1973年に初公開された呉の史実を元に描かれた不朽の名作「仁義なき戦い」公開から
45年という節目の年になる来年2018年に公開される「孤狼の血」
仁義なき戦いでは1945年の終戦直後から1971年の
共政会3代目襲名披露直後までの呉・広島ヤクザの歴史が計5作品で描かれた
その時代から17年後の1988年の呉の裏社会が仁義なき戦いを製作した
東映によって再び蘇り描かれる「孤狼の血」
そんな仁義なき戦いの流れを組む孤狼の血の呉ロケが
クランクインしたのが4月17日だった
連日、呉近郊で行われた撮影には多くのギャラリーが集まり
この1か月間、呉は大いに盛り上がった
そして先月、5月20日、ついにロケはクランクアップを迎えた
僕も縁あって、呉オールドモータースクラブとして
映画の撮影に微力ながら協力させていただいたり
エキストラ出演をさせていただくなど本当に貴重な体験になりました
白石和彌監督始め、東映社員の方々、製作スタッフの方々、キャストの皆さん
そして呉のボランティアスタッフの方々には本当に感謝しています
白石監督と言えば、昨日記事にしたエキストラ出演した時の朝お会いした時
「監督さん、おはようございます
今日はこんな事になっちゃいましたので、よろしくお願いいたします」
と、着物を着て挨拶すると
「おはようございます!いいじゃないですか!普段和服なんて着る事ないでしょう?」
「和服なんて、自分の結婚式の時以来30年振りですよ」
「そうなんですね、そりゃ一生の思い出になりますよ!」
って、声を掛けていただいた事が思い出深いですね~
そんな白石組の撮影クランクアップの打ち上げが5月20日夜、呉の某所で行われた
まずは白石組組長である白石監督の乾杯の音頭で宴は始まった
仁義なき戦いの深作欣二監督は仁義なき戦いシリーズの大ヒットにより
日本を代表する映画監督の地位を確立した
仁義なき戦いが初公開された1973年の時の深作監督は43歳
仁義なき戦い公開中の1974年に生まれた白石 和彌監督は孤狼の血が公開される
来年2018年5月時点では、奇しくも当時の深作監督とまったく同じ43歳
これはまったくの偶然だろうと思うが、東映が製作する呉の裏社会を描いた作品の
監督という共通点もあり僕は白石監督が深作監督の再来のような気がしてならない
色紙にサインを書く白石監督
打ち上げの〆の挨拶をする白石監督
孤狼の血に手応えを感じてると言われてたし、映画に対する思いを熱く語られた
また呉に帰って来ると約束してくれたが、それは映画完成披露の時かも
しれないし、もしかしたら続編という形があるのかも知れない
その辺りの事は僕にはよくわかりませんが近い将来に再会できるような気がします
その為には「孤狼の血」の大ヒットという事は絶対条件だと思う
来年5月、映画が封切られたら「この世界の片隅に」の時のように
呉ポポロシアターを連日満員にしましょうぞ!
と、いう事で関係者全員で三本締めをして宴はお開きに・・・
てか、打ち上げの時に数人のスタッフの方から
僕は怖い人に見えていたと打ち明けられた
やはりそう見えていたのか、だから目を合わせてくれない人がいたんだな~
こんなに優しい人なのに・・・ 笑!
本当に関係者の皆さん、お疲れ様でした!!
また皆さんに呉で会える事を楽しみにしています! ジャンジャン!!
おまけ
撮影現場に行くと、よくキャストからの差し入れがありました
大物俳優「P」さんのカステラも美味かったですが
江口洋介さんからの、牛乳あんパンが最高に美味かった
そう言えば原作の柚月裕子さんからの差し入れもありましたな~
呉市某所に作られた、Club 梨子
クラブ梨子のママ「高木里佳子」を演じる
真木よう子さんの店だがビックリするようなセットが組まれていた
と、いう事だが店内は映画が公開になった時のお楽しみ! 笑!
てか、今回の孤狼の血の美術班は日本一の美術の人達だったそうですよ
どこのロケ現場に行っても美術の人達の仕事は驚きの連続でした