9月18日月曜日 天気 晴れ
さて、先日の第3日曜日のお休みは台風18号の影響で
予定されてたハッピーボーイズゴルフコンペが中止になったという事で
今年初めて家から一歩も出なかった僕
ゆっくり休養・・・と言えばそうなんですが、ずっと家にいてゴロゴロしてると
寝たり起きたりで、貧乏性の僕は逆に体調不良になってしまった 笑!
で、翌日の月曜日の敬老の日、朝起きると前日の嵐が嘘のように晴れ渡っているじゃないか・・・
と、いう事で当日は予てから予定していた映画鑑賞に夫婦水入らずで行って来ました
広島のバルト11に行ったのですが、僕たち夫婦は五十路を超えてますから夫婦で行くと
シニア割引が効いて一人1100円で観れるんですよね
今回観た作品は「関ケ原」
歴史物、特に戦国時代が好きな僕にとっては見逃せない作品です!
日本の戦国時代の歴史を語る上で最も有名な合戦である関ケ原の合戦は
日本人なら誰でも知ってる話しであり、歴史好きな僕も所謂一般的に言われている
関ケ原の合戦に至った経緯や、戦況、その後の歴史は一応把握しています
この戦、天下分け目の・・・って言われ大筋では「東軍VS西軍」「徳川VS豊臣」という事なんですが
主役を上げるとすれば東軍を指揮した徳川家康と、西軍を指揮した石田三成だと思います
往々にして関ケ原の合戦が描かれる作品では勝者の徳川家康側からの視点で
敗者の石田三成が悪者に描かれる事が多いですが、本作品はただ正義を信じ不器用だが
純粋過ぎる武将として石田三成側からの視点で描かれています
そんな石田三成を演じるのはV6の岡田准一君
僕は個人的にジャニーズのタレントは歌も芝居も下手というイメージがあり
あまり好感を持っていませんが、岡田君は「永遠の0」「軍師官兵衛」などを観ても
演技も上手いと思うし好感が持てますね!
もう一人の主役、徳川家康を演じるのは役所広司さん
う~ん、今年5月の「孤狼の血」の呉ロケで役所さんを何度も拝見しましたから
悪徳刑事の大上章吾のイメージが・・・
広のロケの休息所で一緒にロケ弁も食べましたからね~ 笑!
そんな、役所さん演じる家康は、天下取りを目論み
野望に燃える策士の武将として描かれています
豪華キャストと言えばそうなんですが、あまりにも登場人物が多すぎて
戦国時代に詳しくないと誰が誰の役なのか分かり難いでしょうな~
僕は物語の流れや、セリフから、大体の登場人物が誰かはわかりましたが
中には架空の人物も含まれているから時々???ってなっちゃいました 笑!
「石田三成に過ぎたるものが二つあり、島の左近と佐和山の城」と言われた
光成の家臣であり、右腕だった島左近役の平岳大さん
う~ん、お父さんの平幹二郎さんに似てますな~
豊臣秀吉を演じたのは、やはり「孤狼の血」で広島県警監察官
嵯峨大輔を演じた滝藤賢一さん
呉森沢ホテルで行われた「やっちゃれ会」のパーティーのロケで
エキストラ出演した僕は一応滝藤君とは共演したんですけどね 爆!
伊賀の忍びとして三成に仕える初芽を演じるのは、有村架純ちゃん
京の三条河原で関白、豊臣秀次に仕えた側室や子供が斬首される時になぜか登場し
明らかに孤立状態なのに、刀を振り回し歯向かう勇気にほれ込み
三成は彼女を自分の配下に置くんですよね
しかしなぜか中盤を境に、三成の前からいなくなってしまいます
てか、それでなくとも登場人物が多いのに、こんな架空の人物のおかげで
ますます物語がややこしくなった 笑!
映画作品をブログで紹介する時に、よく「ネタバレ注意」って表記されますが
事、関ケ原の合戦においての大筋のネタである徳川勝利ってのは誰でも知ってる 笑!
本作はもちろん大筋では史実に沿ってるんですが徳川家康率いる東軍が
どうやって勝利したのか、そして、なぜ三成率いる西軍は負けてしまったのか・・・
それに至るまでの熾烈な駆け引きとドラマを脚本的に
どう描いているのかが見どころになってくるんだと思います
で、僕が観た感想では、何度も言ってるように僕は史実に沿った関ケ原の合戦に至る
経緯や、戦況、主だった登場人物を把握してますから物語の流れはわかるんですが
とにかく早口の小声での長セリフの連発で、しかも活舌が悪い
展開される各登場人物の腹の探り合いが聞き取り難くて感情移入し難い
あの映画館の大音量で聞き取り難いんですからね~
こんな感じだったから僕は途中で一度一服に出ましたからね~ 笑!
歴史に詳しくない人は内容を把握するのも難しいかもね~
と、いう事で僕が一番印象に残ったのは迫力ある合戦シーンだった 笑!
正直この作品の見どころがどこなのか、褒める点がどこなのか
一番わかりやすいのはエキストラを大勢使い
大スケールで描いた合戦だったような気がします
母衣をつけた騎馬隊や、槍隊、鉄砲隊、そのたもろもろ芋を洗うかのように
入り乱れる展開は、大掛かりなロケだったんだな~って感じました
「孤狼の血」の夏祭りのシーンも、かなりエキストラの人数も多かったし
大掛かりなロケだったと思いますが時代劇の合戦シーンはスケールが違う
と、そんな所が印象に残った「関ケ原」でしたね!
PS 小早川秀秋役の東出昌大君にちょっと違和感が・・・ 笑!
ジャンジャン!!
「関ケ原」予告編