1973年4月28日に公開となった「仁義なき戦い」シリーズ第二作「広島死闘編」
その劇中で千葉真一さんが演じた大友勝利は仁義なき戦いシリーズを通して
僕の中では1・2を争うほど好きなキャラだ
「ワシら、うまいもん食ってよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの」
「言うなりゃ、あれらはオメコの汁で飯食うとるんど!」
愚連隊からのし上がり広島征服の野望を抱く大友勝利は
実父が組長のテキ屋、大友連合会を破門になり大友組を立ち上げる
その破天荒で強烈なキャラの大友勝利は当初、北大路欣也さんが演じる事になっていたが
あまりにも下品?であり北大路さんが難色を示し役を替えて欲しいと訴えた
そこで山中正治を演じる事になってた千葉真一さんと役が入れ替わった
「こんなセリフ言ってもいいんですか?」
「大丈夫、台本は言っちゃあいけない事は書いてないです
全部言って構わないから・・・」
当時の千葉真一さんと、深作欣二監督の会話です
「孤狼の血」において、そんな破天荒で強烈なキャラは
竹野内豊さん演じた、加古村組若頭の野崎康介だ
暴力的でキレやすい男、野崎康介は広島仁正会のフロント企業
呉原金融の社員である上早稲二郎失踪事件のカギを握るという役周り
公開前だから詳しい事は言えないが野崎は映画冒頭から激しいシーンを繰り広げる
実際にロケ中に見たカメラが回っていない時の竹野内さんは
優し気な二枚目という印象だったがスクリーンに映し出される野崎康介は
千葉真一さんの大友勝利を彷彿させる迫力だった
試写会で全編を観た僕は映画冒頭の野崎たちのシーンを見た瞬間に
野崎のキャラは仁義なきの大友勝利をリスペクトしたんだろうな~と強く感じた
この辺りも、孤狼の血の見所の一つだと思いますよ
ジャンジャン!!
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