昨日の記事の続きです
当日のCBミーティングで目に付いたのは空冷６気筒のCBX１０００でしたね～
ホンダCBX１０００の登場は１９７８年で空冷４ストローク４バルブの
DOHC直列６気筒エンジンを搭載するCBX１０００は当時バケモノに見えた
CBX１０００は北米やヨーロッパ市場に向けた輸出専用モデルだったが
当時僕は広にあった畝モータースで現車を見た事があった
当時ホンダは４輪のシビックでも４気筒１２００ｃｃであり
軽自動車３６０ｃｃのライフもまだ現役でいくらでも走っていた
そんな時代に６気筒というバイクは本当にバケモノに見えましたね～
ド迫力の空冷４ストローク４バルブDOHC直列６気筒エンジン
４輪の水冷６気筒ってのは珍しくはありませんが、世界を見渡しても
空冷６気筒というのは、おそらくCBX１０００のみじゃなかろうか？
そんな希少車のCBX１０００が約１０台くらいいただろうか
写真の奥側はCBRですが６気筒のCBX１０００が並ぶ姿は圧巻でしたね！
ホンダが１９６９年に発売したCB７５０Kは時速２００ｋｍを超える性能と
多くのライダーにとって手の届く販売価格を実現し国産大型オートバイが
世界市場を席巻するにいたった歴史的な名車であった
が、DOHCや４バルブなどの技術を搭載した後発他社のオートバイによる追撃にあい
徐々に発売当初のイメージには陰りが見え始めていた
また、１９６０年代は北米市場での要望を中心に輸出車両の開発を行っていたが
１９７０年代に入りヨーロッパと北米のオートバイに対する嗜好は乖離し始めた
そのため、北米向けに作られた車両をヨーロッパ向けにローカライズするだけの
販売戦略ではシェアを失う一方であり、ヨーロッパ市場の要求にこたえる車種を
持たないでいたホンダは先進技術を投入した新たなフラッグシップ
とりわけ需要の高いスポーツモデルの投入が急務となっていた
１９７８年に輸出が開始されたCB900Fに遅れること1年、当時の日本国内での排気量上限に
あわせた７５０ccエンジンを搭載し日本では１９７９年にCB７５０Fが発売された
CB７５０Fは国内オートバイのフラッグシップ的存在となり７５０ccのトップセールスが
月２００台程度の時代に１５００から２０００台もの売り上げを達成する大ヒット車種となった
その高い人気から、漫画「バリバリ伝説」では主人公の愛車としても登場した
と、いう事だが当時は自動二輪免許は「中型二輪に限る」の時代だったから
発売当時高校１年だった僕らの周りでは現実味の薄いバイクだった
エンジン設計やエンジンの特徴は全く違うがヨーピアンスタイルのCB７５０Fの
スタイルデザインはCB４００NホークⅢに似てると思いましたね～
CB７５０K、CB７５０F、CBR１０００、CBX１０００と、いうのが
当日の主だった参加車両だったが変わり種も少々目にした
↑この車両は何だ？ CB１２５？
このナンチャッテCBRのサイドカーのベースはモンキーだと思う
いや～ 僕の知人もモンキーをナンチャッテCB４００FOURにカスタムしてる人がいるが
ここまで仕上げるには、相当の時間とお金と情熱がかかってるんでしょうな～
てか、当日はミドルクラスのホンダの人気車であるCB４００FOURや
CBX４００、CB３５０FOURが意外と少なかった
フォーワン、CBX４００は数台見たけど３５０FOURは見かけませんでしたね～
唯一の４輪はCBにはまったく関係ありませんが（笑）ホンダ繋がりという事なのか
ホンダS８００の姿がありましたね
てか、このS８００のエンジンよりCBX１０００のエンジンの方が大きい！ 笑！
個人的に気になったのは見学組のカワサキSS７５０の
輸出専用モデルとなったH2Bでしたね～
カワサキのフラッグシップだったSS７５０もZⅡの登場でその役割を終え
時代は２ストから、４ストへと移行していった時代になった
SS７５０は１９７３年のH２Aで国内販売は僅か２年で終了したが
２スト人気がまだまだ高かった欧米にはH２B、H2Cが継続された
スタイルデザインが大幅に変更されたH２B以降のSS７５０は
後に名称変更になるKHに似てる事からKH７５０と言われる事もある
このH2Bのオーナーさんはプレインズのブログをご愛読下さってるみたいで
当日話しかけられたという事で話に花が咲きましたね
是非今年の呉オールドモータースミーティングにご来場いただきたいですね！
と、いう事でCBミーティングを後にした僕たちは戸河内で
昼食を食べて帰宅の途に就きました
と、いう事なんですが今はCB７５０K１に乗ってる僕ですが
僕のCBのルーツは高校時代の愛車だったフォーワンです
中学生の時に見たバイク雑誌でフォーワンを見て必ず買うと決めて
高校生になりバイトに精を出して手に入れたフォーワン
呉への帰り道に友人MORIのフォーワンに乗せてもらった
MORIとは高校のクラスメイトで当時揃いのフォーワンで一緒に走った仲だ
フォーワンに跨りメーター回りのデザインに目をやると懐かしさを感じる
しかし、ナナハンに慣れた現在ではとても車格も小さく感じるしパワー不足も感じる
大型バイクの出足の加速に付いて行こうと思ったらタコメーターの針がレッドゾーンに入る 笑！
まあポテンシャルをフルに使って走れる事もフォーワンの魅力なんですけどね！
ジャンジャン！！