本格的に呉近郊の波止や磯から真鯛をフカセで狙い始めて約10ヶ月
この度釣り上げた63cmと言うのは真鯛師からすると超大物とは言えないだろうが
僕にとっては自己記録更新という自己満足の気持ちは確かにある
と、言う事で自分の戦果の記録として昨年の自己記録のチヌ同様に魚拓を取る事にした
通常なら行き付けの海岸にある佐々木釣具か自分で魚拓を取るのだが
この後の予定を考え呉への帰り道になる警固屋の釣具店「point」に魚を持ち込んだ
釣具店さんの希望で店のHPや店内での釣り情報のコーナーに
出させてほしいという事で記念撮影も行いました
その写真が記事冒頭の写真です
釣具屋さんのHP記事
どうやら若い店員さんが魚拓を取ってくれるらしい
先ずは魚を塩揉みして真水で洗いヌメリを取り除きます
ティッシュで水分をよく拭き取ります
特に体液が出やすいエラの部分と肛門は念入りに拭き取ります
魚拓は墨の濃淡が大事です
魚体全部に墨を塗ると味気ない魚拓になってしまうから要注意です
今回は真鯛と言う事で黒い墨ではなく赤い墨を使用します
先ずは色を濃くする体高の上の部分と頭部、各ヒレを塗ります
腹部は墨に水を含ませて薄く塗る事がポイントです
目の部分には墨を塗りません
直接法の記録魚拓は絵柄が反転するので出来上がりの頭が
左に来るように魚の右側に墨を塗るのが定説です
しかも出来れば頭の方が少し下がるように斜めに取る事もポイントです
墨を塗った魚に魚拓紙を被せて丁寧に指で輪郭を抑えていき
各ヒレは魚拓紙を捲りながらヒレを広げて写し取っていきます
取りあえず3枚ほど魚拓を取り出来の良い物を選びます
魚拓がよく乾いたら目を入れ魚名や記録事項を書きます
魚拓は日本の文化でもありますから文字はなるべく漢字を使い
西暦よりも年号で日付を入れるのがベターです
しかし長さの「cm」や重さの「g」の記号を漢字で入れてもらったのは初めてでしたね~
と、言う事で魚拓は完成しました
出来れば次回は70cmオーバーを魚拓したいと思います
と、言う事で今日はこれまで! ジャンジャン!!