１１月７日月曜日 天気 晴れ 小潮 干潮８時半 満潮１５時半
さてさて、今年春に６３㎝、７１㎝と真鯛家の御大将クラスを仕留めた某（それがし）であるが
季節は秋という事で敵の動向を探りに６月以来久々に戦に赴いたでござる
真夏は暑いしエサ取りも多い、しかも夜釣りが苦手な某 笑！
某は昨年から本格的に波止から真鯛家を狙って戦に赴くようになったが
昨年秋は戦に出かける事は一度もなかった
と、言うのも某の勝手な思い込みで本来大型真鯛家は水深のある深みに潜んでおり
春は乗っ込みで浅瀬まで出て来るが、秋は船釣りのタイラバならいざ知らず
波止からフカセ釣りで狙うのは無理だと思っていた
某が放ってる喇叭（らっぱ）からの情報では今年の呉近海の秋のチヌ家はイマイチだが
タイラバでの真鯛家は好調だという事で、もしやと思ったのでござる
小手調べと撒餌さを打って海中を見るとエサ取りの小魚が乱舞している
刺し得さを付けて流してみるとあっという間に刺し得さがかすめ取られる
海育ちの某の見立てでは陸地は秋でだいぶ寒くなったが海はまだ夏の海の様相だ
ー これは案外苦戦するかも・・・
と、思いながら手返しを繰り返していると道糸が走った
軽く合わせを入れると竿を締め込み、ゴツゴツと頭を振る鯛類特有の手応えが・・・
しかし一度目の締め込みが過ぎるとぜんぜん手応えがない
ー 赤か黒かわからんけど小まいのぉ～・・・
で、上がってきたのは赤い真鯛家だったが案の定手の平サイズの小童だ
まあサイズに不満は残るが鯛は鯛だ
「さあ！かかって来い、敵の御大将！」 笑！
そうこうしてると、どこぞやの武士（もののふ）が二人現れた
一人の武士はアミエビを使ったカゴ釣り天秤で五目狙いのようだ
もう一人はルアーでアジを狙うと言っていた
この波止で月曜日に初めて見る顔だった
そうこうしてると例のタコ壺漁師が現れた
「あんた久しぶりじゃないの！」
「御無沙汰です、秋になったけん、どうかと思うて来てみたんですよ」
「１０月頃割と大きな鯛を釣った人がおったよ」
「マジですか？秋でもおるんですね～！」
尾崎さん家へのお土産
小真鯛✕１２ ギザミ✕２
と、いう事だったが結論から言うと数はまあまあ出たけど型が小まい、小ま過ぎる 笑！
しかも外道がギザミ家という事でマジでまだ夏の海だ
まあ数が出たから退屈はしませんでしたけどね 笑！
てか、これだけ仕留めたのにチヌ家がまったく当たらないのは意外でござったな～
ま、これで秋でも真鯛家が出没する事が確認出来たから
敵の御大将の首を狙わなければいけないが
残念な事に今月１１月の月曜日はすでに全て予定で埋まってる
と、いう事で次の戦は１２月という事になりそうでござる！ ジャンジャン！！
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