7月10日月曜日 天気 曇り時々晴れ
さて、先日の月曜日のお休みは午前中にゴルフに行きました
梅雨時という事で気温、湿度とも高かった事が原因だと思いますが
久々にラウンド中に足が攣っちゃいました
ホールアウト前4ホールくらいから足が攣りそうな兆候があったんです
で、最終ホールのティーショットを打った瞬間に右足ふくらはぎに激痛が走り
フィニッシュも取れずに、その場にバタンと倒れ込んでしまった
僕は夏場のゴルフで足が攣る事は珍しい事じゃないんですが
ボールを打つ瞬間に攣ったのは初めてだった
ティーグランドで、あまりの痛さに倒れ込みのたうち回ったのですがそんな僕を見て
嬉しそうに笑みを浮かべスマホで動画を撮ってた悪魔の姿を僕は見逃さなかった
悪魔って誰かって? プレインズのブログの読者にはお馴染みの「奴」ですよ 笑!
足が攣ったのが最終ホールだった事が幸いでしたが、何とかホールアウトして帰宅した僕は
当日午後から予定してた呉ポポロシアターで公開されている映画「花戦さ」を観に行きました
呉ポポロシアターは月曜日がメンズデーという事で入場料が1100円とお得です
まあ、最終公開時間が3時と物凄く早いのがネックなんですけどね
当日館内には僕を含めて3人しかいなかった
大丈夫か、花戦さ!? 笑!
映画「花戦さ」は鬼塚忠さんの同タイトルの小説を映画化した戦国時代劇フィクション作品です
文禄3年(1594年)、池坊専好(いけのぼうせんこう)が豊臣秀吉に前田利家邸で
披露したといわれる「大砂物」(全幅7・2メートル、高さ3・5メートルに及ぶ立花)
そこから生まれた伝説に着想を得て、新たな物語を作り上げたのが
角川書店から発行された鬼塚 忠さんの小説「花戦さ」です
これまであまり知られることのなかった初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情
そして、戦国時代において京都の町衆である六角堂にいる花僧が、彼らの代表者として
時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく、花をもって仇討するこの物語
花を生けることで、戦乱に生きる人々の心を救う
花僧・池坊専好を演じるのは狂言界のトップスター・野村萬斎
萬斎は演じるにあたり、クランクイン前に華道の指導も受け
1つ1つの細かい所作にもこだわる徹底ぶりを見せています
専好と対立する事になる天下人・豊臣秀吉には
歌舞伎界の若き大看板・市川猿之助
ジャンルは違えども同じ日本を代表する伝統芸能の継承者である
萬斎と猿之助が共演するのは、今回が初めてとなります
そして専好と深い友情と信頼を築き、共に美を追い求めた茶人・千利休には、佐藤浩市
さらに織田信長役に中井貴一、前田利家役に佐々木蔵之介という
現在の日本映画界を代表する俳優が参加するという超豪華キャスティングが実現しました
(あらすじ)
十六世紀、戦乱に荒れ果てた京の都に、花を生けることで世の平穏を祈り
人々に生きる希望を与えんとする「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた
やがて織田信長による天下統一を前に、戦国の世も終わりを告げようとする頃
「池坊」の中でもその生ける花がひときわ異彩を放つ池坊専好は信長の所望で
「大砂物」なる大がかりな生け花を披露するため岐阜城へと向かう
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、巨大な松を中央に据えた
大砂物は思わぬ失態を招き、信長の怒りを買う
しかしその時軽妙に事態を取り繕い、専好を救ったのは
信長に仕える若き武将、木下藤吉郎だった
それから十二年、信長は本能寺の変によってすでにこの世を去り
天下はかつての木下藤吉郎、豊臣秀吉の手に委ねられていた
期せずして池坊の執行となった専好だが、その立場ゆえに
迷いながらも自らの奔放な「花」を封印していた
そんなある日、今は豊臣秀吉の茶頭として、利休を名乗る宋易と再会する
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として
互いが目指す「美」の世界を高め合う関係となっていく
専好は利休によって、自らが求める「花」の心をようやくつかみ始めるのだった
しかしやがて悲劇が訪れる
天下を握ってから人が変わったように驕り高ぶる秀吉に対し
諌めるように自らの茶を貫き通そうとした利休が
その頑なさゆえに、秀吉に命じられ、自害に至ったのだ
打ちのめされる専好、さらに悲劇は続いた
秀吉の乱心は嵩じ、罪もない街の者たちまでが次々と命を奪われていく
ついに専好は立ち上がり時の最高権力者太閤秀吉に戦いを挑む
かけがえのない友、利休の仇討のため
彼が手に取ったのは、刃(やいば)ではなく「花」だった
それこそが、専好にしか成しえない「戦さ」であった
と、いう事なんですが史実的に言うと、専好が前田家に出入りして専好の披露した大作を
秀吉が見たという記録は、「文禄三年前田亭御成記」という書物に残っているそうです
作品についても「池坊一代之出来物」と激賞されていることから
素晴らしい出来だったようですね~
ただし、専好が秀吉に対して利休の仇討ちとして花戦さを仕掛けたかどうかまでは
史実の記録からは読み取れないという事です
で、僕が観た感想ですが、これまでにない「華道」という視点で描かれてる
戦国時代というのは、テーマ的には面白いと思いました
戦国時代の話しなのに合戦シーンがないというのも斬新だと思った
しかし物語中盤まで、若干、不穏な空気は感じるが
割と穏やかに話が進んでいたのにあるタイミングから
割と穏やかに話が進んでいたのにあるタイミングから
緊迫感が急に増すというギャップにちょっと面食らいました
しかも時代が飛びまくる 笑!
どうも野村萬斎演さんが演じた池坊専好のキャラもそうですが演出的にも
まるで三谷幸喜さんが描く時代劇みたいなコメディータッチを思わした
まあ全体的には、割と良かったと思うし楽しめましたよ
是非、劇場にてご覧くださいね! ジャンジャン!!
花戦さ ダイジェスト PV 2017