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My Music Travel 62 思い出のカバーソング(3)

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現在お届けしてる「My Music Travel 思い出のカバーソング」ですが
今回は舘ひろしさんが在籍した初期のクールスからの選曲です

前回、前々回に取り上げたキャロルがカバーした「ジョニー・B・グッド」「スローダウン」もそうですが
日本のロックバンドが洋楽をカバーする場合、あくまで原作は1950~1960年代のアメリカの
アーティストの曲を初期のビートルズがカバーしたのを再カバー?するってパターンが多い

それくらいビートルズは当時の日本のロック界に影響を与えたという事だが
そのビートルズに影響を与えた当時のアメリカのロック界が凄かったという事でしょうね~

キャロルとクールスを比較して、よくキャロルはブリティッシュサウンド寄りであり
クールスはアメリカンサウンドと言われますが、まあ元を正せばルーツは同じという事です
今回取り上げる曲も、そんなルーツを持つ曲の一つと言ってもいいでしょう




のっぽのサリー / クールス

こちらの音源は1976年7月にリリースされたクールスのセカンドアルバム
「ロックン・ロール・エンジェルス」の物だと思いますがハスキーボイスの
ジェームス藤木さんが歌う「のっぽのサリー」超カッコいい!

僕は個人的にジェームスさんボーカルの楽曲はバラードが好きですが
日本人離れした(ジェームスさんはハーフですが)ボーカルが聴く者を挑発するようですね~

それはクールスを脱退された舘さんや、ピッピさんも認めておられるようで
今年行われた二人の雑誌インタビューでも舘さんは

「俺は今でも、のっぽのサリーとルシールを歌わせたらジェームスが日本で一番上手いと思ってる
カッコよかったよ!ギター弾きながら歌うじゃない、歌った後にペー!ってツバ吐くんだよ
キーが高くて喉が切れてるから血が混じった血痕でね・・・」




Long Tall Sally / リトル・リチャード

こちらが原曲の1956年にリリースされたリトル・リチャードの「Long Tall Sally」
この曲もアメリカンオールディーズのスタンダードですから有名ですよね

そういう経緯がありLong Tall Sally はエルヴィスを
始め多くのミュージシャンがカバーしています

もちろんビートルズもカバーしています

1964年にレコード収録されたそうで、リードボーカルはポール・マッカートニー
2回あるギターソロは1回目をジョン・レノン、2回目をジョージ・ハリスンが弾いてるそうだ

1965年までビートルズのコンサートの最終演目に使われていたそうで
1966年の日本公演時には前座のドリフターズが演奏したそうな

まさにオールディーズを代表するロックンロールの一つですね~
ジャンジャン!!


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