1980年(昭和55年)2月
高校を退学になった僕は退学届を提出した翌日から先輩に誘われて
積水ハウスの建売住宅を建てる仕事に行くようになった
しかしそれは積水ハウスの社員としてではなく下請けの工務店だった
主な現場は当時土地開発が進みつつあった黒瀬や東広島市が多かった
果たして前日まで高校生だった僕が大工仕事が出来るのかと多少不安もあったが
初日に現場に行くと僕がイメージしてた仕事とは少し勝手が違っていた
家を建てるというので僕はノコやカンナを使った大工見習みたいな仕事を
イメージしていたのだが仕事は量産された既製品の柱や壁のパーツを
ネジ止めして組み立てるという感じだったのだ
まるで当時ハマっていたバイクや車のプラモデルを作るように
1/1スケールの家の模型を作るような感覚だと思ったんですよね
と、いう事だが子供の頃からテレビで積水ハウスのCMを見てたから
積水ハウスという建築メーカーの事は名前だけは知っていた
そのCMで流れるコマーシャルソングは、いい曲だと子供ながらに思っていた
こちらが積水ハウスの初期のCMソングとして
僕の世代には馴染み深い「セキスイハウスの歌」
1970年(昭和45年)に、作詞・羽柴秀彦さん
作曲・小林亜星さんで制作されました
この曲が発表されて48年の歳月が流れたという事ですが
これまで沢山のアレンジバージョンも制作されてるようです
ちょっと前には積水ハウス50周年という事で50周年バージョンの
歌詞が付けられ曲がバラード風にアレンジされ発表されたそうです
この積水ハウスの曲、非常に心地よいメロディで素晴らしい曲なのですが
個人的には、もっと初期のバージョンを大切にして欲しい
確かに50周年バージョンを聴くとアレンジも素晴らしいし歌詞もいい
しかしオリジナルバージョンは1970年代の小学生だった頃
アナログだったけど素晴らしい未来を夢見た時代が思い出される
いつかは素敵な家をと願って頑張った昭和の人の思いが
溢れてるような気がするんですよね~
これだけ長くCMに使われていると、メロディーを聴くだけで「積水ハウス」をイメージするし
積水ハウスの暖かいイメージもこの曲で十分浸透したと思います
初期のバージョンはアップテンポでボーカルの声も歌い方も自然な感じ
このカッコつけない感じがアナログだった昭和の温かさを感じさすんですよね
現在の今風なバラード調も悪くはないが個人的にはオリジナバージョンに
懐かしさを感じるし、好きですね~
積水ハウスの歌 ~50周年バージョン (FULL)
と、いう事だがちょっと前にワイドショーを賑わした地面師による積水ハウス55億円詐欺事件
てか、無知な僕は55年間生きて来て「地面師」という言葉を初めて聞いた
しかし半世紀も業界のトップクラスに君臨する積水ハウスでも騙されるんですね~ (笑)
ジャンジャン!!
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