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新旧トライアンフ

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イメージ 1
 
食事を終え広島市内まで帰ってきた僕達は、ウチのVW GOLFⅠカブリオの掛かりつけである
Zepetに立ち寄りYO-ちゃんに顔見せに行きました
 
YO-ちゃんも元は呉の人間だから同世代の後輩のグッチや先輩のK君とも当然知り合いです
呉・広島と近くに住んでいながら彼らは顔を合わすのは超久しぶりだったようです
 
昔の仲間もこの歳にもなれば何か共通の趣味でもなければ疎遠になってる事も多いですからね~
こうして乗り物を通じて縁が広がれば懐かしい顔にも出会えるって事ですよね!
 
呉への帰り道の途中、洋服・雑貨・ヴィンテージヘルメットの店「ルースター」に立ち寄りました
ここのオーナーもバイク仲間で繋がっており、ウチの長男もお世話になっている
 
で、ルースターのオーナ^-の愛車の一つがこれ、ヴィンテージのトライアンフT100です
 
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イメージ 2
 
トライアンフとしてのモーターサイクルが世に登場したのが1902年
あのハーレーダビッドソンよりも一年早いのです
 
かつて日本の国産メーカーが海外メーカーを追いかけていた時代
トライアンフは当時特別な存在として輝きを放っていた
 
その中でも特別なモデルそれが「Bonneville(ボンネビル)」という存在だった
 
当時「世界最速」と言われてたトライアンフのフラッグシップだった
650cc4サイクルバーチカルツインボンネビル
 
日本のKAWASAKIが世界最速という目標を達成するためのマッハⅢを開発する上で
どうしても越えなければいけなかったのが英国のトライアンフだったのです
 
その後様々なライバルメーカーとの熾烈な競争を繰り広げてきたトライアンフでしたが
1983年に惜しまれながらも生産工場が閉鎖
 
その歴史に終止符が打たれた……かに思えた2年後の1985年
実業家ジョン・ブローア氏の手により復活、トライアンフは息を吹き返しました
 
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イメージ 3
 
↑のトライアンフはT120ボンネビルの弟分の500cc T100というモデルだそうです
確か1968年式のアメリカ輸出モデルだって言ってたっけな~
 
当時のトライアンフを超える為に作られたKAWASAKI MACHⅢ2サイクル3気筒という
まったく違ったエンジン構造になりましたが、KAWASAKIがメグロ製作所を吸収合併して
製作したKAWASAKI W1はまさにトライアンフによく似てますよね
 
僕は英国車に関しては鬼のように詳しい訳ではありませんが
映画「乱暴者」マーロン・ブランドが乗ってたのもトライアンフだった事は間違いありません
 
当時のバイク好きのハリウッド俳優もトラ愛好者は多く
スティーブ・マックイーンジェームス・ディーンもトラに乗ってた事は有名です
 
1960年代イギリスで深夜のエースカフェにタムロして大型バイクを乗り回していた
ロッカーズと言われる若者たちにもトラは当然支持されていた
 
当時日本でトラに乗れる人は限られたお金持ちだけだったんでしょうが
今でも英車好きやロッカーズ好きな人には憧れのモデルなんだと思いますよ
 
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こちらは1985年に生産がストップした旧ボンネビルが21世紀に甦ったモダンクラシックBonneville T100
2001年から生産が始まり旧Bonnevilleの名を受け継ぐにふさわしい風格とフィーリングを持っています
 
このバイクは先輩のK君の愛車の一つである800cc、新ボンネビルT100です
 
ロッカーズをこよなく愛する先輩はカフェレーサードカティベベルも所有されてますが
さすがに50歳半ばにもなればセパハンバックステップのライディングポジションは辛い
 
それは尾崎さんも一緒で大型バイクの免許を取って初めて手に入れたのは
若い頃からの憧れだったカフェレーサーのドカディ900SSだったが
さすがにルックスは最高にカッコいいけどツーリングには不向きだって事を悟った
 
もちろん僕もカフェスタイルは大好きだし若い頃はYAMAHA SR400をカフェにして乗ってましたが
若かったその当時ですらツーリングに行くと嫌になってましたからね~ 笑!
 
そりゃ今でもレースに出るならノートン マンクスとかMVアグスタ 750Sとかに乗りたいですよ
でも2泊3日でツーリングに行くならノートンもアグスタも勘弁ですぞ 
 
若い時は「何事も経験」だから例えばハコスカに2・8リッターを積んで3・2リッターフルチューンして
ソレックスの50Φ組んで強化クラッチ付けて燃費リッター2~3で走るのも良いと思う
 
でもそのマシーンを普段の街乗り車にしてもポテンシャルを持て余すし運転もしにくい
しかもリッター2~3の世界だったら僕のお小遣いではガソリン代も出ない 笑!
 
まあ趣味や価値観は人それぞれだけどTPOは大事だと思いますよ
 
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と、言う事で先輩も普段の街乗りや家族サービスの為にトラを購入された
 
もちろん旧車のトラも魅力的ですが先輩は使用目的のTPOを考えて
あえて現行車にしたんだと思いますよ
 
これならほぼノントラブルのメンテナンスフリーで気を使う事もなく乗れますからね
国産のKAWASAKI W800じゃなくトラにしたのも英国好きの先輩の拘りは伺えますね
 
「いや~ 快適じゃわい やっぱりカフェのオーナーはセカンドバイクがないとの~・・・」
って言われておりましたぞ 笑!
 
てか、僕の愛車のKAWASAKI SS750 MACHⅢ
本当はロングツーリング向きのバイクじゃないとは思いますがね~ 笑!
 
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そういう観点で言ったらウチのBSA GORDEN FRASH君も
ロングツーリングに連れ出すのはちょっとしんどいかな~
 
チョイ乗りで乗り味を楽しむバイクなんだと思いますよ
 
何たってもうすぐ還暦を迎える年齢ですからね! 笑! ジャンジャン!!

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