呉市立美術館で4月7日(土)~5月20日(日)まで特別展
歌川広重 二つの東海道五拾三次が開催されるようです
皆さんもよくご存じのように、歌川広重と言えば「東海道五拾三次」が有名ですよね
歌川広重は1832年(天保3年)の夏に徳川幕府の行列に従って京に上り
道中の様子を写生したと言われています
同年に画号を一立斎と改め新たな名所絵を模索していた広重は
その翌年から大判錦径「東海道五拾三次」の出版を開始しました
始めは保永堂と還鶴堂から共同出版され後に保永堂の単独出版となって
発表された本作は庶民の旅行が盛んであった当時に大変な人気を博しました
そして1834年(天保5年)東海道の53ヵ所の宿場町に
日本橋と京都を加えた全55図の出版が完結しました
保永堂版「東海道五拾三次」で各所絵師として確固たる地位を築いた広重は
生涯で20種類以上の東海道をモチーフにしたシリーズを制作しました
画題の隷書東海道とも呼ばれる丸清版もその内のひとつで
1849年(寛永2年)丸屋清次郎の寿鶴堂から出版されました
本展では「東海道五拾三次」の保永版と丸清版を同時に展示し
二つの異なる構図で表現された東海道を廻ります
また大正時代に撮影された宿場町の写真も併せて展示されます
と、いう事ですが個人的には歌川広重の東海道五拾三次と言えば
小学生の時に集めてた記念切手を思い出しますね~
国際文通週間切手における「東海道五拾三次」は日本が国際文通週間で初めて切手を
発行した1958年(昭和33年)年から1962年(昭和37年)にかけて発行されたシリーズです
東海道五拾三次シリーズは、歌川広重が展開するその美しい図柄から
世界各国から注目を浴びた切手で、この成功以来も日本の良さを世界に広めるため
大和絵や歌舞伎役者など主に日本的な図柄を中心としての発行が続いています
東海道五拾三次の切手は国内における知名度も非常に高く
特に「桑名」や「蒲原」は価値が高いプレミア切手としても有名です
僕は全種類は集められませんでしたが今でも何種類かは保管してますね
東海道五拾三次でもう一つ思い出深いのは永谷園のお茶漬けの素に
おまけで入っていた東海道五拾三次のカードですね
このカード特典は1965年(昭和40年)に始まって
1997年(平成9年)まで続いたんだそうですよ
僕もこのカードも集めてましたが特にマニアでもなかった僕は
とてもじゃないけど全種類集めるなんて無理だった 笑!
永谷園のお茶漬けは好きでしたが毎日食べるものでもないし
全部集めるには相当期間が必要だったでしょうな~
調べてみるとカードを20枚集めて郵送料と共に永谷園に送れば
美しい化粧箱入りの1セット(55枚入り)をもらえるというものだったそうだ
いや~ 知らなかったな~ てか、忘れてただけだったのか? 笑!
知ってた方は全部集めるのは大変でも20枚なら何とか集めて
セットを手に入れた方も多かったのではないでしょうか?
てか、絵柄は東海道五拾三次の他にも、喜多川歌麿・北斎富嶽三十六景
印象派ルノワール・ゴッホなど全部で10種類あったそうだ
と、いう事だが何と一昨年の2016年(平成28年)から永谷園では
東海道五拾三次のカード付属が約20年ぶりに復活したそうだ
多くのコレクターを生んだ「名物企画」の再開にネット上では
「集めてたなあ」と懐かしむ声が相次いでいるそうだ
一方で企画が1997年に終了した事もあり若者からは
「まったく知らん」といった反応も目立つそうだ 笑! ジャンジャン!!