1971年(昭和46年)社会現象にもなった仮面ライダーが始まったこの年
明治製菓から、それまでに見た事もないハイカラなキャンディーが登場した
「今までにない特徴とおいしさ」をコンセプトに明治製菓により開発された
キャンディーは英国スコットランドに伝わるスカッチキャンディーにヒントを得て
ロンドンの南西に位置する地区名から「チェルシー」と名付けられました
当時としては斬新な中窓が開いた黒地に花柄のパッケージのチェルシーは
高級感に溢れネーミングも女性から支持され、たちまち人気商品になりました
チェルシー発売と同時に金髪の少女が美しいハーモニーと共に
CMとしてブラウン管に映し出されました
明治チェルシーの唄 / シモンズ 1971
作詞・安井かずみ 作曲・小林亜星
なつかしい人に出逢ったような やさしいたよりがいまとどいた
忘れかけていた幸せ あなたにも わけてあげたい
ホラ、チェルシー もひとつチェルシー
小さな願いがかなったときの うれしい気持ちはもうかくせない
歌いたくなるよな1日 みんなにも わけてあげたい
ホラ、チェルシー もひとつチェルシー
口笛ふきたい胸をおさえて この手のなかには愛の夢が
わたしにはわかる明日が 楽しさをわけてあげたい
ホラ、チェルシー もひとつチェルシー
「あなたにも チェルシー あげたい 」
CM最後の女の子のナレーションも印象的でしたね
僕は知らなかったのだが、この明治チェルシーの唄も作曲は前々回の
日立グループの「この木なんの木」前回の「積水ハウスの歌」同様
作曲は小林亜星さんなんですね~ 凄いです!
小林亜星さんは明治製菓の方から
「まるっきり新しいキャンディーができるのでCMソングにも新しさを出して欲しい」
って要望を受けてスコットランド民謡のようなメロディーを考えたんだそうです
作詞はこれまた当時売れっ子だった安井かずみさんに依頼
亜星さんのイメージに合うように何度も書き直してもらったそうですよ
歌は当時デビュー間もない関西系女性フォークデュオの「シモンズ」
デビュー曲「恋人もいないのに」はヒットしましたね~
しかし僕の世代より若い人は知らないでしょうね~
しかし翌年1972年からはこの年「学生街の喫茶店」が大ヒットしたガロに代わった
その後、1975年には、ペドロ&カプリシャス、1976年には、南沙織と
沢山のアーティストが歌い続け現在に至ってるって事です
何と2005年には歴代のチェルシーの唄を収録したCD「明治チェルシーの唄」の
CDアルバムまで発売されたという事です
明治製菓のチェルシーは近年マクドナルドと提携して「マックシェイク チェルシー」を
発売する等、今も変わらず愛され続けてるロングセラーになっています
ジャンジャン!!
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