さて、来年5月に公開予定の呉を舞台にした映画「孤狼の血」だが
今月17日にクランクインしたという事で呉周辺の至る所でロケが始まった
夕方の広島ローカル情報番組にも連日取り上げられてるし
主演の役所広司さんや、松阪桃李君を目撃したという話もよく耳にする
僕も縁あって呉オールドモータースクラブとして当映画の車部門の協力を
お願いされたという事で、制作スタッフの方たちと密に連絡を取り合って
微力ながら協力させていただいている
先日も日曜日に連絡が入り、火曜日の広島ロケで急遽当時物のセダンの車を
使いたいので手配出来ないかという事になりマツダルーチェ↑をお世話させていただいた
ご協力くださった瀬戸さん、オーナーのMさんご協力ありがとうございました!
ルーチェがどのくらい映像に写っているのかは僕にはわかりませんが
ロケの方は滞りなく終わったとの報告を受けました
19日の夜に呉の中通りの黄ビルの前にて行われたロケに
ウチのゴル子ちゃんに出演要請が入り、ロケに参加して来ました
僕は映画のロケに立ち会う経験は初めてだったのですが、夜8時に現場入りすると
普段見慣れた黄ビルが昭和の時代の景観にデコレーションされてるのに驚きました
こうやって景観を作り込んで雰囲気を出すんですね~・・・
てか、スタッフの方たちから「おはようございます」と挨拶されるのにちょっと違和感を感じました
芸能界では夜でも「おはようございます」と挨拶すると聞いてましたが
まさか実際にこんな体験をしようとは! 笑!
当日のロケは役所さんや、松阪君は出演はないという事でしたが
普段僕が連絡を取り合ってる制作部の方に白石 和彌 監督をご紹介いただきました
1974年(昭和49年)生まれの白石監督は現在42歳
僕より一回りも年下なんですが、すでに映画界における実績も凄いです
こんな凄い方と縁が出来た事に感謝です!
驚いたと言えば他には、スタッフの数にも驚いたし機材の充実にも驚きました
映画って、こうした沢山の方の努力と情熱で出来上がるんですね~
野次馬の人達も大勢見に来てましたね~
皆さんお目当ては役所さんや、桃李君だったんでしょうがね~ 笑!
と、いう事なんですが、僕はと言うと急遽スタッフになりまして(笑)交通整理を担当していました
が、交通整理と言っても野次馬と違ってロケが間近で見れる事はいい経験になりましたよ!
さて、ウチのゴル子ちゃんですが、何と車検シールの貼り替えです
映画は1988年(昭和63年)の設定ですから
車検シールも当時のデザインに変更されるんですよ
こんな細かい部分にまで拘って気を配るという事にも感心しましたね~
サンバイザーの裏にマイクが仕込まれます
と、いう事はゴル子ちゃんは置き車ではなく・・・
ピンボケで申し訳ないんですが、二人のチンピラ役の俳優さんが乗り込みます
黄ビルのクラブから酒を飲んで降りてきた敵対する組のチンピラを見かけた二人が
車から飛び降りて彼らと乱闘になるというシーンみたいです
写真は白石監督から演技の説明を受けてる図ですね
「本番入りま~す、ヨ~イ スタート!」
と、いう事ですが、ここまでしかお見せできません
後は映画が公開になったら是非劇場でご覧下さい! 笑!
しかし何ですな~
本番前にチンピラ役の俳優さんたちと談笑してた時は好青年的な人だったのに
いざ、本番になると物凄い迫力で、変わり身に、さすがプロだと感心しましたね~
呉弁も上手でしたよ 笑!
当日の撮影カットはほんの数カットで全部合わせても本番は数分なのに
僕が居ただけでも6時間くらいかけて撮影してた
美術や大道具?の人なんて、もっと早くから準備してる
ホントに映画を撮るって大変な作業の積み重ねなんですね~
夜も更けた11時半頃、僕は晩御飯も食べてなかったのでお腹が空いて
ちょっと現場を離れて近くの店に食べに行く事にした
で、蛍光棒?を持って堺川沿いを歩いていると前から二人組の男性が歩いてきた
一人は中年の男性で、もう一人は若い男性だった
すれ違う時に若い男性の方が蛍光棒を持ってる僕に気付いて
「お疲れ様です!」って声をかけてくれた
スタッフの方なのかと挨拶を返そうと二人の顔を見ると
な、な、何と、役所さんと、桃李君じゃないか!
あまりの咄嗟の事に僕は「お疲れ様です!」って返すのが精一杯だった 笑!
その後二人は談笑しながらロケを横目に屋台の方に向って歩いて行った
てか、桃李君、大スターなのに、どこの誰だかもわからない僕なんかに
労いの声をかけてくれるなんて、彼の人柄にちょっと感激しましたよ
ファンになったと言うか、応援したくなりましたね~!
ホントにいい経験させていただいてますね~! ジャンジャン!!