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資生堂VSカネボウ CM戦争 1987

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「資生堂VSカネボウCM戦争」もいよいよ大詰めが近づいて来たが
個人的には、今回お届けする1987年(昭和62年)の両社のCMは過去最悪だと思う

この頃僕は殆どテレビを見てないし、僕の琴線に触れるアーティストや邦楽もなかった
と、いう訳でもなかろうが、この年の両社のCM動画も参考資料も極端に少ないのだ

1987年は世はバブル景気に突入した直後だったが資生堂とカネボウ両社の
とった宣伝戦略が全く異なっていた

資生堂は、直接的な効果を求める販売促進よりも文化事業・メセナと言われる
芸術への支援に傾倒し、カネボウは分かりやすく映画と外タレに活路を見出す

そんな1987年の両社のCMを見てみよう


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<カネボウ>

・春のキャンペーン

キャッチコピー 「水のルージュ。」
タイアップ曲 水のルージュ
楽曲提携 小泉今日子  モデル 小泉今日子

・夏のキャンペーン

キャッチコピー 「くずせるものなら、くずしてごらん。」

タイアップ曲  ~微熱少年のテーマ~
楽曲提供 CLAXON モデル  西山由美            

・秋のキャンペーン

キャッチコピー 「KA GU YA姫。ひと筆、100の色あそび」

タイアップ曲 STAY WITH ME song for KA GU YA姫
楽曲提携 ピーター・セテラ モデル 沢口靖子

・冬のキャンペーン

キャッチコピー 「メイクがさえる。朝の10秒エッセンス」 

モデル 麻生祐未




春のキャンペーン 「水のルージュ。」
タイアップ曲 水のルージ アーティスト 小泉今日子

カネボウ春の口紅“AQUA ROUGE”とタイアップしたのは
CMに小泉さん本人が出演した「水のルージュ」

当時、松田聖子さん、中森明菜さんと並んで人気絶頂だった小泉今日子さんだが
僕は個人的にキョンキョンには他の二人に比べて圧倒的な違いがあると思っていた

確かにキョンキョンは可愛いし明るいキャラでヘアースタイルやファッションは
時代のリーダーという感じはあったが如何せん彼女は歌が下手だ 笑!

1970年代から中森明菜さんくらいまでのアイドルはルックスに加え
歌がソコソコ上手かったがキョンキョンはお世辞にも上手いとは言えない

70年代で唯一例外だったのが「赤い風船」がヒットした浅田美代子さんだったが
彼女に勝るとも劣らないくらい下手だと思った

キョンキョンは女優としては評価されてるんだろうが僕的には
興味もなかったし彼女の楽曲には何の思い入れもない 笑!




夏のキャンペーン 「くずせるものなら、くずしてごらん。」
タイアップ曲  ~微熱少年のテーマ~
アーティスト CLAXON

秋のキャンペーン 「KA GU YA姫。ひと筆、100の色あそび」
タイアップ曲 STAY WITH ME song for KA GU YA姫 
アーティスト ピーター・セテラ

先ずは夏のキャンペーンのCLAXONというアーティストの
「~微熱少年のテーマ~」だが見た事も聞いた事もない 笑!

で、秋のキャンペーンだが、これは東宝・フジテレビ製作の映画
「竹取物語」との全面タイアップらしい

僕は「竹取物語」も見た事も聞いた事もないが何と同年公開の
「マルサの女」や「男はつらいよ」の配給収入を上回ったんだそうだ

今回記事を書くに当たってCMの映像を見たが超ダサい 笑!
個人的には「血迷ったかカネボウ」と言いたい


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<資生堂>

・春のキャンペーン

キャッチコピー 「くちびるスウィング」 

タイアップ曲 くちびるスウィング 楽曲提供 小林明子
 モデル 桐島かれん

・夏のキャンペーン

キャッチコピー 「センサー式ファンデーションの夏」

タイアップ曲 椿姫の夏
楽曲提供 早瀬優香子 モデル 春田紀尾井

・秋のキャンペーン

キャッチコピー 「アイメーク ちょっとクラシックかなりロマンチック」

モデル  中川安奈


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春のキャンペーン 「くちびるスウィング」
タイアップ曲 くちびるスウィング アーティスト 小林明子

最初に断っておくが何と1987年の資生堂のCMに至っては
YouTube検索してみたが、まったく動画がない

しかし春のキャンペーンのCMは評価が高いようだ
1987年春、資生堂はNYのメトロポリタン美術館で行われた「ダンス展」に協賛し
それをイメージしたゴージャスなCMの制作にとりかかる

アールデコの空間で踊る広告モデルは桐島かれん、ナレーションは細川俊之、
そして音楽は小林明子「くちびるスウィング」(作詞は湯川れい子)

小林さんはデビュー曲「恋におちて」のイメージが強いが往年のJAZZの
スタンダードナンバーを思わせるこの曲では、前にも増して歌声に艶がかかっている

これらが一つになったCMの安定感、王道感たるや
 ある意味、もっとも資生堂らしい世界観を表現しているのではないだろうか・・・

と、いう事なのだが映像がないのが残念だ


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夏のキャンペーン 「センサー式ファンデーションの夏」
タイアップ曲 椿姫の夏 アーティスト 早瀬優香子

う~ん 記事を書くのにYouTube検索して曲を聴いてみたが
「椿姫の夏」という曲も、早瀬優香子さんというのもまったく知らない

1979年(昭和54年)放送の「俺はあばれはっちゃく」というテレビドラマで
主人公桜間長太郎のマドンナ、宮村ひとみ役を
演じたという事だから女優もやってたようだが・・・

と、こんな感じの1987年「資生堂VSカネボウCM戦争」だが
この年は引き分けというか、両社「不戦敗」だと思います 笑!
ジャンジャン!!


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