先日約10年使った店のCDプレーヤーがぶっ壊れた
CDの再生をしなくなった、要は読み込みしなくなったのだ
現代においてはどうなのか知らないが昔は電化製品の寿命は10年と言われていた
しかも店で使う電化製品は毎日使う物だしCDプレーヤーなんて1日10時間フルに稼働している
昨今の音響システムは一部の音響マニアが使う高級品でもなければ
安価な物でもそこそこの性能を持っている
ウチは狭い店だし美容室だからBGMも高音量でガンガン流す訳ではない
最低限の音質と音量さえあれば事足りる
まあ音質と言う部分においてはスピーカーの性能に大きく左右されるが
これくらいで十分だろうという事でONKYOのCRーN765というモデルを購入した
メーカー希望価格は47800円という事だったがネットで探して
広島市のショップで送料込の34000円程で購入する事が出来た
商品レビューを読むと、このモデルは生活オーディオと本格オーディオの
中間くらいの性能だって書いてあった
説明書を読むといろんな機能があるようだが店で使う機能は再生とリピートくらいだ
だから多機能や高性能って事よりも僕的には耐久性の方が重要なんですよね
現在の店に移転したのが平成17年だから旧CDプレーヤーは10年前に買った物だった
移転前の旧店舗は坪数も広く1・2階フロアを合わせて約45坪もあったから
音響システムもそれなりの物を揃えていた
取り分けスピーカーはJBLの当時の最高級品を使っていたが今の店は8坪だから
スピーカー本体も大き過ぎるという事で今でもJBLのスピーカーは家の倉庫で眠ってる 笑!
ぶっ壊れた旧CDプレーヤーはMDも付いていたが特に必要な物でもない
昨今はお店で流すBGMもアイポットやスマホから音源を飛ばす時代だという事だが
未だにガラケイを愛用してるほどデジタルに疎い僕には面倒くさいように思えるんですよね 笑!
それにしても僕が子供だった1970年代から思えば音響システムも大きく変わりましたな~
僕が子供だった1970年代初頭において個人で自由に音を出す物ってのはレコードだけだった
ラジオから流れる音楽は自分で選べるわけではないしカセットテープの登場はもう少し後の時代の事だ
当時お金持ちの家にはステレオって物がありましたがウチにはそんな高価な物はなかった
ウチにあったのは↑のようなレコードプレーヤーだった
よく覚えていないがウチで親父や母がレコードを聴いてた記憶がないし
親のレコードも見た事なかったのでプレーヤーは僕のために買ってくれたんだと思う
最初は当時漫画などの付録で付いていたソノシート(ビニール製のレコード)を聴いていた
僕の記憶では僕が最初に買ったレコードは1973年にリリースされた
フィンガー5のEP「個人授業」だったような気がします
忘れもしない同年にリリースされたフィンガー5のファーストアルバムを
当時のクラスメイトの女の子に借りたんですよ
その時彼女が言った言葉
「山下君ステレオ持ってないんじゃろう? プレーヤーでレコードに傷つけんとってよ・・・」
彼女には歳が離れたお兄さんがいたから立派なステレオが家にあるって事は知っていた
フィンガー5のアルバムが彼女の物だったのか、お兄さんの物だったのかはわからない
僕は彼女の言ったこの言葉を今でも覚えているくらいだったから
当時小学校4年生だった僕は少なからず彼女の言葉に傷ついたんだと思う
今考えてみればステレオではレコードに傷がつかずプレーヤーだったら傷がつくって理論はおかしい
レコードに傷を付けるのはレコード針で、針はステレオもプレーヤーも似たような物であり
肝心なのはレコード針の摩耗具合とレコードの取り扱いだ 笑!
1976年(昭和51年)、中学入学祝いに当時、広にあった「豊電気」で僕は念願のステレオを買ってもらった
そのステレオは当時主流になってたコンポーネントステレオでメーカーはTRIOだった
トリオは当時クールスが所属してた音響メーカーで
後にKENWOODと名を替えたが今はどうなってるのか知らない
写真のステレオはPC内の画像を拾った物だが僕が買ってもらったコンポーネントステレオも
縦型でレコードプレーヤー・チューナー・アンプ・カセットデッキというシステムだった
これらは今でもバラバラにされてスピーカーと共に実家の物置に収容されている
まあ今から39年前の電化製品だから作動するかどうかはわかりませんがね~
この時買ったコンポーネントステレオは僕がお金を出したわけじゃないから
いくらだったのかは覚えていませんが当時コンポーネントステレオは
高価な電化製品だったと思いますよ
そう考えたら現代は安価な物でも性能的にも事足りる物が多いですよね!ジャンジャン!!