1988年(昭和63年)に中通1丁目にプレインズを独立開業した僕は
空き時間に近所の店でランチを食べる事が多かった
あれから30年の時が経つが中通1丁目、2丁目界隈の飲食店も
閉店したり、違う店になったりと、すっかり様相が変わってしまった
当時プレインズに最も近いラーメン屋が2丁目にあった「来々軒」だった
その来々軒も数年前に閉店になり今では空き地になっている
来々軒はラーメン屋というより、昭和の香り漂う中華そば屋という趣だった
いつ頃オープンしたのかは知らないが、当初はオジサンがやってて
いつからかオバチャンに変わったような定かではない記憶がある
ここでは、よく「魁!男塾」の漫画の単行本を読んだな~ (笑)
ラーメンは至って普通の醤油味だった、僕はよくワンタン麺をいただいた
それこそ若い頃は、餃子にムスビ2個も軽く平らげていた
愛想の良いオバチャンだったが
時々ドンブリに指が入って出て来るのはご愛敬だった (笑)
何で閉店したのかは、よく知らない
同じく中通2丁目で昭和の時代には「利根」の居酒屋だった店が閉店して
いつ頃かはハッキリ覚えてないが尾道ラーメン「味龍」が出来た
確か味龍さんは、平成のオープンだったような気がする
そんな味龍さんだが、今年になって急に閉店した
聞く所によると経営者のご夫婦の高齢化に伴う体調不良だという事だ
味龍の大将とは釣りを介して仲良しだった
当時、釣りクラブを結成して、よく一緒に釣行にも行ったし釣り大会も催した
大将が50cmのチヌを釣った時は僕も目撃者だった
そのチヌの魚拓は店にずっと飾ってあったな~
釣りクラブのメンバーは当時毎晩のように焼き鳥屋の「一とり」で釣り談議をしながら呑んで
帰りに味龍に行ってラーメン食べて帰るというのがパターンだった
2~3年はそんなパターンが続いたな~
大将は長崎の男女群島でのグレ釣行の話をするのが十八番だった (笑)
味龍さんは尾道ラーメンというだけあってスープは醤油で豚の背脂が浮いている
ゆで卵が丸まる1個入ってたのも特徴的だった
味噌ラーメンや、夏場は特製の冷麺もやってたな~
僕は結構好きなラーメンだったんですが、いつ頃からだったか足が遠のいた
その理由はご夫婦が店内で犬を飼うようになったからだ
閉店になった今だから言えるが飲食店で犬猫を飼うのはダメでしょう (笑)
特に夏場は犬の獣臭さが鼻について食欲がなくなった
しかし、いくら仲良しでも年少者の僕には面と向かっては言えなかった
最後に味龍に行ったのは昨年の秋か冬頃だった
ご夫婦共、歳取ったな~って印象はあったがお元気そうだったのに・・・
こうして呉は僕にとっての昔馴染みの店がどんどん閉店してる
これも時代性とは言え、ちょっと寂しいですね
ジャンジャン!!
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