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COOLS40周年トリビュート・アルバム

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10月31日(土)森沢ホテルで行われる呉オールドモータースクラブ主催の
ザ・ドリームナイト”リメンバー昭和”と題されたロックンロールパーティー
 
もう何度もご紹介しているように、このイベントは呉オールドモータースミーティング5周年
日本が生んだロックンロールバンドCOOLSのデビュー40周年を祝うコラボパーティー
 
当日のメインステージを務めて下さるクールスがデビュー40周年という事で
横山剣さん作詞・作曲のシングル「泣きながらツイスト」をリリースした事は先日お伝えした
 
と、言う事なのだが実はシングル以外にも40周年トリビュート・アルバムも同時リリースされたのだ
トリビュート・アルバムとは何ぞや?と、思われる方もいらっしゃるでしょうな~
 
その答えはクールスに所縁のあるミュージシャン達がクールスの曲をカバーした楽曲を
一枚のアルバムに収録したアルバムという事なんですよね
 
 
 
 
 
クールス / 「泣きながらツイスト」※新曲
 
藤井フミヤ / 「シンデレラ」
 
横浜銀蝿 / 「Tバード・クルージング」
 
クレイジーケンバンド / 「恋の炎は燃えて」
 
CONNY / 「シンデレラ・リバティ」
 
キノコホテル / 「薔薇の刺青」
 
Kozzy Iwakawa and B.A.D Allstars /「いかしたグッドモーション」
 
伊集院幸希 / 「Mr.ハーレー・ダビッドソン」
 
Yellow Studs / 「紫のハイウェイ」
 
バンヒロシ / 「バースデイ」
 
輪入道/「CHANCE'S」
 
JABBERLOOP / 「Climax」
 
THE TOKYO / 「ひびわれたグラス」
 
"Ye Crack (チャーリー森田 & 小林ヨシオ)" /「追憶」
 
 
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と、言う事でもちろん僕は購入しましたが
いや~個性的なメンバーが、個性的な曲をチョイスしてますな~
 
中でも僕が個人的に気になったのが 新曲「泣きながらツイスト」の
楽曲提供をされた 元メンバーの横山剣さんがチョイスしてる「恋の炎は燃えて」ですかね~
 
この曲はキングレコード時代の曲で舘ひろしさんがボーカルだった曲ですが
ロックンロールと言うよりも昭和ムード歌謡ってイメージの曲で
いかにも剣さんが好きそうな感じだと思いましたね
 
で、当の横山剣さんはトリビュート・アルバム参加をこのように語っておられます
 
 
クールスの人気が爆発したのはトリオレコード時代
「BE A GOOD BOY」~「THE COOL」の頃だったと思いますが
オートバイ・グループとしての香りを色濃く残すキングレコード時代の
COOLS のヨーロピアンな香りと品格、 過激なまでに洗練されたクールネスは
あの時代の神宮前周辺の磁場と見事に一致し
そこにミラクルの数々が起こるべくして起こったんだと思います。
 
そんな時代の空気感をたっぷり含んだファースト・アルバム「黒のロックンロール」から
作詞:たちひろし、作曲:ジェームス藤木、「恋の炎は燃えて」を選曲させて戴きました。
 
カヴァーというより、コピーというより、モノマネって感じですが
果たして あの時代の空気感を音の中に呼び込めたでしょうか。
 
 
その辺りがとても氣になります。 イイネ!イイネ!イイネ!
 
