先日ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を観てきたが
既に「ぼけてますから、お手数をおかけします。」になってるお母ちゃん
昨年12月に怪我で首の骨を折り2ケ月の入院中に認知症が発生したお母ちゃん
退院しても症状の改善がみられない事から日常生活に支障があるとの判断で
弟妹と話し合い苦渋の思いで、取り敢えず施設に入れたのが今年の5月
それから僕は、ほぼ毎週月曜日に施設に面会に訪れている
その後、7月の西日本豪雨被害で家が全壊したが
未だにその事実をお母ちゃんは知らない
施設での生活を仕事だと思い込んでるお母ちゃん
時々、家に帰ると駄々をこねるお母ちゃん
施設を抜け出して家に帰り、とうに亡くなってるおじいちゃん
おばあちゃんや兄弟たちと会って来たと話すお母ちゃん
しかし僕は何も否定せず「ほうか、ほうか」と聞いてやる
幸いにも僕の事はまだ認識出来てるし
僕が会いに来る事が一番嬉しいと笑顔を見せる
だから毎週のように会いに行くのだが
お母ちゃんの笑顔を見るのは嬉しいが僕の心は実は切ない
こんな例は映画「ぼけてますから、よろしくお願いします。」でも描かれていたように
世の中にごまんとある事は承知しているが
何だかな~・・・
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