来年5月公開予定の映画「孤狼の血」の呉ロケもクランクインから10日あまり経ったという事で
連日呉近郊のどこかでロケが行われ、多くの野次馬も集まり呉は大層盛り上がっています
僕も縁あって呉オールドモータースクラブとして多少なりとも車関係での
映画製作に関わらせて頂いているので微力ながら自分の出来る範囲で
時々ボランティアスタッフとしてお手伝いさせて頂いております
ご存じのように僕は大の「仁義なき戦い」ファンであり、これまでも再三
「呉はもっと仁義なき戦いという映画作品を呉の財産として売り出すべき」
と訴え、仁義なき戦いミュージアムの建設さえも提案してきました
その東映映画の不朽の名作である仁義なき戦いの流れを組む孤狼の血が映画化され
そのロケの90%が呉で行われるという事は嬉しいと思うし、その制作に
お手伝い程度ですが携わってる事に勝手に何か因縁めいた物を感じています 笑!
それにしてもロケ現場に同行する事で感じる事は監督・スタッフを始め役者さんたちが
本当に過酷なスケジュールの中でも疲労困憊になりながら撮影に挑んでいる姿が印象的です
朝方3時まで撮影して、同日の6時からまた撮影が始まるって事もありましたからね
聞く所によると、映画化が決まった当初ロケは
呉50%、東京のスタジオ50%で撮影する予定だったらしい
しかし呉に下見に来られた白石監督が呉の町と人々を大変気に入られ
監督の強い希望で殆どのロケが呉で行われる事になったそうです
撮影するのはスタジオで撮る方が断然楽で経費の節減にもなるんですよね
機材の移動もないし、スタッフの宿泊費も、野次馬整理もいらないですからね
呉で全面ロケを決断された白石監督の気持ちが嬉しいし、僕も呉市民としても
呉オールドモータースの一員としても是非成功して欲しいと思うんですよ
僕も呉オールドモータースクラブとして主催する呉オールドモータースミーティングを
開催してる立場で、少なからずボランティアスタッフやご来場者の協力の重要性はよくわかる
あくまでイベントは僕たち執行部の主催ではありますが、特にボランティアスタッフの
協力がなければイベントを開催する事も、成功させる事も無理だと思う
クラブ執行部の家族や親戚、友人、知人で補ってるボランティアスタッフの中には
古い車や、バイクにはまったく興味がない人も少なくない
しかし、彼、彼女たちは人との繋がりで協力してくれるんですよね
僕は今回、孤狼の血に関わったきっかけは呉オールドモータースクラブとして
車の探索要請でしたが、個人的には映画を作る事にも興味があります
僕は思春期の頃から映画が好きで沢山の作品を観てきたし、今も観る
その制作過程には興味津々だし制作過程を見れる経験など
呉の片田舎に住んでると人生においてそうそうない
僕は自分で映像は撮った事はありませんが、写真は趣味でやってた事もある
美容師という仕事柄もありそういったクリエイティブな現場を見たり
知ったりする事は興味津々です
照明、音声、カメラマン、大道具・小道具・ヘアメイク・演出・・・・
スタッフの仕事ぶりには興味津々ですね
ロケに参加すると人気俳優や女優を間近に見れるというメリットがある事は確かです
しかし僕は個人的には他人が思う程今回はそこに興味を感じてるわけじゃない
確かにテレビや映画で見る人気俳優を間近に見れば「ほ~ゥ!」とは思いましたが
それも最初だけで、それより彼・彼女たちの迫真の演技に魅せられる
ミュージシャンの演奏を生で見る感覚で
俳優の演技を生で見る事に心惹かれるんですよね
まあこれがガキの頃から憧れた
永ちゃんや舘さんだったら違うかも知れませんがね 笑!
てか、今回のロケで間近で見た俳優さんは今の所
役所さん、江口さん、桃李君といったところですが3人とも背が高い
181cmある僕と同じくらいか僕より高いくらいですね
役所さんはやはり大物のオーラがあるし、桃李君は顔が超小さい、僕の半分くらい 笑!
江口さんはヤクザの若頭役なんですが、待ち時間でも役に入り込んでいて
しかめっ面してセリフを何度も確認してた姿が印象的でした
僕はあくまでお手伝いですから主には交通整理や野次馬整理をしてる
だから演技をずっと見ているわけじゃない
呉オールドモータースミーティングでもそうですが
各人が自分の役割を果たす事で進行が成り立つんです
自分の持ち場をしょっちゅう離れて他の事をやってたんでは逆に迷惑にもなる
そこは臨機応変に状況を見ながらという事ですね 笑!
僕は美容師という本業があるのでボランティアスタッフをするのも
本業に差し障りがない程度で時間が許す範囲というのが大前提です
しかし撮影現場にも興味があるし「出来る限りの協力はします」と
制作部の前芝君に言った手前もあるので微力ながらお手伝いしてる
スタッフはざっと見ても50人くらいいますから全員を把握してるわけでもない
でも、回数を重ねる事で声を掛けて下さるスタッフの方も増えて来てます
少しづつ親近感も沸いてますが今後も、そのスタンスで臨みたいと思います
撮影は約1か月の事だし、僕は毎日現場に行くわけでもないですからね
それに呉オールドモータースクラブのシミズが常勤でスタッフをやってるのも心強いです
この映画がヒットすれば「聖地巡礼」として全国の多くの人が呉を訪れるでしょう
90%を呉で撮るのだから巡礼する場所も多いという事です
その巡礼者は大和ミュージアムにも足を運ぶかも知れないし
呉に泊り、飲食店に金を落とすかも知れない
「この世界の片隅に」や「仁義なき戦い」の聖地巡礼と合わせて
観光客が来呉するかも知れない
呉の経済効果を考えても孤狼の血、是非大ヒットして欲しいと思いますね
先日の月曜日のロケはトヨタ マークⅡが使用されましたが
この車両は呉オールドモータースクラブがお世話した車両ではなく
呉市役所の所員の方の車だという事でした
さて、ロケは約1か月という事でまだ始まったばかり
ロケを見学に来られる方は必ずスタッフの指示に従ってくださいね
「呉の人はマナーがいいね~!」って思われないとね
ジャンジャン!!