子供の頃に怪獣や怪人をやっつける特撮ヒーローが大好きだった
僕は1963年(昭和38年)生まれだが、おそらく僕らの世代が怪獣や怪人を
ヒーローがやっつけるストーリーの特撮テレビ番組草創期世代じゃなかろうか
それまでは映画のゴジラやガメラなどの特撮はあったがそれらは怪獣自体が主人公だった
怪獣をやっつけるヒーローと言えばウルトラマンが最もメジャーだろう
しかし僕の古い記憶ではマグマ大使も同時期だったような気がする
ウルトラマンに比べるとマグマ大使の方が特撮が見劣りしてたようなイメージがある
で、どっちが先だったのか調べてみると、どちらも1966年(昭和41年)に
放送が開始されているが、マグマ大使が7月4日、ウルトラマンが7月17日と言う事で
マグマ大使の方が13日先に始まったみたいだ
ウルトラマンがスタイリッシュだったのに比べマグマ大使は寸胴で
更には金髪ロン毛の髪の毛?まで生えてるから(笑)ちょっと見劣りした
皆さんもよくご存じのようにウルトラマンは円谷プロが制作監修している
対してマグマ大使は手塚治虫さんの原作漫画を実写化したもので
特撮に関しては円谷英二さんの弟子が担当したらしい
TBS系のウルトラシリーズに対抗するためにフジテレビが実写化したのだが
マグマ大使の特徴としては実写とアニメが合成されてるという事だろう
当時としては制作費も1作品に500万円という破格だったらしい
昭和41年の500万だから現在の貨幣価値に換算すると凄い額だと思う
それだけ当時のテレビ業界は特撮に力を入れ始めたという事だろう
そういう時代を子供時代にリアルに体験できた事はある意味幸せだったと思う
マグマ大使OP 1966
作詞・長谷川竜生 作曲・山本直純
アースがうんだ 正義のマグマ 地球の平和をまもるため
ジェット気流だ新兵器 SOS SOS カシン カシン カシン
とびだせゆくぞ 大地をけって 今日もマグマは空をとぶ
いや~ マグマ大使をリアルに観たのは
半世紀以上前の事だがけっこう覚えてるもんだ
マグマ大使はアースに生み出された金色のロケット人間だが
モルという銀色のロケット人間の妻と、ガムって息子がいる
だからファミリーって設定はウルトラマンよりマグマ大使の方が先だったんですね
ガムの友達のマモルは後にフォーリーブスになる江木俊夫さん
アースからもらった笛を1回吹けばガム、2回吹けばモル
3回吹けばマグマ大使がロケットになって駆け付けるという設定だった
マグマ大使は地球を征服しようとするゴアと戦う、いわゆる正義の味方なんですが
僕はなぜかマグマ大使はウルトラマンには感じなかった不気味さを感じていた
てか、正確に言うとラメでキラキラ光るゴアの顔が幼かった僕には不気味で怖かった(笑)
テレビアニメで言えば「妖怪人間ベム」、後のNHK人形劇「新八犬伝」で言うなら
「玉梓が怨霊」のような不気味さに近かった
それでも毎週観ちゃうんですよね~ (笑)
ジャンジャン!!
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