5時55分
6時開演に先駆け定刻通りの5分前に開会式が行われた
呉オールドモータースクラブ代表である尾崎の開会宣言、挨拶、お礼の言葉、注意事項と
一連の流れで開会式は進んだ
この二人の並びは例年の呉オールドモータースミーティングで見慣れた光景だ 笑!
オールドモータースミーティングの時には差ほど緊張してないように見える尾崎も
さすがにCOOLSを迎えてのパーティーでの挨拶では勝手が違ったようだ
本来汗っかきの尾崎だが額から玉のような汗が流れ手の平も汗でびっしょりになっていた
「ワシ やっぱり駄目じゃ、オマエ代わりにやってくれ~や・・・」
「何をビビッとるん?!身内みたいな奴ばっかりじゃん
ワシがやるのは簡単じゃけど、ここは代表の尾崎がやらんと筋が違うよ!」 爆!
こうして伝説の夜はスタートした
午後6時
サイドギターの激しいカッティングでステージの幕が開いた
今回のライブステージの最初のナンバーはキャロルの「ヘイ・タクシー」
会場の空気をヒートアップさせるには持って来いのナンバーだ
演奏するのは前座のロールオーバー
待ってましたと言わんばかりにリーゼントでキメた元テディーボーイや
サーキュラースカートの元テディーガール(笑)がダンスフロアで踊りだす
出足は上々だ!!
今回のイベントに花を添えてくれたのがグッズ販売ブースだとしたらステージに花を添えてくれるのが
前座を務めてくれたロールオーバーとチャビーファンキースの二つのアマチュアバンドだろう
ステージトップバッターはキャロルのコピーを長年やってる
地元呉の後輩を中心に構成されたロールオーバーだ!
クールスファンは往々にしてキャロルファンでもある
もちろん どっちが好きかって好みはあるとは思うが昭和の時代に青春してたヤンチャな
テディーボーイやテディーガールはキャロル~クールスの流れに乗っていた
ビートルズに影響されたブリティッシュロックのキャロルに対して
シャナナの影響を感じさすアメリカンロックのクールス
サウンドの違いはあるが当時のティーンエイジにはそんな事はどうでもよかった
黒い革ジャンにリーゼントをキメて激しいビートを奏でるキャロルやクールスに夢中になった
今振り返っても本当に良い時代だったと思う
ちなみに僕達執行部は基本全員ステージ最前列の両脇にいた
これにはちょっと理由があってたんです
一つは最前列にいてダンスフロアーを盛り上げる役目
もう一つはステージに乗り出したり、ステージに上がろうとする人を止める役目
実はクールススタッフの方から事前に聞いた話ではボーカルのムラさんは
ステージに乗り出したり、上がってくるという行為を極端に嫌うという事だった
そういった人が出てくるとテンションが下がりステージも盛り上がらなくなるという事だった
クールススタッフからの要望では最前列にロープを張ってほしいとの事だったが
生憎ホテルにロープがなかったのだ
椅子を置こうかという案も出たが、それでは見栄えが悪いとムラさんに言われ却下
代わりにスタッフに最前列で待機してほしいとの要望だったのだ
いや~ しかし最初っから派手に盛り上がりましたな~
てか、踊ってる人の多くは現在”中年”って言われてる人ですからね~
たぶん次の日は体中が痛かったんじゃないでしょうかね~ 笑!
ロールオーバーのステージが終わって次に登場したのが
元広島KENTOSのバンドメンバーを中心に集まったチャビーファンキース
元KENTOSと言うだけあってジャンルはアメリカンオールディーズ
誤解を恐れずに言えばキャロルもクールスも音楽のルーツを辿ればここに行き付く
さながらロックンロールの原点なのだ
サックスのソロも素晴らしい
てか、彼らはアマチュアと言うよりセミプロですからな~!
いきなり女性ボーカルが現われステージで歌いだす
魅せるステージは流石だ!
ティーンエイジと思われる女の子もノリノリ
いや~ こんな娘を見るとオジサンは「イイネッ!」って思っちゃう!! 笑!
ジルバを踊るカップルも!!
もう会場はご覧の通り!
老いも若きも、男も女もLet's Dancing!
これぞ”昭和の大同窓会” 圧巻の500人!!
いや~ ホントにイイね~
ティーンエイジの頃を思い出しますな~ 笑!
マジでこんなパーティー、呉では今時まず無いぞ
しかしまだパーティーはこれからだ
と、言う事で今日はこれまで! ジャンジャン!!