あなたは、朝シャン派ですか? 夜シャン派ですか?
髪のプロである僕たち美容師にどちらが良いのかと言わせれば
「断然に夜シャンです!」と答えます
少し時計の針を戻してみましょう
朝シャンという言葉が生まれたのは1980年代半ばから始まったバブル時代であり
バブル時代の申し子のようなヘアースタイル「ソバージュ」が生まれた時代でした
ソバージュのスタイリングは「自然乾燥→ムース塗布」という手順でした
当時はまだ髪を削ぐという技術も確立されてなかった事もあり夜シャンをして
自然乾燥するには時間がかかるし寝る前にスタイリング剤はつけたくない
朝シャンをして、しっかりパーマのウエーブを出して
ムースをつけた方がスタイリング的にも楽だった
そんな化石みたいな時代に重宝したのが朝シャンだったのです
一日中外気に晒され汗をかいた頭皮は汚れています
スタイリング剤の汚れ、空気中のチリやホコリの汚れ、汗や皮脂による脂汚れなどを
洗い流さずに寝るのは頭皮にも髪にも負担をかけます
また、健康な髪は夜寝ている間に生えると言われています
この時間帯に頭皮に汚れが詰まった状態だと健康な髪の発毛にも障害が起きます
抜け毛や薄毛を気にしている人は絶対に夜シャンですね
朝シャンをするデメリットがあります
頭皮に必要な皮脂が分泌するには時間がかかり
シャンプーしてから5~6時間が必要だと言われています
朝シャンをすると頭皮が無防備な状態で外出する事になり
紫外線などの刺激をモロに受ける事にもなります
と、いう事で絶対に夜シャンがお勧めです!
ジャンジャン!!