最初にお断りしておきますが今日の記事は一呉市民として
一くれえばん読者としての、あくまで僕個人の一意見である事をご了承下さい
要は雑誌やテレビにおいてよくある
「ご意見・ご感想をお聞かせください」
ってヤツです
1984年(昭和59年)に創刊された呉で唯一の情報タウン誌「くれえばん」
その、くれえばんの、5・6月号で、映画「孤狼の血」が取り上げられ
特に6月号においては「呉ロケ」での取材記事が掲載されてるとあって
編集部のFBによると大変好評で売れているらしい
1973年(昭和48年)に初公開された映画「仁義なき戦い」の大ヒットで
全国的に有名になった「呉ヤクザ」の歴史
そんな仁義なき戦いの流れを組む「孤狼の血」は1988年(昭和63年)の
呉を舞台に繰り広げられる仁義なき男たちの呉ヤクザと
呉警察の戦いが描かれたフィクション映画だ
4月17日にクランクインした呉ロケは連日呉近郊で撮影が行われ
どこのロケ現場も見物人が大挙して押し寄せた
クランクアップした5月20日まで呉では毎日ちょっとしたお祭り騒ぎの様相だった
そりゃそうだ、いつもは閑古鳥が鳴いている夜の中道りで、今を時めく人気俳優の
松阪桃李君や役所広司さん、江口洋介さん、竹野内豊さんなどが見れるんですからね~
それだけ、孤狼の血の呉ロケは呉市民にとって関心が高かったという事だと思うし
トータルで見るとロケ中は結構な経済効果もあったと思う
更には来年映画が公開されると聖地巡礼もあるだろうし
そうなると観光客も沢山呉を訪れて経済効果を生むと予想できる
そんな呉ロケだったから、地元呉のタウン誌が放って置くはずはない
それでなくても呉は田舎だから読者が食いつくような
記事の情報やネタも少ないでしょうからね~
と、僕は思うのだが・・・
聞く所によると映画「孤狼の血」の呉ロケの話はロケが始まる1年も前から
水面下では東映サイドや制作部の下調べや各所との下交渉が行われていたそうだ
少なからずとも僕も今年初旬には呉行政から呉オールドモータースクラブを通して
時代設定に合った車の協力要請があったから耳には届いてた
そしてクランクインした訳であるが、クランクイン当日の4月17日には
白石監督始め、スタッフ、キャスト、それに小村呉市長を始め行政関係者が
ロケ成功祈願参拝を亀山神社で行なったが、その時の様子はテレビニュースで報道された
しかし聞く所によると、そこには呉のタウン誌くれえばんの姿は見当たらなかったそうだ
その後僕は頻繁にロケ現場に出入りしたし、エキストラとして出演もした
しかし僕はロケ現場でRCCの撮影クルーには出くわしたが
くれえばん編集部の人の顔を見る事はなかった
くれえばん誌面やくれえばんのFBを拝見すると確かに灰ヶ峰のロケには帯同したようだが
あの時はマスコミ用に一部撮影を公開解禁した、所謂サービスデーだったのだ
聞く所によると、その時の取材の経緯も・・・ 笑!
本音を言えば呉の情報で誌面構成してるタウン誌だったら、もっと深く入り込んで
キメ細かく取材をさせてもらえるような体制が築けなかったのかと思うんですよね~
例えば、白石監督や東映スタッフ、キャストに独占インタビューさせてもらうとか・・・
孤狼の血のロケの話が公に出る前頃、くれえばん編集部から
今度くれえばんのアプリを始めようと思うから話を聞いてほしいと電話があった
そして編集部の女性がアプリの説明で店に来た時
僕は彼女と2時間近くいろんな話をした
くれえばんが創刊になった頃僕はミヤニシで働いていた事もあって創刊号にも載ったし
宮西先生に連れられて編集長と何度か食事を共にした事もあった
僕が独立した時にはカラー1ページを使って広告も掲載した
それから30年、思う所もあって店は会員にこそなってはいないが
くれえばんはお客様に読んでいただく雑誌として現金を払って継続購入している
言うなれば僕は30数年来の、くれえばんの上得意様と言っても過言ではなかろう 笑!
店に来た編集部の女性とはアプリの話はソコソコに、くれえばん誌面の意見交換をした
その中で彼女は
「映画『この世界の片隅に』の記事を載せた号は
県外からも問い合わせがあって好評だった・・・」
と、言った
「好評=読者が興味がある事=売れる」
と、判断できまいか?
(くれえばん5月号より)
呉以外の人に呉の印象を聞くと間違いなく二つのキーワードが出て来る
一つは「この世界の片隅に」でも描かれた「呉海軍」に纏わる事柄で
その中には呉が誇る「戦艦大和」も含まれる
そしてもう一つは「仁義なき戦い」に始まり「孤狼の血」に引き継がれた
「呉ヤクザ」の歴史なんですよね
確かにヤクザというのは反社会勢力であるから公的に扱うのは難しい事もわかる
しかしそこは、どういった視点で、どう扱うかによって意味合いは大きく違ってくる
全国には本当に多くの仁義なき戦いファンがいる
「行政がそれを扱えないのなら、タウン誌で扱ってみてはどうですか?」
僕はこんな提案を編集部の女性に投げかけた
何度も言いますが、仁義なき戦いのルーツを辿れば太平洋戦争に行き着くし
それらも紛れもない呉の歴史の一部なんですからね
そうこうしてたら映画「孤狼の血」の呉ロケが発表されてロケがクランクインした
僕的には、そんな話をした後だったから神が導いたような絶妙のタイミングだと思った 笑!
