょうな~ 笑!
以上が広島のロックンロールシーンを牽引する素晴らしい仲間たち!
ROCKALLのステージが終わり、本日の主役であるジェームスさんとフランクさんが
クールス登場のテーマ曲であるピーターガンのテーマに乗せて登場しました
拍手喝采の中、お二人のジョイントライブが幕を開けます
しかしライブはプライベートライブという事もあり、かしこまった感じではなく
お二人の漫才のようなMCを交えながら楽しく進んで行きます
恋の終わり / クールス 1975
作詞・たちひろし 作曲・ジェームス藤木
霧あかりの 街灯の中 ふりむきもせず 歩きはじめる
I cry all night I cry all night I cry all night さよならさえ
たった一言 悔やんでみたって 傷つけたのは おいらのせいさ
I cry all night I cry all night I cry all night 忘れたくて
お前だけは 離さないと 誓い合った
あの日からは 夢のように 過ぎ去った毎日
恋の終わり もどっちゃこない お前を抱いた つめたい部屋で
I cry all night I cry all night I cry all night 泣きつかれて・・・
クールス最初期のジェームスさんのバラードの名曲「恋の終わり」
まだ世の中の事も、大人の事も、何も知らなかった田舎の中学生だった当時の僕
ヤンチャを始めて、毎日、見る事、聞く事全てが新鮮で刺激的だったあの頃・・・
そんな青い時代を昨日の事のように思い出させる「恋の終わり」
あれから40年も経ったんですね~・・・
CLIMAX / クールス 1979
作詞・飯田和男 作曲・ジェームス藤木
Climax Climax Climax Climax Only You
降りしきる雨の中 傘もささず歩く 光る銀の舗道 やけに目にしみる
さよならも言わずに 背をむけた俺 見たくなかったのさ 熱くにじむおまえの顔
今すぐにでも かけもどり 強く強く抱きしめたい
Climax Climax Climax Climax Only You
この胸のときめきが 俺を狂わせる
今すぐにでも かけもどり 強く強く抱きしめたい
Climax Climax Climax Climax Only You
雨に流したはずの 苦い思い出 にじみ浮かぶまぼろし
おれを狂わせる おれを狂わせる
Climax Climax Climax Climax ・・・
忘れもしない、中学校の卒業式を終え呉工業高校への入学も決まり
高校生活への期待と不安が入り混じってた1979年3月にリリースされた
山下達郎さんがプロデュースしたアルバム「NEW YORK CITY N・Y」
フランクさんが歌う「CLIMAX」は哀愁漂う素敵な曲だった
春の日差しに包まれながら始まった高校生活は仲間の数や行動範囲も一気に広がり
中学生の時とは比べ物にならないくらい超刺激的だった・・・
演奏の途中でジェームスさんの音頭で乾杯!
で、出て来たのが・・・
スティックチョコで「FRANK」と描かれたバースディーケーキ
何と翌日5月28日はフランクさんの62回目のお誕生日
改めて
「フランクさん、お誕生日おめでとうございます!」
この直後、クールス初期の代表曲である「バースディー」の
演奏があった事は言うまでもありません 笑!
ライブが終わった後は広島ロックンロール界のレジェンドである大先輩
一休さんが営む「一休庵」に移動して2次会がスタート
僕達、呉オールドモータースクラブが主催したクールスライブの時の話や
ツーリング先の長崎で観たクールスとキャロルの、うっちゃん、ユウさんとのジョイントライブ
1970年代初頭の原宿や、キャロルやクールスメンバーの当時の逸話で盛り上がった
永ちゃんやジョニー、舘さんや、岩城さん、その他のメンバーの逸話に僕は興味津々 笑!
ジェームスさんや、フランクさんは面白おかしく当時の事を語ってくれた
僕があまりにも矢継にマニアックな「クールスあるある」を突っ込むから
「何でそんな事まで知ってるの?よく知ってるね~・・・」
って、お二人とも苦笑いを浮かべて感心されてた 笑!
しかし中には
「それはちょっと違う、あの時は・・・」
って話もあった
「フランクさん、クールスのステージの時に”ひびわれたグラス” ”CLIMAX”
以外の曲って歌う事あるんですか?実は今日は” Fのバラード ”が聴きたかったんですよね」
「ある事はあるんだけどクールスの時は時間的なバランスがあるし最近はヒデミツ君が
やたらと歌いたがるから(笑)俺の持ち時間が少なくなっちゃうんだよね」
いたずらっ子のような笑顔でフランクさんは、こう答えた
「そう言えば最近ヒデミツさんって、よく歌ってますよね~」 笑!
現在僕は「CAROOLS 70’s」というシリーズで今まで見聞きしたクールスの事や
クールス関連の著書から僕なりの視点でクールスを掘り下げているが
お二人の話を聞くと、今まで思ってたニュアンスと、こりゃちょっと違うな~ってのもあった
まあその辺りは当事者に差し障りがない程度に
今後の記事の参考にさせていただきたいと思います 笑!
とっても楽しい時間でしたね~!
個人的には、映画「孤狼の血」のロケ現場で、役所広司さんとロケ弁食べるより
松阪桃李君や江口洋介さんと続かない会話をするより数倍テンションは上がった 笑!
やはり「三つ子の魂百まで」という事ですよ
しかしいつも思うんですが、ガキの頃に憧れ焦がれたクールスのメンバーと
こうして面と向かって会話してる自分が未だに信じられない
ホント、長く生きてると夢が叶う事もあるんですね~
と、いう事で僕たちはお二人と再会を約束して帰宅の途に就きました
お酒が好きなお二人は市内の夜の盛り場へ消えて行かれましたね! 笑!
ジャンジャン!!