さて、一昨日の続きです
録画してた「BG ~身辺警護人~」を観終えた僕は借りて来たDVDを観ます
その作品は2016年(平成28年)12月10日に封切された
東宝映画「海賊とよばれた男」という作品でした
この作品は公開時に観に行きたいと思ってたけど見逃した作品だったんですよね
この作品は2014年(平成26年)に映画化され大ヒットした「永遠の0」同様
百田尚樹さんの歴史小説「海賊とよばれた男」が原作になった映画です
監督は「ALWAYS 3丁目の夕日」や「永遠の0」を手掛けた山崎貴さんであり
製作スタッフも「永遠の0」の製作チームが再集結
主人公・国岡鐵造役は「永遠の0」の主人公役で第38回日本アカデミー賞
最優秀主演男優賞を受賞した岡田准一さんたが務め劇中で20代から90代までを演じている
永遠の0を観て感動した者としては興味津々の作品だったという事です
<あらすじ>
1945年(昭和20年)8月15日、世界中を敵に回した日本の戦争は終わった
東京をはじめとした主要都市は徹底的に爆撃されて瓦礫の山となり
海外資産のすべてを失って莫大な賠償金が課せられようとしていた
これから日本はどうなっていくのだろうかと全員が途方に暮れて失意に包まれている時
毅然と店員を集めて話す男がいた、国岡商店の国岡鐡造店主である
わずかに残った店員を前に、鐡造は
「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである、亡国の声である」
「日本には三千年の歴史がある、戦争に負けたからと言って大国民の誇りを失ってはならない
すべてを失おうとも日本人がいるかぎり、この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」
と訓示を述べたが、失望から立ち直り武者震いする店員たちに
売るべき商品「石油」がそもそもないという現実が襲いかかる
「店主、このままでは、国岡商店は潰れます、涙を呑んで人員整理を」という進言に
鐡造は「馘首はならん!」と解雇を断固拒否する
戦後、住処も食糧事情もままならない情勢下で
日本の復興に向かって闘う男たちの物語が始まった・・・
海賊とよばれた男 予告映像 https://youtu.be/03va5qDFyzY
皆さんもよくご存じのように、あくまで映画は百田氏の小説が
原作になっていますが、その小説のモデルになっているのが石油会社
「出光興産」の創設者である出光佐三氏なんですよね
出光佐三氏に関しては僕は個人的には鬼のように詳しいわけではありませんが(笑)
2014年にBS朝日の「昭和偉人伝」に取り上げられてるのを見たので大体の事は知っていました
出光興産は明治44年の創業以来、実に100年近くにも渡る長い間
創業者の掲げた理念に基づく独自の経営方針が貫かれていました
「解雇なし」「定年なし」「タイムカードなし」「労働組合なし」・・・
今もなお出光の経営に連綿と受け継がれる独特の社風を作り上げたのは
創業者であり、不世出の商売人、出光佐三でした
面汚し、無法者、国賊 ・・・
出光佐三は数々の悪名を商売敵から投げつけられながらその生涯を
業界を支配する海外の石油会社への挑戦、既得権益を持つ勢力との闘いに捧げました
彼が何よりも経営理念の礎として掲げた言葉、それは「人間尊重」
利潤だけを追求する拝金主義とはまったくかけ離れた
「新しい商人」の姿を、佐三は追い求めていたのです
明治から大正・昭和へと移り変わる激動の時代
辛く険しいその道程を、鮮やかに駆け抜けてゆきます
外油メジャーを驚嘆せしめた、南満州鉄道への進出
敗戦にふさぐ日本中の人々を鼓舞した「日章丸事件」・・・
常に日本人の自主独立心を刺激し勇気を与えてきたのが出光佐三でした
「ALWAYS 3丁目の夕日」や「永遠の0」を手掛けた山崎貴監督だという事もあり
お馴染みのキャストという方も多く出演されてる印象がありますね
伊丹十三監督作品でのデジタル合成など特殊効果の担当からキャリアをスタートさせた
山崎貴氏は日本でVFX(撮影後にCGで付け加えられる視覚効果)にもっとも精通した
映画監督として、ハリウッド映画のような壮大なスケールの作品を数多く手掛けています
本作でも、空襲により焼け野原と化した東京や、イランへと向かう大型タンカー・日承丸
時代をまたいで移り変わっていく日本の風景など、VFXを最大限に駆使して
表現されるその映像美も見所だと思いますね
個人的には「永遠の0」程ではないですが、とても面白い作品だと思いましたよ
それにしても主演の岡田准一君は演技が上手いですな~
NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」もよかったですしね
僕は個人的にジャニーズのタレントは人気先行型の人が多いって
イメージがあるんですが、彼は本物だと思いますね
と、いう事で「海賊とよばれた男」をまだご覧になっていない方は
是非レンタルしてご覧になってみてくださいね! ジャンジャン!!