僕が日本の歌謡曲、所謂和製ポップスのレコードを買うようになった1970年代
アーティストのアルバムにはよく洋楽のカバーソングが含まれていた
その中には歌詞を和訳された曲もあったが原曲の通り英語で歌われていた曲もあった
当時まだ小学生だった僕は無知であり和訳された曲は歌ってた歌手の
オリジナルかと思っていたが後になってカバーだと知った曲も少なくない
僕の記憶にある中だけでもフィンガー5も、ピンクレディーも
デビューアルバムには多くの和訳されたカバーソングが入っていた
中学生になりキャロルやクールスなどのロックを聴くようになったが
彼らのアルバムにはオールディーズの英語カバーが沢山入っていた
英語歌詞の曲はカバーだと薄々は感じていたが原曲を歌ってたアーティストや
曲のウンチクなんて後から知ったという曲の方が多かった
キャロルのデビューアルバム「ルイジアンナ」に収録されていた
この曲も、そんな英語カバーだった
ジョニー・B・グッド / キャロル
リバプールサウンドと言われたイギリス出身のビートルズの影響を
強く受けたと言われるキャロルはビートルズデビュー前のハンブルグで活動していた
シルバービートルズ時代のサウンドに似ていると言われる
しかしキャロルがカバーした「ジョニー・B・グッド」は皆さんもよくご存じのように
アメリカのロックンロールキング「チャック・ベリー」の楽曲だ
後々知った事なのだがデビュー前のビートルズも
当時のアメリカのロックンロールの影響を強く受けていた
その時代のビートルズの影響を受けてるキャロルがアメリカンオールディーズの
楽曲をカバーを取り入れるのは至って自然だったという事だ
しかし、そんな事知らない当時の僕は曲タイトルの「ジョニー・B・グッド」から
ジョニー大倉さんの事を歌ってる英語のオリジナル曲かと思っていた(笑)
Johnny B Goode / チャック・ベリー
こちらが本家本元のチャック・ベリーが歌う1958年(昭和33年)にリリースされた
ロックンロールのスタンダードナンバーの一つ「Johnny B Goode」
僕は知らなかったのだが、日本人で初めてこの曲をカバーしたのは
堺正章さんや、かまやつひろしさんが在籍してたスパイダースらしい
スパイダースの音楽的屋台骨だったムッシュは若い頃から
アメリカの音楽に広く精通していたそうだからいち早く取り入れたんだろうな~
ジャンジャン!!
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