 
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チェッカーズ藤井フミヤさんが参加しているのも興味深い
とは、言う物のフミヤさんは僕より1学年上の同世代
 
チェッカーズはある意味アイドル路線でデビューしましたがデビュー前の彼らは
相当ヤンチャだったようで同世代にありがちなCAROL・COOLS育ちなんですよね
 
フミヤさんは以前キャロルの楽曲のカヴァーアルバムもリリースされてますからね
 
そんなフミヤさんは今回のトリビュート参加をこのように語っておられます
 
 
 
シンデレラを聞くとティーンエイジャーの頃の思い出が蘇る。
 
思い起こせば不良少年だった青春時代。この曲を何度歌い踊ったことか。
 
COOLSに憧れ、R&Rや50'SやBIKERのスタイルを学んだ。
 
今回のトリビュートアルバムでシンデレラを歌った事を
タイムマシーンに乗って、あの頃の自分に教えてあげたい
 
 
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フミヤさんの気持ち、僕には手に取るようにわかりますよ
 
僕とフミヤさんでは立場や地位は大きく違いますが(笑)僕もクールスで育った者として
今回仲間と共にクールスをプロモートできる幸運を得られた事をタイムマシーンに乗って
中学生だった自分や、17歳の時バイク事故で亡くなった親友に教えてあげたいですよ
 
奴らビックリするでしょうな~! 笑!
 
そんなフミヤさんですが、先日発売された「MUSIC MAGAZINE 9月号(冒頭の画像)」
憧れのクールスムラさんと対談されています
 
 
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僕のルーツでもある福岡県久留米市出身のフミヤさんはアマチュア時代に
2度ほどクールスの九州公演で前座を務めた事があるそうですぞ
 
デビュー前チェッカーズはバリバリのロックンロールバンドだったそうで
アメリカのバンド「シャナナ」を目指しフロントボーカル3人制を採用した
クールスの真似をしてチェッカーズも基本3ボーカルというスタイルにしたそうです
 
意外に思ったのがムラさんはクールスの前身だったマカオ結成前は
当時流行ってた長髪にロンドンブーツってスタイルだったそうだ
 
で、当時勤めてた洋服屋「グラス」にお客さんとして来店した
ジョニー大倉さんのリーゼントに革ジャンってスタイルを見て衝撃を受け切り替えたそうだ
 
ちなみに当時永ちゃんもグラスのお客さんとして知り合ったそうだが
永ちゃんはリーゼントじゃなく長髪だったそうですよ
 
まあこの辺りの事はジョニーも著書で詳しく語ってますがね 笑!
 
 
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と、そんな接点があったムラさんとフミヤさんですがフミヤさんがチェッカーズとして
メジャーデビューしてブレイクした姿を見てムラさんはこう思ったそうです
 
「あ、こいつら金のために転んだなと」 笑!
 
チェッカーズがデビューした1983年頃はリーゼントでロックンロールってスタイルも
そろそろ下火にもなってきてたし、そのスタイルを貫いてたら売れてないと・・・
 
1983年と言えばリーゼントでドゥーワップを歌ってたシャネルズラッツ&スターと改名して
ポップス路線が強くなった頃だし、年末には横浜銀蝿も解散した
 
ブラックキャッツも中村さん、片桐さん、久米兄弟が脱退して全盛時の勢いも失った感がある
 
日本の音楽シーンの時代の変革期だったような気もしますね~
 
 
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しかし何ですな~
 
やはりフミヤさんは僕と同年代だという事で彼のインタビュー記事を読むと
自分の思春期の頃と同じような感覚だったんだって改めて思いますね~
 
ま、フミヤさんや僕に限らず、当時全国の不良少年は皆そうだったんでしょうがね~
例の1975・4・13キャロルの解散コンサートの映像は当時衝撃的だったって言われてる
 
僕も高校一年だった1979年にお金持ちの先輩の家で初めて映像を見ましたが
動くキャロルやクールスを初めて見て物凄い衝撃を受けましたからね~
 
当時は一般家庭にビデオなんてなかった時代だったですからね
 
フミヤさんも
「あれはいたいけな少年にとっては毒で、レイプに近かった」
と、回想されています 笑!
 
と、そんな「あの頃」不良少年・少女のカリスマ的存在だったCOOLS
そんなクールスがにやって来るんです
 
そのライブの主催者の一人である僕も本当に夢のような話で感無量です
 
呉近郊の皆さん!この機会を是非お見逃しないように一緒に楽しみましょうぞ!
と、言う事で今日はこれまで! ジャンジャン!!

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