５月１日月曜日 天気 晴れ 中潮
さて、今年も音戸のつつじが咲き、季節柄戦シーズンに突入したという事で
真鯛家、チヌ家の猛者を狙って２０１７年の初陣に出かけた某（それがし）
まだ夜も明けぬ未明３時半に城（家）から出陣した某は４時過ぎには決戦場に到着した
暗闇に決戦場になる波止先端を確認すると先客はいないようだ
が、波止場先端の海面付近に何やら黄色く光る警告灯のような物が確認できる
ー ん？あの黄色い電気は何じゃろう？
一昨年だったか、地元漁師のタコツボオジサンが
波止場の延長工事が予定されてると言ってた
ー ついに工事が始まったんじゃろうか・・・？
もし工事が始まっとったら戦どころの騒ぎじゃないんじゃが・・・
波止場の先端に辿り着いた僕は波止の異変に気付く
ー ん？ 何か波止が短こう感じるんじゃが気のせいかの～？
それに波止の先端には階段があったはずなんじゃが・・・
そう思いながら海を望むと海面に浮いた黄色い警告灯が２機と
ブイに縛り付けられた竹の棒が４本確認できる
ー ありゃいったい何なんじゃ？ ラインが絡むじゃないか、クソ邪魔なんじゃが・・・
そうは思ったがどうしようもない
工事が始まって撤退を余儀なくされたら、その時はその時である
と、いう事で某は浮遊物を避けて戦を始めた
浮遊物を避けながら手返しを繰り返す某
早瀬の瀬戸は潮流の変わりやすい水道だ
早瀬大橋方向に流れる潮なら浮遊物を避けてまだ対処出来るが
釣り座に対して左右に流れる潮が出た時は仕掛けを流すスペースがない
浮遊物が邪魔になっていつもの波止正面のポイントを流せないのだ
ー こりゃいったいどうしたもんな・・・
浮遊物に苦戦しながら今年初めて打ち取ったのは
黒い甲冑を身に纏った３０ｃｍ余りのチヌ家の武士だった
幸先いいスタートは切ったが、これじゃあサイズが全然物足りない
そこにいつものタコツボ氏がやってきた
「ありゃ久しぶりじゃない！」
「ご無沙汰しております、ところで波止の様子がちょっと変なんですが・・・
それにあの海に浮かんでる警告灯や竹は何なんです？
例の波止の延長工事が始まったんですか？」
「いやいや、実は昨年末に居眠り運転らしい貨物船が波止に衝突したんよ
そんで波止の先端１０ｍくらいが折れて海に沈んだんよ・・・」
「マ・マジですか？ 波止が折れるなんて聞いた事もないぞ！」 笑！
と、いう事で折れた波止の土台の部分が海中に残ってるという事で
船が乗り上げないように警告灯が取り付けられてるらしい
だから先端にあった石階段がなくなっていたんですな～
ちなみに崩れ落ちた波止の部分が写真冒頭の赤線部分です
しかし、その貨物船の運転手はドエライ迷惑な事をしてくれたもんだ 笑！
てか、その時波止で釣りしてた人がいたら大惨事になってたでしょうな～
潮の流れる方向によって浮遊物の右や左にポイントや釣り座を替えながら
何とか赤備えの甲冑に身を包んだ真鯛家の武士を打ち取った某
しかし真鯛家もチヌ家同様に３０ｃｍの小物武士だ
真鯛家なら自己記録の７１ｃｍオーバー、チヌ家ならこれまた自己記録の５２ｃｍを
超える大型があくまで狙いでござる
しかしシーズンは始まったばかりだが今後の事は考えなくてはならるまい
おそらく今シーズン中に波止場の修復が終わるなんて事は考えにくい
そうなるとポイントに浮かぶ蛍光灯や竹はまずなくなる事はない
困難だが浮遊物を避けて、この地で決戦を続けるか？
はたまた新しい決戦場を探すか・・・？
当日の釣果
真鯛✕２ 黒鯛✕２
チヌ家の武士はタコツボ氏と物々交換
立派な真蛸をいただきました
と、いう事で真鯛とタコは尾崎家への献上品となりました 笑！
しかし戦シーズンが到来したというのに今月の休みは
もう既に全ての予定で埋まってる
何とかなりそうなのは来週なんですが来週はちょっと潮が悪いんですよね～
さてさて、どうしますかな～ 笑！ ジャンジャン！！
PRAINSからのお知らせ
GWにつき５月４日（木）、５日（金）を臨時休業いたします
６日（土）から通常営業となります
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