僕はまったく知らなかったのだが、元キャロルのリードギターだった内海利勝さんは
ラジオの、かわさきFMで「Love & Peace 同じ空の下から」って、番組を持たれてるらしい
その番組に先日、元クールスのベーシスト、大久保喜市さんがゲスト出演された
キャロル&クールスファンの皆さんはよくご存じだと思うがデビュー前のバイクチームクールスは
キャロルのラストライブにおいて親衛隊?を務めるなど親密な交流があった
しかしその時代には、まだ喜市さんはクールスのメンバーではなかった
喜市さんはキャロルが解散してクールスがレコードデビューする時にメンバーになったから
キャロル時代の、うっちゃんとは直接の交流はなかったと思われる
クールスのデビューアルバムはキャロルのジョニー大倉さんがプロデュースであり
永ちゃんと共に楽曲提供もしているが、うっちゃんは関わっていない
そんなビミョー?な関係の二人が、どんなトークを繰り広げたのか興味深々だったが
キャロル・クールスの面白エピソードが満載で、とっても面白かった!
(以下は、大久保喜市さんのFBより抜粋です)
エピソード①
キャロルがデビューする前、キャバレーのハコバン営業で矢沢永吉が使っていた
グレコのヴァイオリン・ベースは店のアンプの裏に置きっ放しにしていて
本物のヘフナーは家に置いてあった
エピソード②
一時期キャロルでドラムを叩いていて、後に宇崎竜童ひきいるダウンタウン・ブギウギ・バンドの
ドラマーとなる相原誠が、キャロルでデビューする前の矢沢永吉と内海利勝を
自分のバンドに誘ったが断られた
エピソード③
矢沢永吉はデイヴ・クラーク・ファイヴの「ビコーズ」が大好きでキャロルがやった
グッド・オールド・ロックンロールもデイヴ・クラークをリスペクトしてやったった
エピソード④
原宿のグラスで作ったジーンズのセットアップの衣装
2回着てボツになったが、この衣装をグラスに作りに来たことで
そこにいたクールスと関係が深まり、キャロルのライヴのガードをクールスがするようになって
ラスト・ライヴのビデオにバイクで出演し・・・・・・と、つながっていったとか
エピソード⑤
キャロルのルックスは、リンゴ・スター加入前のシルヴァー・ビートルズから
インスパイアされてるけど、音的にはビートルズ以前のR&Rをやろうとしていたらしい
アメリカよりもイギリスの音を好んでチェックしていたとか
エピソード⑥
キャロルのジョニーが使っていたテレキャスターにはテンションが強い
太めの弦が張ってあって、アタックの強いリズムを刻んでいた
エピソード⑦
キャロル・ラストライヴのビデオは当初は発売しない方向で動いていたらしい
もしあのビデオがなかったら、歴史は少し変わっていたかも知れない
クールスのデビューも違った形になったはず
エピソード⑧
キャロルの時に着ていた5千円の革ジャンはエーチャンが見つけてきた店で買った
クールスのメンバーも日雇い労働者の街、山谷の古着屋で渋い革ジャン見つけたりしていた
エピソード 番外編
キャロルの解散コンサートが終わって、ジョニーと、うっちゃんのギターアンプは
消火器剤が掛かってるまんま、青山スタジオに保管されてた
デビュー前のクールスは、その青山スタジオでキャロルの機材を借りて練習してた
うっちゃんのアンペグV4のギターアンプはフランクさんが使ってたようだが
その後ウッチャンが知らない間に消えてたって事だ(笑)
こんな話がてんこ盛りの「内海利勝のLove & Peace 同じ空の下から」
ご興味がある方は是非(↓)のYouTubeをチェックしてご覧ください
尚、昨日9月26日(水)に喜市さんゲスト出演第2弾が放送されたらしい
まだ見てないけど、楽しみですね! ジャンジャン!!
内海利勝のLove & Peace 同じ空の下から
ゲスト 大久保喜市
PRAINS美容室