日本の女性はなるべく顔を小さく見せたいと思うものですが昔から
「八頭身美人」という言葉もあるように全身のバランスのよさは
頭の大きさを基準にしてイメージされます
もちろん頭も顔も生まれ持っての骨格のサイズがあるので物理的に言うと
小さくするには整形外科での大手術が必要になります
しかし顔であればメイクで上手くハイライトやシャドーを入れる事で
視覚的に顔を小さく見せる事は可能です
それは頭にも言える事で髪のシルエットを「ひし形」「ダイヤモンド型」にすると
バランスが取れて視覚的に頭が小さく見えるのです
ひし形シルエットにするには、いくつかのポイントがあります
① トップにボリュームをもたせ高さを出す
② 頭のハチまわりのボリュームを抑える
③ 耳あたりにウエイトをもってくる
④ 耳より下の毛を絞る
こうする事で、どんな人でもバランスが取れたひし形シルエットになるのです
では、ひし形シルエットじゃないAラインのオーソドックスなワンレングスのボブや
ボブにパーマをかけて横広がりになるウエーブヘアーはダメなのか?
決してダメという事ではなく、あくまでどう見せたいのかという事が重要で
無難にバランスが取れて頭が小さく見えるにはベターな選択だという事です
①のトップにボリュームを出し高さを出すにはハッキリ分け目を見せない事が重要です
分け目が見えるということは地肌が見えるという事ですから
一番ボリュームがない状態ですからね
分け目を見せると貧相な印象になりやすく、よって老けて見えがちです
前髪を深く取ってレイヤーを入れるデザインを選択する事がベターですが
強い分け癖が付いてる人はそれでも分け目が出でしまいます
シャンプー後のドライの時になるべく分け目が付かないように
分け目付近の毛の根元を起こすようにしてドライヤーで乾かしてください
それでも分かれるようなら分け目をジグザグにしたり分け目付近の
左右の毛を少しだけつまんで逆サイドに入れ替えるのです
ヘアワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使えばより効果的です
③の耳あたりにウエイトを持ってくると言うのも、まずはカットデザインありきですが
内側の髪を耳にかけて外側の髪を被せると広がって見えます
と、いう事ですが兎にも角にもシルエットを整えるには先ずは毛の根元を起こし
髪が自由に動くようにしておくという事が大前提です
だからこそシャンプーの後はドライヤーの熱風を髪の根元に入れながら
根元を起こすように乾かしてやる事が大事なのです
自然乾燥された髪は地肌に張り付いて乾くので髪に動きやボリュームが出難いですからね
先ずは大きく膨らましておいてスタイリング剤などを使いバランスを見ながら
部分部分をボリュームダウンさせる方がシルエットを作りやすい
根元を起こさずタイトにしておいて部分部分をボリュームアップさせるのは
スタイリングも難しいし自然な仕上がりになり難いんですよ! ジャンジャン!!