昨今「排ガス問題」で世界中を騒がせたフォルクスワーゲン社ですがVWゴルフは1974年の登場から
その優れた機能的なデザイン、運転のしやすさ、高い走行性能など初代発売以来
約40年にわたって世界中のベーシックカーの基準、ベンチマークとして高く評価されていました
ゴルフ登場以前のVWの主力だったビートルが空冷エンジンの
RR(リヤエンジン・リヤタイヤ駆動)だったのに対して、初代ゴルフには水冷エンジンの
FF(フロントエンジン・フロントタイヤ駆動)とドラスティックに変わりました
ジウジアーロ氏によるデザインというのも有名なエピソードです
我が国における輸入外国車NO1とテレビCMでもやってたんですがね~・・・
こうして現在までの歴代モデルを比べてみると1991年に発売されたゴルフⅢから
丸目ライトが廃止されるなど外観が大きく変化した事がわかりますね
昭和38年生まれの僕の世代が18歳になり車の免許を取得できるようになった1981年は
まだゴルフⅠの時代でしたが、当時の円相場の関係や安月給の若造だった事もあり
ベーシックカーのゴルフでも・・・て、言うか外車は高根の花だった
その後20歳になった1983年にゴルフⅡが出た関係でゴルフⅠの中古相場が下がり
ようやく何とかゴルフⅠあたりが手が出せるという領域になったんですよね
現代でこそ外車と言っても別段驚きもしないし何でもない事ですが
当時は外車を所有する事は一種のステータスという風潮があった
ベンツやBMWに乗ってる人は超金持ちか成功者ってイメージがありましたからね~
それがバブル全盛の時代になるとステータスだった高級外車も街に溢れ
BMWの3シリーズなんて六本木カローラと揶揄されるようななった
ホント、あの時代は世の中が狂ってましたな~ 笑!
これはゴルフに限った話じゃありませんが、今やネオクラッシックと言われる
1980年代やそれ以前の車は本当に小さく見える、てか、小さいですよね
当時大きく見えたトヨタのクラウンや日産のセドリック、ローレル辺りでも
今見ると「こんなに小さかったっけ?」って感じます
まあそれはバイクにも言える事で僕が高校時代に乗っていた
HONDA CB400FOURなんて今見ると現代の125ccクラスにも見える 笑!
当時新発売されたKAWASAKI Z400FXも当時は超大きく見えましたが
今見ると凄く小さく感じます
それだけ車にしてもバイクにしても現代では大型化したという事でしょうね
たぶん左は現行のゴルフⅦだと思いますがこんなに大きさが違うんですよ
ウチのゴルフⅠカブリオなんて現行軽自動車と比べても
どっちが大きいんじゃろう?って思うくらいですからね~
排ガス問題に加え新たにCO2排出量でも不正があったとして
各国での対応に追われるフォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンは信用回復の為当初2019年に投入する予定だった
新型ゴルフⅧを今年中に発売するという噂もあります
フォルクスワーゲンの礎を築いたゴルフが信頼回復のための切り札となるか・・・
と、言う事なんですがNEWゴルフは益々顔が怖い印象になってますな~ 笑!
昨今多いキャッツアイのサングラスかけたような睨みを効かせたヤンキー顔ってどうなんだろう・・・?
個人的には原点回帰という事で愛嬌のある丸目に戻した方が
イメージが良いように思うんですがね~
てか、どの国の、どのメーカーの車の顔も同じに見える
ま、大きなお世話ですけどね! 笑! ジャンジャン!!
おまけ
と、言うように起死回生を目論むフォルクスワーゲンはこんな車の販売構想もあるみたいです
ワーゲン空冷時代にワーゲンバスというニックネームで親しまれたタイプⅡ
そのフォルクスワーゲンのワーゲンバス(タイプⅡ)が新型となって復活すると発表されました
価格は日本円で310~403万円程度になるようですが日本では取り扱われない可能性が高いので
日本で乗るには正規代理店を通さない並行輸入しかないと思われるそうです
みなさんはどう思います? 僕は・・・・・・・・・・・・・ 笑!