午後3時過ぎ
予定時間を少し押してクールスのリハが始まった
最初にステージに姿を現したのはサポートメンバーのベースマン・キーボード・サックスの3人と
リードギターのジェームスさん、サイドギターのフランクさんだった
ドラムスの秀光さんとボーカルのムラさんはまだ下りて来ない
グレッチのギターを入念にチューニングするジェームスさん
黙々とチューニングする姿は自分の世界に入ってるって感じだった
てか、ギターを弾くジェームスさんは独特のオーラを感じましたね
「アチキのアンプはどこ~~!?」
フランクさんが自分の事を”アチキ”って言ってるのがちょっと笑えた 笑!
バスの中での会話の時も感じましたがフランクさんはシブイ外見とは違いとってもお茶目でフランク
だから”フランク”ってあだ名になったんだろうか?
そうこうしてると秀光さんが姿を現した
マネージャーさんとPAさんが手助けしながらドラムのセッティング
セッティングの微調整をしながら秀光さんが軽快なリズムを刻み始める
リハーサルと同時進行で「COOLS 40th」のフラッグと
「呉オールドモータースミーティング」のフラッグを設営
各楽器の音合わせが済むとジェームスさんとフランクさんのボーカル曲のリハが始まった
バスの中でフランクさんと話した”ひび割れたグラス”が始まると
まだリハの段階なのに感情が込み上げてきて胸がいっぱいになり目頭が熱くなった 笑!
その後コニーさんが現れてコニーさんのリハが始まった
前日に岡山でライブがあったコニーさんはクールスとは別で今回のツアーマネージャーでもあり
コニーさんのご主人でもある土屋さんと岡山から直接会場入りされた
午後4時
クールスのリハは続いていますが開場1時間前と言う事で
ホテル側とクラブ執行部・スタッフで最終打ち合わせ
今回、ウチの万凛ちゃんは女子大生のお姉さんたちと一緒に受付スタッフとして頑張ってくれた
「万凛ちゃん 頑張ってよ!」 笑!
最終打ち合わせが終わって会場に戻るとムラさんが歌っていた
ムラさんは「MYマイク」を持参されていた
ムラさんはけっこうシビアにPAさんに指示を出していましたね~
さすがプロ!ミスターCOOLS!!
てか、元メンバーの横山剣さんから楽曲提供された新曲「泣きながらツイスト」をリハで演ってた時
「秀坊、ちょっとリズムテンポが遅くない?」
「そんな事ないだろう!」
「ちょっとテンポ上げてやってみてよ・・・」
「これじゃ如何に言っても早すぎる!」
こんなメンバーの会話を聞けるのも主催者の特権でしょうな~ 笑!
クールスのリハを感慨深く見つめる執行部の面々
僕はこの日、真っ赤なブレザーを絶対に着ると決めていた
僕はこの真っ赤なブレザーには一方ならぬ思い入れがある
まあその辺りの事は追々と・・・ 笑!
てか、クールスのリハって僕が想像していたより遙かに時間をかける事にちょっと驚いた
時計の針は4時半になろうとしていた
この後、もう1バンド、ロールオーバーのリハと照明チェックが残っている
マネージャーさんにはその諸をお伝えしたのであるが・・・
4時40分
やっとクールスのリハが終わり、ロールオーバーのリハの前に
出演アーティスト・関係者・クラブ執行部・スタッフで顔合わせとご挨拶
当日の成功を願い皆で健闘を誓い合う
キャロルのコピーを演奏してくれるロールオーバーのリハが始まったのが
何と開場時間15分前の4時45分
「もう時間がないんじゃけど、リハ何分いる?」
「最低10分は下さい!」
照明の最終チェックも10分かかるという報告を受けた
「オ~イ!開場時間10分遅らすけん誰か受付に言って来て~!!」
と、言う事だったんです
当日ご来場の皆様には大変申し訳ございませんでした! 笑!
リハを終えたジェームスさんと記念撮影!
ハイ、チーズ! パシャ!!
「リーダー! 本番バッチリお願いしますね!」
「もうバッチリよ!!」
と、言う事でいよいよ伝説の夜がスタートするのであった! ジャンジャン!!