現在僕は通勤の足としてヴェスパ125GTRとホンダ モンキーA型を交代で乗っている
ホンダモンキーはもともと1961年(昭和36年)に公園の遊具として開発されたバイクだ
その後1967年(昭和42年)に国内向けとしてモンキーM型が市販された
ウチのモンキーは1969年(昭和44年)式A型でスプリングサスのない所謂リジットってモンキーだ
本来モンキーのエンジンは50ccでありシフト方式はロータリー3速という構造だが
ウチのモンキーはエンジンを75ccエンジンに積み替え5速のクロスミッションが入っている
という事で当然モンキーは小型二輪として黄色ナンバーを取得している
てか、この時代のモンキーは あまりにも非力故、現在の道路事情を考えたら
ノーマルで乗る方が却って危険だと個人的には思うんですがね~
と、そんなウチのモンキーですが先日僕はあわやの大惨事というトラブルに見舞われた
いつもと変わらない朝、僕は出勤するためにモンキーに乗り家を出た
いつもの通勤路を通り僕は本通り5丁目の交差点を右折した
右折を終えた僕は直進に入りバイクを加速しようとした、その時・・・
ギャイン!と音がした瞬間急に後輪がロックした
不意を突かれた僕は転倒しそうになる体制を何とか堪えクラッチを切って足を付いた
しかし後輪がロック状態になってるモンキーはウンともスンとも動かない
後ろから来る車がクランクションを鳴らす、僕は急いで後輪を持ち上げ抱えて路肩に寄せた
ーいや~ ビックリしたのぉ~ いったい何がどうなったんじゃ・・・?
ブレーキが効きっ放しになったのかと思いチェックしてみるとそうじゃない
ーこりゃエンジンが焼き付きを起こしたか、ミッションが逝ったか・・・?
原因はわからないが僕も出勤途中という事で時間がない
どうするか思案した結果僕はモンキーを押して現場から250mくらい離れた
近所の中村商会へと持ち込んだ
後輪が回らないモンキーはいくら車体車重が軽いとはいえ超重かったですぞ! 笑!
事情を話すと中村商会のお兄ちゃんもミッショントラブルじゃないかと言う見解だった
もしミッショントラブルだったらエンジンを下ろす必要があるので
最低でも福澤諭吉先生が4~5人はいりますが、どうしますかという事だった
ーう~ん 恵方巻き食べながらあれだけお願いしたのに
恵方巻きの恩恵は嘘なのか・・・ 爆!
僕は取りあえず即決を避け、モンキーを中村商会に置いて家に帰りヴェスパに乗り換えて出勤した
ー福澤先生4~5人か~ 最近物入りが続くしヴェスパもあるし
尾崎が暇な時に直してもらうか・・・
結局どうするか決まらないままお昼になった、そうこうしてると中村商会から電話が入る
「あれからちょっと診てみるとどうも・・・」
「えっ、そうだったんですか?! じゃあお願いします」
どうやら原因はリヤスプロケットのネジが1本緩んで外れかかってたのが
スイングアームに干渉してひん曲がりそのままスイングアームとスプロケットの間に挟まり
固着してロック状態になったって事だった
と、言う事で結局修理代は樋口一葉さんお一人だった、ラッキー!ん? 笑!
てか、それくらいの修理だったら自分でも出来たな~
しかし以てネジ1本で本当にあわやの大惨事になる所だった
右折して減速から直線の立ち上がりだったから、まだよかったが
あれが直線のトップスピードに乗ってた時だったらと考えたらゾッとしますぞ
ウチのモンキーって70~80kmくらいは出ますからね~
一昨年の秋のツーリングでマッハのスイングアームのピボットボルトが緩んでて
あわや・・・ってのがありましたが、まさかモンキーが・・・
完全にモンキーをナメてましたね~ 笑!
てか、笑!って言ってる場合じゃない、反省しないといけませんね! ジャンジャン!!