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熟年夫婦の旅 <1> 男命イカ

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イメージ 1
 
7月19日日曜日 天気 雨のち曇り時々晴れ
 
「旨いイカが喰いたい・・・」
 
今年のGW次男を訪ねて北九州に行く途中、僕達家族は山口県北部の角島に立ち寄り
「夢岬」というお食事処で歯ごたえがあり甘みが強いのが特徴である
「特牛(こっとい)イカ」という下関北浦辺りで水揚げされるブランドイカをいただいた
 
が、実を言うと僕が当日本当に食べたかったイカは角島の「それ」ではなかったんですよね
 
しかし僕が本当に食べたかった「それ」は5月初旬はまだハシリと言う事もあり
水揚げが不安定で出発前日に確認した所水揚げがないとの事だったのだ
 
と、言う事で満を持して先日の第3日曜日のお休みに
大明神様を伴い本命の「それ」を食べに行って来ましたぞ!
 
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そのイカは山口県益田のちょうど中間に位置する「須佐」とい所にあります
 
早朝8時、小雨の降る呉を出て廿日市から山陽道に入り徳山東インターで下りて2号線に入り
更に315号線を北上して目的地を目指します
 
僕の予想では10時半過ぎには到着する予定でしたが
いつもの如く大明神様の化け時間が手間取り(笑)7時半の出発が約30分遅れた事と
思ったより315号線からが時間がかかった
 
と、言う事で目的地に到着したのが予定より1時間遅い11時半頃だった
 
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ここが当日の目的地である漁師直送の店「梅乃葉」というダイニングレストランです
 
 
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梅乃葉さんの開店時間は11時
だから僕は10時半過ぎの到着を目指していたんです
 
開店時間に、たった30分遅れただけでご覧の通り長蛇の列が出来ていました
まあ3連休の中日と言う事もあったんでしょうがね~
 
受付表に名前を記入した時点で14組待ち
 
ーう~ん いったいどれくらい待つんだろう・・・
 
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店の裏には生け簀があり、たくさんのイカが泳いでいます
 
このイカは地元「須佐」で水揚げされたケンサキイカですがケンサキイカは
九州長崎沖から山陰西部までの日本海東シナ海海域で主に獲れる高級食材です
 
厚みでありながら身はやわらかく甘みがある事から
日本で獲れるイカの中では最高級品と言われています
 
須佐で獲れるケンサキイカは須佐の地名の由来とも云われている
「須佐之男命(スサノオノミコト)」の伝説にちなんで「男命イカ(みこといか)」
と名付けられているそうです
 
 
 
40分くらい待ってやっと店内に案内された僕達夫婦
 
もちろんオーダーは梅乃葉さん自慢の「活イカ定食 2300円税込」
 
その活男命イカがこれだ!!
 
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まずは国産イカの最高級ブランド「男命イカ」の雄姿
 
つい先ほどまで元気に水槽の中を泳いでいたんですぞ!
だから盛り付けられた男命イカはまだ動いています
 
須佐男命イカと呼んでいるケンサキイカは甘みが特徴でもあり
肉魚のように熟成されたものでなく本来持っている旨味が凄いんです
 
肉、魚は死後、熟成させるとアミノ酸の活性化が起こり旨味要素が増しますがイカはそれがありません
つまり活きてる時点が最上の旨味を持っているのです
 
イカはアシが早く腐りやすいため死んだイカを食べてる方にはイカとは通常
「臭うもの」「食感がぐにゅっとしたゴムのようなもの」と思われているかもしれません
 
活イカの味とは活きて張りのある状態のまま食べる本物の味のことです
 
イメージ 7
 
活イカと言う事で身は透明で透き通っている
イカの下に敷かれている大根のツマが透けて見えます
 
さ~て! それでは実食してみましょうかね~~!!
 
う~ん コリコリのプリプリで甘くて超美味い!! 
幸せだな~~!! 笑!
 
で、写真をよ~く見て下さい
 
手前の僕の男命イカはエンペラと言われる三角のヒレの部分と
ゲソと言われる足の部分も付いていますが大明神様のイカは、その部分がありません
 
ゲソはそのままハサミで切り取って醤油につけて食べると「踊り食い」が出来ますが
高級食材の男命イカを一つの食べ方で食べるのも、ちょっともったいない
 
と言う事で・・・
 
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大明神様のエンペラとゲソは天ぷらにしていただきました
 
天ぷらのツユに付けて食べるのも良いですが僕は断然イカ天が好みです
と、言う事で梅乃葉さん特製の天然塩でいただきました
 
う~ん 超美味い!!
 
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で、僕のエンペラとゲソは炭火で焼いて「浜焼き」にして食べました
これも天然塩で食べたのですが・・・ もう説明する必要もありませんよね! 笑!
 
 
 
僕のブログをいつもご覧になって頂いている方はよく御存じだと思いますが
僕はツーリングや家族旅行で訪れた地で美味しいと言われる物
食べる事を旅の目的の一つにしています
 
旅の記事では「不味い」とは書けませんが中にはビミョウな料理があった事も確かです
しかし確かに美味いと思った物も数多くある
 
その中で僕の記憶に特に残ってる物で「3大美味い物」を上げるとしたら
「高知のカツオの塩タタキ」「愛媛三津浜の鯛やの鯛めし」と、
今回の「山口須佐の男命イカ」だと思います!
 
それくらい須佐の梅乃葉さんの男命イカは美味かった!!
 
梅乃葉さんに聞くと男命イカの旬は5月中旬くらいから10月くらいまでだそうですぞ
僕の味覚を信じる方は是非期間中に訪れてみて下さい
 
ちなみに活イカ電話予約が出来ますが席に関しては予約は出来ません
行ったはいいが活イカがないではシャレになりませんからご注意くださいね!
 
イメージ 10
 
と、言う事で出発前に降っていた雨も大明神様という天女ご利益もあり
すっかり上がって晴れ間も出てきました
 
これは5月の家族旅行のパターンと一緒ですな~
やはり大明神様は幸運の女神なのか・・・?! 笑!
 
と言う事でゴル子ちゃんもを開けてオープンにします
 
てか、当日の予定は本来なら万凛ちゃんも同行する予定だったんですよね~
 
しかし万凛ちゃんは8月に行われる吹奏楽部コンクールの練習があると・・・
父親としてはとても残念でしたが、まあ夫婦水入らずも楽しいかなと・・・ 笑!
 
と、言う事でせっかくなので近くを観光しようと僕達は次の目的地へと向かいます
 
今日はこれまで!ジャンジャン!!

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