1982年(昭和57年)生まれのVW GOLF Ⅰ カブリオである
ウチのゴル子ちゃんは今年で御年33歳になった
ホイールやハンドル、タコ足、マフラー、ショックアブソーバなど多少の改造点はあるが
外装、内装など、主だった部分は概ね33年前の出荷当時の姿を留めている
しかしメーカー出荷時の純正であるが故、至る所に経年劣化や経年変化が見られる事も確かだ
ボディーの小傷は至る所に見られるし電気系統のトラブルはいくら修理しても万全になる事はない
電気系のトラブルには必ず理由があるので原因さえ判明すれば修理は簡単なのだろうが
車が電気化され始めた草創期のゴルフⅠは旧車と言えど電気系も複雑なのだ
これくらいの年式の車になると軽量化や耐久性、コストの問題もあるのだとは思うが
以前の「鉄」という素材の使用率が減り、代わりにプラスティックや樹脂加工された部品が目に付くようになる
鉄は重いし錆びるよいうデメリットがあったがバンパーなどに樹脂が使われるようになった事によって
デザインもスタイリッシュに見えるようになり鉄のデメリットは解消された
今現在世界を見渡しても鉄製のバンパーが稀なのも樹脂の方が性能的にも優れているという事なのだろう
しかし樹脂製には樹脂製の弱点がある事も確かだと思う
どうしてもゴルフⅠくらいの年式の樹脂製品は経年劣化して表面の艶はなくなり色が白けてくる
それを”味”と捉えればそれはそれで”良し”だが僕は出来得るなら艶を取り戻したいと思うのだ
僕がいつも言う事に「ヤレ」と「ボロ」は似て似つかぬ物と言う事がある
”ヤレ”と言うのは手入れされながら経年変化を”味”にして行く物
”ボロ”と言うのは手入れを怠って放ったらかしにされ、みすぼらしく変化した物
ボディーの小傷は全塗装すれば綺麗になるし樹脂製のバンパーも塗ってしまえば綺麗にはなる
しかし全体的なバランスやコスト的な事を考えたらそれはしたくない 笑!
そこで車の販売・修理業を営むアキースボーイズクラブのメカニック班長グッチに勧められたのが
WAKOSの樹脂製品専用の耐久コート剤だった
樹脂製品表面の汚れや油分を中性洗剤でよく洗い流しコート剤を塗って軽く拭き取れば
艶が復活するという事でやり方を教え貰いコート剤を貰った
で、先日の月曜日早朝7時に起きて早々にやってみた
当日は前日の天気予報では雨だったのに晴れましたからな~ 笑!
ウチのゴル子ちゃんのバンパーはグレーですがグッチ曰く”黒い”部分での使用が
一番効果を発揮するという事だった
と、いう事でグッチにも勧められたカブリオの幌の部分にも試してみた
上の写真は中性洗剤で汚れを落とし右側半分にコート剤を塗布した状態だが
見て貰えれば分かるように違いは歴然!
コート剤を薄く専用のヘラで塗付し延ばし軽く拭き取る
その工程を2~3回繰り返す
こうなったらついでにボディーも綺麗にしようと思い
洗車後に手持ちのPermluxeというボディーコート剤を使用して艶を出す
まあこれで小傷が消えるという訳ではないんですけどね
幌、バンパーの他にバックミラー、リアフェンダーカバー、リアグリルパネル、各モールにも塗ってみた
写真ではよくビフォー・アフターが分かり辛いかもしれませんが
実際に見たらずいぶん艶が出て綺麗になったと思います
やはりバイクもそうですが黒い部分に艶が出ると全体的に引き締まって見える
グッチ曰く耐久性も抜群という事だったから今後の様子も見守りたい
これで厚化粧で綺麗になった年増のゴル子ちゃんも出動準備OK!です
と、いう事なんですが時計の針を見るともうすぐ9時半になりそう
そろそろウチの大明神様もお目覚めすると思われまする 笑!
ここからは大明神様の厚化粧・・・元へ!お化粧の時間待ちです
出発予定時刻は10時半
さてさて今日は・・・ それは明日のお楽しみ! ジャンジャン!!