レストアを終えた117クーペは絶好調のはずだった
レストア後まったく夜に乗る事もなかったのだが
ある日夜になりヘッドライトを点灯して走ってると急にライトが消えた
ー ん? この感じはヒューズでも飛んだか?
次の日ヒューズをチェックしてみると、やはりヒューズが飛んでいた
で、ヒューズを交換すると無事ライトも点灯、事なきを得たと思っていた
それから暫くしてトンネル内でライトを点けたら
点灯した次の瞬間にまたしてもライトが消えた
ー またしてもヒューズ切れじゃ、こりゃ配線がショートしようるんじゃろうか?
と、いう事で仲間の修理工場で診てもらったのだが
どうやら原因はレストア時に交換したシビエのヘッドライトだった
回転数を上げ電圧を計ると何と17Vまで上がっている
純正の東芝のシールドビームに比べシビエは明るいから電量が必要になる
要は家で電量を使い過ぎるとブレーカーが落ちるという要領だ
対策としてヘッドライトにリレーを取り付け電流が流れ過ぎないように制御
電圧をチェックすると規定電圧内に納まるようになった
これから夏場に向けてクーラーの季節になるので
ついでにクーラーのチェックもお願いした
すると何とクーラーベルトを回すテンショナーブリーのベアリングが
焼き付いて固着しベルトが回らないようになっていた
ベアリングの部品の有無が心配されたが何とか探してもらった
で、ベアリングを変えると無事クーラーも作動
と、いう事で取り敢えずは一件落着と相成った
ウチのクーペは年式に対しては程度は上々だと言われる
昨年秋に手に入れたクーペは取り敢えず気になる部分は全て手を入れた
しかし何と言っても車両は46年前に生産された旧車だから
やはり全てが完璧で何も心配はいらないという事ではない
こうやって時をかけて、一つ一つ膿出しを行いながらの維持になる
しかし致命的な故障じゃなく、部品も手に入ったのはラッキーだった!
ジャンジャン!!
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