来年5月に公開される映画「孤狼の血」での出演シーンが編集でカットされていなければ
映画デビュー(笑)を飾る事になるウチのゴル子ちゃん
映画のロケ中は、これと言ったトラブルもなく順調に撮影を消化した
まあロケ中においての唯一の不備と言えば
現在ゴル子ちゃんのヘッドライト球がLEDだったという事だ
映画の時代設定は1988年(昭和63年)と言う事で
あの時代はまだLEDは普及しておらず、依って電球の発光色が違う
その辺りも徹底的に拘る当作品は白色に光るヘッドライトのガラスレンズに
オレンジ色のセロファンを貼って電球色に見せる細工が照明班によって施された
ロケを終えてゴルフに行ったある日、ゴルフ場から帰宅してガレージに停めたゴル子ちゃんを
ふと見るとエンジンルームの下からけっこな量の水が滴り落ちているじゃないか
その尋常じゃない水の量に
ー ん? こりゃラジエターか、ウォーターポンプあたりが逝ったか~?
そうなると結構な難修理が予想され高額な部品代・修理代金が
頭にチラつきローな気分に陥る僕 笑!
このまま捨て置くわけにはいかないとソッコーで近所の須田モータースさんに診断に持ち込んだ
水が滴ってる部分からパッと見て修理屋さんも最初はウォーターポンプを疑ったが
車の下に潜り込んで診てもらうと、どうやら原因はラジエターのロアホースの劣化で
ホースが破れているか、穴が開いているのではないかとの診断が下った
で、修理屋さんから正規代理店のヤナセに部品の問い合わせてもらうと
すでに部品は廃盤になっているという事で欠品という返事が来た
最悪の場合破損部分をゴム板やボンドで修理する方法も考えられたが
僕はすぐさま持ってるルートで部品を探索するとホースは簡単に見つかった
部品代も1,620円と、とってもリーズナブル
これがラジエター本体や、ウォーターポンプだったら・・・ 笑!
と、いう事で水漏れは最悪の事態を免れ事なきを得た
それから暫く経ったある日、今度はエアコンに不備が出る
ウチのゴル子ちゃんのエアコンは0~4の風量調節が付いているのだが
なぜか風量「4」の一番強風にダイヤルを合わせると風が止まるようになった
正確に言うと、動く時もあるんですが長くは動かない
風量「1~3」までは正常に動くんですがね~
修理屋さんに相談するとエアコンスイッチが劣化して
接点不良を起してるんじゃないかという診断が出た
と、いう事で今回も独自ルートで部品を調達したのだが
スイッチはVW純正で、お値段7,330円
う~ん、こんなチンケなスイッチ一つが7,330円も
するのかとは思ったが背に腹は代えられない
と、いう事で先日の月曜日に広島に出る用事があったので用事のついでに
ゴル子ちゃんの前オーナーであるヨーちゃんが営むゼペットにゴル子ちゃんを持ち込んだ
結論から先に言うとスイッチの交換はものの5分で終わったが
風量「4」の改善とはならなかった
ヨーちゃんが言うにはゴルフⅠの4速のエアコンのシステムにおいて1~3の風量に関しては
レジスターという部品で12Vを変換してそれぞれの風量のファンの回転数を合わせているらしい
で、4の風量だけレジスターを経由せずに直の12Vが来ているという事らしい
だから4だけ不備があるという事はバラして診断してみないとわからないが
独自配線に不備があるか、ファンや、その他の関連部品に原因があるのではないかという事だ
その原因を突き止めて、部品を探し調達し、修理をするとなると
インパネやコンソールも全部外しての大修理になり部品代も
修理代もそれなりになると考えられるという事だ
と、いう事でヨーちゃんの提案で完全にエアコンが不動になるまでは
取りあえず風量3までで我慢する事にした
まあ風量3でも走行中なら、まあまあの風量は出るし
旧車なんてエアコンやクーラーが無い車両なんてごく当たり前ですもんね
こういった不便さを承知で所有しないと旧車なんて維持できない
どこまで求めるかと言う事はありますが完璧を求めると
フルレストアと言う事で相当な出費を覚悟しなければならない
今後もしエアコンが完全に不動になり最悪の時には、その時に考えればいい・・・
と、自分で自分に言い聞かせた僕でした 笑! ジャンジャン!!