広大な太平洋に別れを告げた僕達は四万十川下流で一休み
四万十川は高知県の西部を流れる渡川水系の本川で水系は一級川河であり
全長196kmという四国地方内では最長の川です
流域面積も吉野川に次ぎ第2位となっています
本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と言われ
柿田川・長良川と共に「日本3大清流」と言われています
四万十川には支流も含めて47の沈下橋のがあり
高知県では生活文化遺産として保存する方針を1993年に決定しているそうです
と、ここでまたしても尾崎CB号が不調をきたします
直結していたにも拘らずまたしても電源が入らなくなった
メカニック班があれこれ点検しますが原因が掴めない
あれこれ診ていると尾崎さん
「ん?カプラーが外れかかっとるじゃないか!」 爆!
と、言う事で尾崎号の電源が入らなかった原因はキーシリンダー内の配線の接触不良じゃなく
只単に1か所カプラーが外れかかってたという事が判明する
「この間完璧にハンダ付けして2液式のエキシポで固定したんじゃけん、まさかとは思うたんよ!」 笑!
またしてもちょっとしたトラブルはありましたが(笑)僕達は快調に四万十川を上流へと登って行きます
そろそろ愛媛県との県境に差し掛かる辺りで昼ご飯
当初は四万十川の”鮎”を食べようという事になってたんですが
食堂のオバちゃんに聞くと鮎は10月15日で解禁が終わり冷凍物しかないという事だ
それならばと皆麺類を注文したのですが四万十川ならではの珍味をいただきました
四万十川名物”つがに”
”つがに”は正式名をモズクガニと言います
日本のほぼ全域の河川や湖沼に生息し、地元では「つがに」「がね」と呼ばれ
石臼でつぶし「つがに汁」などとして重宝されています
高級食材として有名な上海ガニは、和名を(シナモクズガニ)といい近縁種にあたります
四万十川中流域のつがには特に味が濃く
四万十川中流域で獲れたつがにの味は特に濃厚な味がすると好評なんだそうです
実際に食べてみると確かに美味い!
が、身が乏しく1匹食べたくらいじゃ物足りないと思いましたな~ 笑!
おっと!ここで今回初めて僕にトラブル発生!
今回唯一トラブルがなかった僕ですが”つがに”を食べてたら
奥歯に被せてた”銀”の詰め物がとれた、こりゃ大トラブルじゃ!
さすがにこのトラブルはメカニック班でも手に負えない!! 爆!
と、言う事で四万十川の大自然の恵みに舌鼓を打った僕達は
高知県に別れを告げいよいよ愛媛県宇和島市に入ります
宇和島市に入った所でちょうど給油のタイミング
で、ガソリンスタンドに入り給油をしながら反対車線を見たら
何やら旧車が展示されてるショップを発見
現行車も多いのですが4輪・2輪共旧車も扱ってるようだ
と、言う事でショップを偵察に行きました
一番最初に目に付いたのがCKBの横山剣さんも大好きな
”いすゞ ベレット”
PRICEは148万円、148万円は高いのか?安いのか?
日産セドリック230
こちらもPRICEは148万円
う~ん 同じ値段なら個人的にはベレットだな~!
こちらは2輪
型式はよくわかりませんが”メグロ”です
こちらも”メグロ”
店の人に聞くと250ccだって言ってましたね~
こちらはメグロがカワサキに吸収された当初のモデルだって言われてました
旧車が好きな僕ですが、ここまで古いモデルになるとよく分からない
まあ雰囲気はありますが実際に乗るにはちょっと現実味がないかな~ 笑!
いかにも”昭和の職人さん”って感じのオジサン
あの時代の職人さんって腕の良し悪しが職人としての生命線だった
培われた経験に基づく”勘”も大事だった
音を聞いて各所の調整していた時代ですからね~
今じゃ何でもコンピューター頼りで修理と言ってもユニットでの部品交換
腕のいい職人さんはどんどん減ってるし育たない
ま~これも時代性であり需要と供給だから致し方ない事なんですがね
と、言う事で明日はいよいよ”2015 秋 俺たちの旅”も最終回
乞うご期待! ジャンジャン!!