しまなみ海道を渡り切った僕達一行は愛媛県今治市に上陸して目的地を目指します
尾崎さんと、カツジと、ウチの長男はホンダCB750、GANちゃんとグッチはドカ、僕とコニタンはマッハ
7台のバイクは心地いいエキゾーストを奏でながらリズミカルな走りで
山間部のワイディングを抜けて行きます
景色はどんどん山深くなっていきます
街中を走っている時は夏をも思わすような暑さでしたが
山間部に入りどんどん走り進むと頬を撫でる風も冷たくなってきます
そうこうしてるとGANちゃんがドカの違和感を訴えます
どうやら車体下部からカラカラと音がするという事だ
すぐさま一団は停車してメカニック主任のグッチがバイクの診断を始めます
どうやら異音はマフラーを留めるフリンジが緩んで外れていたようです
ドカのマフラーフリンジは通常の国産車のようにスタッドボルトにネジ止めするんじゃなく
フリンジ自体にネジ山が切ってあってフリンジを回しながら締め込む形状になってるんだそうです
と、言う事でGANちゃんのドカはフリンジを締めて難なく事無きを得ました
今度はカツジが不調を訴える
カツジのCBはフロントディスク辺りに違和感を感じるという事だった
メカニック班のグッチと尾崎さんの診断結果によると
どうやらスピードメーターケーブルのギア辺りが不調をきたしてるって事だ
これはその場で直るような事ではないという事でメーターケーブルを外して
フロントフェンダーステーにビニールテープで固定して応急処置としました
しかし走り出すと今度はアウターケーブルからワイヤーが飛び出してしまい
ワイヤーが出ないようにビニールテープで再度固定し直しました
しかしこれでカツジのCBはスピードメーターが動かないって事になりました 笑!
更にはカツジ号はリアウインカーのネジの紛失も判明
こちらも予備のネジがないのでビニールテープで固定されました
う~ん 今回は今の所大トラブルはない物の小トラブルが次々起こる
ジャブの応酬に、この先がちょっと不安だ・・・ 笑!
そんな事がありながらも僕達は気を取り直して目的地に向かいます
僕達が目指しているのは徳島県三好市に位置する標高1995mの剣山(つるぎやま)です
剣山山頂付近では天空が見れるという事だった
剣山中腹まで来た所で一休み
標高の高い剣山は早くも紅葉のシーズン真っ盛りって感じで
登山をしてる人達も沢山いましたね~
と、言う事なんですが僕達はここで選択を迫られる
ここから山頂の天空に行くには古道のような林道を
バイクで走って往復2時間位かかるという事だ
時計を見ると針は午後2時半を指している
日帰り組はここから下山して松山港を目指す
フェリーの時間から逆算したら山頂まで登るとビミョウな時間になる
と、言う事で山頂制覇はまたの機会にしようという事になり僕達は剣山を下山する
下山の前に全員で記念撮影
ハイ、チーズ! パシャ!
下山した僕はマッハからCBに乗り換えます
僕は当初今回のツーリングはCBで参戦する予定にしていた
で、日帰り組の話が持ち上がり長男がそれに加わるという話になったので
ここまではマッハでの旅という事になったんです
と、言う事でマッハはウチの長男が乗って帰る事になりました
マッハは故障する確率が高いし燃費も悪いし
キックスタートというのもツーリング時には不便ですからね~
昨年秋の九州宮崎では大トラブルに見舞われましたからな~ 笑!
午後3時
アン・ルイスのヒット曲「グッバイ マイラブ」の歌の歌詞じゃありませんが
♪あなたは右に わたしは左に 振り向いたら負けよ・・・
って感じで日帰り組は右に、泊まり組は左へと別れました
GANちゃん、後ろ髪を引かれるような思いだったでしょうな~・・・
この後の写真は長男が撮ってた写真です
その後、日帰り組は夕暮れ迫る中、一路松山港を目指します
セパハン・バックステップのライディングポジションに疲れたというGANちゃんの要望で
ウチの長男はマッハからGANちゃんのドカに乗り換えたんだそうです
ドカの乗り味を楽しむせっかくの乗り換えも大渋滞に巻き込まれて楽しむ余裕もなく
レーサーなライディングポジションでのSTOP & GO の連続は唯々苦痛だったそうです 笑!
結局日帰り組は6時台のフェリーに間に合わず8時10分の最終便に乗る事になったそうな 笑!
この店は松山港前にある昭和の琺瑯看板満載の食堂ですな~
ここで彼らは2時間ほど時間を潰したみたいです 笑!
松山港8時10分発呉行き最終便フェリー
こうして日帰り組は無事呉に帰還したようです
その頃、泊まり組の僕達は・・・
と、言う事で今日はこれまで!続きはまた明日! ジャンジャン!!