先週の日曜日の夜9時からBS朝日で放送された
「昭和の車といつまでも」という番組
若き日に苦労して買ったあのクルマ、子供のころから家にあったクルマ・・・
昭和の時代を駆け抜けた名車たちと離れがたく
昭和の時代を駆け抜けた名車たちと離れがたく
今も乗り続けている人々を日本全国で大捜索!
SNSでの目撃情報や、旧車イベント・整備工場などでの情報をもとに
そんなクルマと暮らす人々を訪ねます
なぜ、そのクルマを乗り続けているのか?
壊れやしないのか?…突然停まらないのか?お金もすごくかかるんじゃないの?
そんな私たちの疑問を吹き飛ばす、オーナーの愛情が注がれたクルマとは?
人々とクルマとの思い出を通して、あの懐かしい
昭和の名車たちの魅力と人生模様に迫ります・・・
と、言うのが番組の趣旨だったのだが・・・
バスやトラックのメーカーである日野自動車が1961年(昭和36年)から
1967年(昭和42年)まで生産してたコンテッサ
番組に登場したのは1964年(昭和39年)から生産中止になるまでの
3年間に販売された2代目コンテッサ1300だった
「親子3代に引き継がれるシングルナンバーの名車」として紹介されたが
初代オーナーのご老体が若い頃に20万円で中古で買ったと言ってた
そのコンテッサを息子さんが引き継ぎ、今はお孫さんも乗ってるそうだ
コンテッサの状態も良かったし、とてもいい話だと思ったのだが・・・
こちらは、ダイハツの3輪軽自動車のミゼット
修理工場の社長が会社を立ち上げるタイミングで中古で引き取り
46年間、手をかけながら乗り続け、次は娘さんが乗り継ぐと言っていた
1965年(昭和40年)から1968年(昭和43年)まで販売された
日産の名車とも言われる初代シルビア
オーナーは同車種を2台所有しているが現在は不動車
他にも、スーパーマーケットの会長が乗り続けている父の形見のホンダ ライフや
自動車部品のネット販売をしてる30代の男性が乘るクラウンなど
2時間に亘り昭和の車とオーナーが紹介された
昭和の車といつまでも / BS朝日
ハッキリ言おう、個人的には大変興味がある内容だし企画は面白いと思った
しかし残念ながら個人的には大いに期待外れだった(笑)
テレビ番組として制作するのなら、もう少し
ストーリー性のあるオーナーを探して欲しかった
番組冒頭の日野コンテッサや、ダイハツ ミゼットはオーナーが
40年以上所有してるという事だったからギリギリセーフ
しかし車の所有歴が平成時代に手に入れ10年程度や酷い話になると
3年程度のケースなら番組のタイトルにそぐわないような気がした
「いつまでも」より「いつから」ってのにストーリー性があるんですよ
やはり昭和の時代に新車で購入して少なくとも昭和の時代を含め
40年以上ワンオーナーで乗り続けてるってケースを探さなきゃね~
ウチの呉オールドモータースクラブのハコスカGTRを30年以上所有してる
4輪担当も言ってたが由緒あるオーナーズクラブにおいても最終的に
一目置かれるのは所有する車の程度や状態じゃないそうな
それらは今でも金さえ出せば手に入れる事ができる
それより一目置かれるのは新車で購入して長く大事に乗ってる人だそうだ
まあそうなると、かなりの高齢者という事になりますけどね~(笑)
先日の記事で紹介した80代のご老体が新車で購入して半世紀を経て
未だに乗ってるトヨペット マスターラインなんてまさにそのケース
僕のいすゞ117クーペだって前女性オーナーは1973年(昭和48年)に
新車で購入して平成が終わった昨年まで45年間ワンオーナーで乗り続けてた
これがまさに「昭和の車といつまでも」ですよ、BS朝日残念!(笑)
ジャンジャン!!
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