さて、平成最後の年末が近づいて来た今日この頃ですが
今年もライブにドラマに映画にと各エンターテイメントに楽しませていただきました
今年のライブは、永ちゃん、ユーミン、クールスのジェームス&フランク
ドラマに関しては昨年のNHK大河のおんな城主 直虎のDVDを一気に見たし
西日本豪雨の直後に始まった、この世界の片隅にドラマ版も良かった
映画は何と言っても自らも何かと関わった孤狼の血ですが
実は僕には、もう一つ密かに楽しみにしてた映画があったんです
その映画は孤狼の血と同じく東映が配給した
「souvenir the movie MARIYA TAKEUCHI Theater Live 2018」
と、いう事で今年デビュー40周年を迎えた、竹内まりやさんのシアターライブが
先日11月23日に封切られたので初日のレイトショーに大明神様を伴い観に行って来ました
しかし、この映画は通常の映画と違ってシニア割引や夫婦割引が効かない
更には料金は通常の映画は1800円だが、一律2800円と割高になっている
しかしそんな事は僕には関係ない、28000円なら考え物(笑)ですが
竹内まりやファンの僕には是非とも観たいシアターライブでしたからね
僕が中学3年生だった1978年(昭和53年)にデビューした竹内まりやさん
デビュー曲「戻っておいで・私の時間 」は佳曲でしたがセカンドシングル
「ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜」はキリンレモンの
CMソングにも起用されスマッシュヒットを記録した
で、サードシングル「SEPTEMBER」で人気に火が付き始め
4枚目のシングル「不思議なピーチパイ」が大ヒットになった
デビュー当時はアイドル色が強い歌手でしたが僕的には
どこか他のアイドルとは違うニュアンスを感じていた
1982年(昭和57年)に山下達郎さんと結婚されてからは明らかに音楽性も変わったし
テレビに出る事もめったになくなり、ライブも殆ど行わないってスタンスになった
そういうスタンスだったから僕は生の竹内まりやさんを見る事は一生ないと思ってた
ところが、2014年に全国ツアーとしては実にアイドル時代以来の
還暦ライブ「souvenir 2014」が広島グリーンアリーナで開催される事になった
僕はアリーナ席の中央10列目くらいの席がゲットでき
この目でまりやさんのステージを観て、生歌を聴いた
誤解を恐れずに言えば僕が55年の人生で見たアーティストのライブで
最も印象に残り、最も感動したライブだった
今回のシアターライブは2000年、2010年、そして2014年のライブから
映像を抜粋してインタビュー動画をプラスした構成の内容になっている
個人的にはこの手の映画を観るのは2009年の永ちゃんの半生を追った
ドキュメンタリー映画「YAZAWA ROCK」以来のような気がする
いや~ シアターライブとは言え、あの時の感動が蘇った
不覚にも涙まで出そうになった (笑)
と、ここからはネタバレを含みますから、今からシアターライブを
ご覧になる方は自己責任でご覧になって下さいね!
1、アンフィシアターの夜
2、家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
3、Forever Friends
4、マージービートで唄わせて
5、五線紙
五線紙 / 竹内まりや 1980
作詞・松本隆 作曲・安部恭弘
人気ないホールの 折りたたみ椅子たち
リハーサル前の暗い空気 靴音さえも途切れた休止符
あの頃のぼくらは 美しく愚かに
愛とか平和を詞にすれば それで世界が変わると信じてた
耳元を時の汽車が 音もなく過ぎる
ぼくの想い出の時計は あの日を指して止まってる
12弦ギターの 銀の糸張替え
旧い仲間もやって来るさ 後ろの方でひっそり見てくれよ
耳元を時の汽車が 音もなく過ぎる
ぼくの想い出の時計は あの日を指して止まってる
10年はひと色 町影も夢色
変わらないものがあるとしたら 人を愛する魂の
人を愛する魂の 人を愛する魂の五線紙さ
まりやさんを始めて見た中学3年の時から40年の歳月が流れた
僕は竹内まりやの全アルバムを持っているが、達郎さんとご結婚されてから
リリースされたアルバムは特にどれも完成度が高く秀逸だと思う
しかし個人的に竹内まりで、どのアルバムが好きかと訊かれたら
僕は間違いなく1980年リリースの「Love Songs」だと答えるだろう
思春期に聴いた「SEPTEMBER」や「不思議なピーチパイ」が収録されてる
事もあるが「象牙海岸」などを始め名曲だと思う楽曲が目白押しだ
この「五線紙」もそんな中の1曲だが個人的には名曲中の名曲だと思う
メロディアスなメロディーと歌詞の内容が古き良き昭和を思い出させる
生ギターの演奏で歌うまりやさんを見ると鳥肌が立ちました (笑)
6、静かな伝説
7、元気を出して
8、カムフラージュ
9、ウイスキーが、お好きでしょ
10、人生の扉
11、プラスティック・ラブ
12、駅
13、リンダ
14、不思議なピーチパイ
15、SEPTEMBER
16、J-Boy
17、LET IT BE ME
18、いのちの歌
いのちの歌 / 竹内まりや 2014
作詞・Miyabi 作曲・村松崇継
生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの陰
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり
本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえのない喜びがある
いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出合ったこと 笑ったこと そのすべてにありがとう
この命にありがとう
この写真は2014年のライブ会場で撮った物ですが、このライブの時も
今回のシアターライブもトリの曲は「いのちの歌」でした
「いのちの歌」は元々2008年頃のNHK連続テレビ小説「だんだん」の
劇中で三倉茉奈・佳奈が歌ってましたが竹内まりやさんが
Miyabiというペンネームで提供された曲です
この曲の詞を書くに当たり、まりやさんは嫁いでいく愛娘に対する
気持ちを託し描いたと聞いた事があります
まあ事の真相はわかりませんが名曲中の名曲だと思います
この歌詞は親が子に託す思いとも取れますが逆に子が親にとも取れるし
恋人や夫婦同士や友人に向けてとも取る事が出来ます
僕は昨年、結婚30周年で夫婦でまりやさんの生家でもある出雲の
竹野屋さんに宿泊しましたが、その道中この曲を何度も車内で聴きました
何度聴いても胸に込み上げて来る物がありますね~
と、いう事ですがシアターライブ「souvenir the movie」は
来月12月7日までと超短い公開期間となっております
是非、劇場に足を運んで感動に触れて下さいね!
ジャンジャン!!
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