4月23日月曜日 天気 曇りのち雨 小潮
さて、暦の上では5月も近いという事で呉近海では
黒鯛・真鯛の乗っ込みシーズンを迎えます
某(それがし)が放ってる喇叭(らっぱ)からの情報では、まだ場所や天候・潮によって
ムラはあるけど黒鯛家・真鯛家とも戦準備に取り掛かってるとの事
と、いう事で某も物見を兼ねて今シーズンの初陣に出かけて来ました
最近の某の主戦場である早瀬の某波止場は一昨年の冬に海難事故があり
波止場に貨物船が衝突し波止先端が崩れ落ち海面には危険警告のブイが浮いていた
そのため昨年のシーズンはブイが邪魔で波止場正面が釣りにならず
とても難儀な戦いが余儀なくされた
しかし今年3月には喇叭から波止が修復されているとの情報を得ていた
午前9時40分の干潮を経て満ち潮が流れ出すと某の竿に当たりが出始める
しかし討ちかかって来る相手はメバル家や、クジメ家の外道ばかり
そのうちヒットしたのは真鯛家の足軽だった
サイズ的には30cmクラスでさしたる手応えもなかったが
今年初の本命という事で安堵する某 笑!
そうこうしてると40代と見受けられる武士が某の戦の物見に訪れた
「釣れますか?」
「さっき始めたばかりじゃけど小物が出ました」
「横で戦させてもらってもいいですか?」
「どうぞどうぞ・・・」
武人と話をすると彼は広島から来たようで共通の友人や知人も多く
世間は狭いと言いながら戦の情報交換をする
彼はここに約10年も通ってるそうで色んな体験談を話してくれた
例の蛸壺おじさん、その他の地元のご老体とも顔見知りで
時々現れる地元のご老体とも談笑してる
某はこの地にはまだ4~5年しか通ってないが顔見知りのご老体も少なくない
たぶんこの地に戦に来る武士は 皆同じような境遇なんだと思う
そうこうしてると、まあまあの手応えの当たりが来た
海面に浮かんできたのは残念ながら黒い甲冑を身に纏った黒鯛家だった
サイズ的には40cmをちょっと超えるくらいか・・・
地元のご老体が言われるには今年はまだこの地で大物真鯛家は出てないらしい
某の見立てでは、やはりまだシーズンのハシリという感じで
最盛期を迎えるには、あと”ふた潮”くらいか・・・?
そんな中、某は35cmくらいの真鯛家を討ち取るが
納得する敵将のサイズには程遠い
15時の満潮を迎えると下げ潮が流れ始めた
この地は下げ潮での成果はあまり期待できない
ポツポツと雨も落ち始めたという事で某は撤退する事にした
<当日の尾崎さんへのお土産>
黒鯛✕1 真鯛✕2 メバル✕5
と、いう事だが尾崎さん「チヌはいらんど!」という事なので(笑)
黒鯛はストリンガーで生かしておいて写真を撮って後で放流
今年の戦は始まったばかりだが、今年は自己記録の
71cmを超える大物を是非討ち取りたいと願っています!
ジャンジャン!!