公的に孤狼の血を語るならルーツである仁義なき戦いを知らなきゃ話にならない
孤狼の血の原作者の柚月裕子さんは仁義なき戦いに感銘を受けて作品を執筆したのだ
しかし現実は前記したような状態だったという事ですよ
しかし僕はくれえばん5月号に掲載された「ある刑事の記録」という記事を見て
超久しぶりに(笑)くれえばんの記事を食い入るように読んだ
まさにそれは仁義なき戦いに纏わる実際の出来事の詳細記事だったからだ
仁義なき戦いファンなら誰でも知ってる呉の伝説のヤクザである
「悪魔のキューピー」と異名をとった「大西政寛」氏の射殺劇
「山村組」の若頭だった「佐々木の哲ちゃん」の異名で語り継がれてる
「佐々木哲彦」氏を射殺した「小原組」の組員を逮捕した時の事が
「清田盛治」元刑事の証言によって克明に書かれている
こちらの写真が優しそうな風貌で残忍な事をするという事で
悪魔のキューピーとの異名をとった当時の土岡組の大西政寛氏
広公園で行われた夏祭りの時に、敵対してた小原組の親分と組員の片腕を
日本刀で切り落とした事は映画でも描かれてるし有名な武勇伝だ
大西さんは小坪のご出身だから、もし中学に行ってたら校区は長浜中だ
と、いう事は僕の中学の大先輩という事になる 笑!
ちなみに大西さんは仁義なき戦いでは初作に登場する梅宮辰夫さんが演じた若杉寛
美空ひばりさんの向かって右横のコートを着た男性が山村組若頭の佐々木哲彦氏
仁義なき戦いでは、やはり初作に登場する松方弘樹さんが演じた坂井鉄也だ
ちなみに佐々木氏暗殺の件は以前記事に書いたので
詳しく知りたい方は↓の記事を読んでみてください
実録・鯨道10 広島ヤクザ抗争史総完結編 猛侠・門広
どうです? 全国の仁義なき戦いファンの皆さん
くれえばん5月号の「ある刑事の記録」読んでみたいでしょう?
ご興味のある方は、くれえばん5月号のバックナンバーを買って下さいね! 笑!
僕は決して、くれえばんを否定している訳でも、喧嘩を売ってる訳でもない
呉を盛り上げて、良くして行きたいという思いは立場は違えど同じだと思ってる
呉で唯一の情報タウン誌だから、良い記事を書いてもらい沢山の人に興味を持って
読んで欲しいと心から思ってるし、僕も興味を持って読みたい
呉以外の人にも読んでもらい呉に興味を持ってもらい、呉に訪れて欲しいとも思う
その為の広報のトップである事がタウン誌の役目だと思っている
僕たち呉オールドモータースクラブは7年も前から呉の町興しも兼ねて
呉市内外から1500人も動員する呉オールドモータースミーティングを開催している
そのイベントは利益目的のイベントではないし呉市も後援して下さってるイベントだ
しかし、くれえばんは誌面で豆粒ほどのイベント告知はしてくれるが
会場に取材に来た事はたぶんない
いや、阿賀マリのでやってた頃に一度だけあったかな~?
「今日は、くれえばんは来とるんか?」
「どうやら今日は編集部が定休日らしいですよ・・・」
「定休日?そんなんがあるんか?」 爆!
嘘かホントかはわからないが、マスコミがスクープがあるのに定休日はないじゃろう 笑!
決して呉オールドモータースミーティングを宣伝してくれって話じゃない
宣伝してもらわなくても僕らは赤字を出すようなブサイクな運営はしていない
しかし毎号、食べ物特集しか掲載する事がないなら
絶好のネタになるイベントだと思うんですよ
今更、呉の名物である「呉冷麺」や「モリス」のラーメン掲載しても
誰でも知ってるし、目新しさはないし、個人的には読む気にもなれない
僕たちのイベントはラーメンやサンドウィッチに負けてるって事なのか? 笑!
呉を盛り上げる為だったら僕らは協力は惜しまないし、銭金の問題じゃない
だからこそ呉オールドモータースクラブは孤狼の血ロケにも最大限の協力をしたのだ
さてさて、くれえばん7月号が楽しみだ!
今呉市民の多くが関心がある事を記事にしているだろうか?
それは何かって?
そんな事、考えたらわかると個人的には思いますよ!
てか、たぶん7月号も何らかの「食」の特集なんだろうな~ 笑! ジャンジャン!!
おまけ
僕が気ままに書いているプレインズのブログは、くれえばんのような公の雑誌じゃないので
発行部数(ブログの場合は訪問者数)は、あまり気にしてないのですが、Yahoo!ブログの
人気アクセスランキングを見て見ると昨今ではトップ100に入っている事が少なくない
80位というランキングが凄いのか、大した事ないのかはよくわかりませんが
これもプレインズのブログをご愛読下さってる皆さんのおかげです
感謝しています! ありがとうございます!
今後も皆さんに楽しんでもらえたり、刺激を与えられるような記事を
書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします!