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My Music Travel 43 う、ふ、ふ、ふ

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僕が思い入れがある昭和の楽曲やアーティストを取り上げて深く掘り下げ
当時の世相や思い出を書き綴る、シリーズ「My Music Travel」

今回で早43回目を数える長期シリーズだが、昭和に青春時代を過ごした方でも
冒頭の水着写真の彼女を見て誰だかわかる人がどれくらいいるであろうか?

と、いう事だが先ずはこれを聴いてみてください!





DOWN TOWN /EPO 1980
作詞・伊藤銀次 作曲・山下達郎

七色のたそがれ降りてきて 風は何だか すずし気 土曜日の夜はにぎやか
街角はいつでもひといきれ それでも阳気な この街 いつでも おめかし してるよ
暗い気持さえ すぐに晴れて 皆 ウキウキ

DOWN TOWNへ くり出そう DOWN TOWNへ くり出そう DOWN TOWNへ くり出そう
 
シャボン玉のように消えてゆく 今宵限りの 恋も また楽し 夜はこれから
暗い気持さえ すぐに晴れて 皆 ウキウキ

DOWN TOWNへ くり出そう DOWN TOWNへ くり出そう DOWN TOWNへ くり出そう

暗い気持さえ すぐに晴れて 皆 ウキウキ
DOWN TOWNへ くり出そう
DOWN TOWNへ くり出そう DOWN TOWNへ くり出そう


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「ん~? 聴いた事あるど~!・・・」
って、思われた方が沢山いるんじゃないでしょうかね~ 笑!

女子大生の頃から音楽活動を始めて、その頃に竹内まりやさんのサードシングル
「SEPTEMBER」のコーラスやコーラスアレンジを担当し、サントリーレモンのCM
大瀧詠一さんが作曲した「大きいのが好き」でボーカルを務めた宮川栄子さん

その宮川栄子さんが「EPO」という芸名で1980年にリリースしたのが
EPOのデビューシングルとなる「DOWN TOWN」なんですよね

音楽通の方はよくご存じだと思いますが、もともとこの曲は山下達郎さんを中心として
1973~1976年に活動した「シュガー・ベイブ」の曲のカバー曲なんですよね

しかし僕は1973~1976年と言えば小学校の4年生から中学1年という事ですから
シュガー・ベイブのオリジナルを聴いたのはだいぶ後の事です

だから僕はダウンタウンはEPOさんの曲を聴いて知ったのですが
この曲が広く世間に知れ渡ったのは・・・


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そうです! あの1981年に放送が始まった伝説のお笑い番組
「オレたちひょうきん族」のEDテーマソングに抜擢されたのです

これで「聴いた事ある・・・」の謎が解けましたね! 笑!

EPOのデビューに当たってレコード会社の担当者は彼女のイメージから
シュガーベイブの「DOWN TOWN」をカバーさせる事を思いついたそうです

問題は頑固者の山下達郎氏が快く承諾してくれるかどうかでしたが
竹内まりやさんの「セプテンバー」を聴いた達郎氏は

「なかなかヤルね~この娘!ダウンタウンをカヴァーすんの? やりたきゃどうぞ」
と、すんなり快諾してくれたそうです

しかし曲の評判は高くても売り上げがそれに追いつかない

ところが1981年のある日、山下達郎事務所からレコード会社の担当者に電話があり
フジテレビの「オレたちひょうきん族」のスタッフがEPOのダウンタウンを
使いたいと言ってるんだけど、どうする?・・・

そんな経緯がありダウンタウンはヒットしてEPOさんの
ダウンタウンが広く世に出たのです





土曜の夜はパラダイス/ EPO  1982
作詞・作曲 EPO

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 土曜の夜は

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイ 恋のパラダイス

車のドアにもたれ 口笛の投げKiss 今夜も誰かに 悪さを しかけるつもり
ほんの時間つぶしに からかわれただなんて 本気で愛しちゃ いけない相手だったの

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 土曜の夜は
 
ちょっと危ない 甘くせつない ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 恋のパラダイス

早足で過ぎてゆく 時は恋の治療薬 そのうちあなたの ことなど 忘れてみせる
心のすみに書いた 一冊の絵日記を 小さくちぎって 窓から 飛ばすみたいに

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 土曜の夜は
 
ちょっと危ない 甘くせつない ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 恋のパラダイス

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 土曜の夜は

恋のパラダイス 夢のパラダイス ロマンティックな夜はふけて
踊ろうパラダイス 唄おうパラダイス 恋のパラダイス


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1982年にリリースされたEPOさんの4枚目のシングルとなる「土曜の夜はパラダイス」
この曲はご自身が作詞・作曲されていますが、この曲も「オレたちひょうきん族」
テーマソングに抜擢されてヒットしたんですよね

思い返してみればあの頃はまだ週休二日制が普及する前の時代で
土曜日の夜は解放感たっぷりの特別な時間だった

80年代のワクワクした土曜日の夜・・・明日は休みだ~!

てか、僕はこの年にミヤニシに就職したから日曜は仕事で土曜の夜はパラダイスとも
いきませんでしたが、それでも当時18~19歳の僕は若く体力もあったし街も賑やかだった

それこそ土曜の夜はみんな広島や呉の繁華街に繰り出してたような気がしますね~
まだ暴走族も完全には卒業してなかった頃ですしね 笑!

でも、携帯もネットもメールもお金も無い時代だったけど、あの頃はとにかく楽しくて
今考えてみると毎日がパラダイスだったような気がしますよ

土曜の夜は朝まで飲んで、騒いで、踊って、♀をお持ち帰りしても(爆)
二日酔いで寝てなくても仕事してた!

そんな時代をEPOの「土曜の夜はパラダイス」は強烈に思い出させてくれますね~

それと、この曲を聴くとなぜか当時広島市中区にあった
ヒロコシグループの「上海ルネッサンス」を思い出しますね!





う、ふ、ふ、ふ/EPO 1983
作詞・作曲 EPO

うららかすぎる 日ざしのまやかしで 街中何だか いきづいている
まばゆい春の 南風はいたずらに ブラウスのそでに 軽くそよいで

うふふふ ちやほやされて うふふふ きれいになると 
うふふふ うふふふ 悪魔したくなる
 
うふふふ 毎日誰かに うふふふ 見られることが 
うふふふ うふふふ ビタミンになる

気ままな時間 今はもうないけど 本当の自由を 手に入れたのね
大人になって 何かに追われ出しても 心の感度は 磨いていたい

うふふふ 自分の中に うふふふ 流行を持つのが 
うふふふ うふふふ 今のオシャレなの
 
うふふふ ひとつやふたつの うふふふ あやまちだったら 
うふふふ うふふふ プロフィールになる

たまに見せる涙を 優しい武器にかえて

うふふふ ちやほやされて うふふふ きれいになると 
うふふふ うふふふ 悪魔したくなる
 
うふふふ 毎日誰かに うふふふ 見られることが 
うふふふ うふふふ ビタミンになる

うふふふ 自分の中に うふふふ 流行を持つのが 
うふふふ うふふふ 今のオシャレなの
 
うふふふ ひとつやふたつの うふふふ あやまちだったら 
うふふふ うふふふ プロフィールになる


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1983年にリリースされたEPOさんの5枚目のシングル「う、ふ、ふ、ふ」

化粧品のCMソングが最先端の音楽で、CMソングが新しくなるのは
季節が変わる合図だった昭和の50、60年代

特に春は各社が力を入れて新商品を並べるだけに
CMソングの出来が売り上げに大きく影響した

83年春の資生堂は、ちょっと風変わりな女性シンガーを起用した

デビュー4年目のEPOの5枚目のシングル「う、ふ、ふ、ふ、」は、春の訪れを感じさせる
軽やかなリズムと気分をウキウキさせる歌詞が受け入れられレコード売り上げ26万枚を記録

それまで「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマを歌ったりビートたけし
「タケちゃんマンのテーマ」の作曲をするなど一部でその存在は知られていたが
これで一気にEPOさんの名前と顔が知れ渡った

この曲は資生堂サイドから歌詞に「う、ふ、ふ、ふ」という言葉を入れて欲しいと
リクエストがありEPOさんが苦労して描き上げた曲だった

EPOさんは
「今聴いても歌詞の世界観やメロディーライン、アレンジに至るまでパーフェクトな作品」
だと、雑誌のインタビューで答えていらっしゃいます! ジャンジャン!!


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