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THE DREAM NIGHT ”REMEMBER 昭和” <6>

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1974年12月 東京原宿
 
リーゼントヘアーに革ジャンパー
そしてサングラスという出で立ちの若者たちがいた
 
巨大なオートバイを乗り回していた17人の若者たち
そんな中から ロックンローラーCOOLSは生まれた
 
 
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全身で感じる音 若さをぶつけられる歌
これこそCOOLSの目指す音楽だった
 
COOLSに迷いはなかった
彼らは言う「ロックンロールこそ俺たちの青春をぶつけられる音楽」だと
 
 
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オートバイの爆音のようにCOOLSの歌は若者たちを引きつけ
彼らは一体となって熱い血を燃えたぎらした
 
そして今・・・
 
 
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1977年にリリースされた舘ひろしさんクールス脱退ライブを収録した
キングレコード時代のラストアルバム「ハローグッバイ」冒頭のナレーションが流れ 
ついにCOOLSのステージの幕が開いた
 
個人的にはこの「ハローグッバイ」も思い入れがあるアルバムで感慨深い
 
粋な演出だ!
 
クールスのメンバーがステージに登場すると会場は地響きのような歓声に包まれる
オープニングナンバーの演奏が始まると会場はまさに”昭和”と化した
 
が、ここでまさかのハプニングが起きる
な・な・何とブレーカーが落ちてムラさんのマイクの音が途中で切れたのだ 笑!
 
すぐさま慌てて対応に追われるPAさん、照明さん、会場関係者・・・
COOLSは気持ちを切り替える為に一度ステージ袖に引っ込んだ
 
ーいったい何が、どうなったんじゃ・・・?
 
間を持たすために僕は急遽ステージに上がって下手なパフォーマンスをした
 
「ワシが何かやりましょうか~? えっ!お呼びじゃない?!こりゃまた失礼しました!」 爆笑!
 
暫らくすると電源は復活したが、すぐさま2度目の電源落ち
後から聞いた話では音響のタコ足配線に問題があったのではないかと言う事だったが・・・
 
「ま、ライブは生モノですから、こんなハプニングもありますよ・・・」
 
ムラさんのMCにリスナーは熱狂する、ホッと胸をなで下ろした僕達執行部! 笑!
 
 
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濱野(飯田)和男
 
1955・5・28生まれ
 
出身地 東京
 
通称 フランク
 
サイドギター & ボーカル
 
 
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COOLS最年少のフランクさん
バイクチームCOOLSの頃はまだ10代だったそうだ
 
キングレコード時代のセカンドアルバム「ロックンロール・エンジェルス」のアルバムジャケットで
口をひん曲げてドラム缶を持ち上げる姿は超インパクトがあった
 
フランクさんが歌う「ひび割れたグラス」「クライマックス」は僕の大好きなナンバーで
もちろん今回のライブでも披露して下さいましたね!
 
これらの曲は当日のリハでも聞いたし 今年春には長崎でも聞いた
何度聞いても良い物は良い!
 
 
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佐藤秀光
 
1951・4・1 生まれ
 
出身地 東京
 
通称 ヒデミツ・リーダー
 
ドラムス & ボーカル
 
 
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舘ひろしさんが脱退しトリオレコードに移籍した1977年からCOOLSのリーダーを務めている
バイクチームCOOLSのサブリーダーだった岩城滉一さんとは大学の同級生
 
デビュー前から一貫してハーレーに跨り「トライク」「カスタムハーレー」ビルダーとしても名高い
ハーレー&トライクカスタムショップ「CHOPPER」のオーナーでもある
 
当日はキング時代の名曲の一つ「言えなかったんだ」
ドラムを叩きながら歌ってくれた
 
 
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ジェームス藤木
 
1951・3・15 生まれ
 
出身地 東京
 
通称 ジェームス
 
リードギター & ボーカル
 
 
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ロックンロールバンドCOOLSの屋台骨ジェームスさん
 
クールスの楽曲の殆どをジェームスさんが作曲しているし
その音楽センスはメンバーの中では随一で近田春夫さんは「天才」と称している
 
独特のハスキーボイスで歌う「恋のおわり」「君の窓辺に」「風がかわる前に」など
ジェームスさんボーカルの曲には名曲が多いが
当日ちょっとメインボーカルが少なかったと感じましたね~
 
 
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スペシャルゲストのコニーさんが登場!
 
CONNY
 
1979年スクールメイツを経てヴィーナスボーカルとして加入
 
THE VENUSに改称後1981年「キッスは目にして」で大ブレーク
ポニーテールサーキュラースカートがトレードマークだった
 
THE VENUS解散後もCONNY(コニー)名義でソロや複数のユニットを通じて
オールディーズ主体の音楽活動を続けている
 
当日は往年の大ヒット曲「キッスは目にして」はもちろんだが
先日発売されたクールスの40周年記念トリビュートアルバムコニーさんがカヴァーされている
クールス時代の横山剣さんの代表曲「シンデレラ リバティー」は最高に盛り上がりましたね!
 
 
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ライブ途中のMCでステージ最前列で踊っていた女の子を
ステージに上げてインタビューするムラさん
 
関東から車に乗って来たって言ってましたぞ 笑!
一生の思い出になったでしょうな~
 
 
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アンコール前の舞台で今年40周年を迎えたクールスとコニーさんに花束を渡す
 
 
コニーさんにはウチの長男が男代表として花束を渡した
 
クールスのメンバーには女子大生のお姉さんに混じってウチの万凛ちゃんが・・・
どうやら万凛ちゃんはフランクさんに花束を渡したみたいですね、イイ~ネッ! 笑!
 
 
 
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村山一海
 
1951・6・17 生まれ
 
出身地 京都
 
通称 カズウミ・ムラ
 
リードボーカル
 
 
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言わずと知れたCOOLSの”顔” ミスタークールスムラさん
 
ロックンロールバンドCOOLS結成時の1975年からフロントマンとしてボーカルを担当
甘いマスクで元メンバーの横山剣さん曰く「芸能界一リーゼントが似合う男」だそうだ
 
クールス40年の活動の中で、唯一一度も脱退せずにクールスの看板を守る
クールスの象徴的存在である
 
当日のキングレコード時代の「バースデイー」も良かったしトリオ時代のアルバム
”BE A GOOD BOY”収録の「LET'S GO TO THE CHARITY」「あの娘はマタニティー」「QUTY SUE」
 
更には”NEW YORK CITY・N・Y・”収録の「恋するオールドレディー」も良かった
 
僕は完全に中高生の頃にタイムスリップしてましたね~! 笑!
 
 
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アンコール 
 
ラス前の曲はムラさんの代表曲「シンデレラ」
そしてステージ最後の曲はCOOLSを象徴するデビュー曲「紫のハイウェイ」
 
こうしてTHE DREAM NIGHT ”REMEMBER 昭和”のステージの幕は閉じた
そして この瞬間2015年10月31日という日の夜は呉の伝説となった
 
僕達は呉に一つの伝説を創った
その伝説はこの日、この場所にいた皆で創った伝説だ
僕もこの歴史の1ページに携わる事が出来た事を本当に幸せに思う
 
COOLSの皆さんを始め、このイベントに関わって下さった方
「本当にありがとうございました! 感謝しています!」
 
と、言う事なんですがTHE DREAM NIGHT ”REMEMBER 昭和”の記事
もう少し続きます、来週をお楽しみに! ジャンジャン!!

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