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消えた我が家

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昨日は沢山の方から励ましの言葉や、お気遣いの言葉を頂きありがとうございました
なにぶん、まだ実感が湧かず気持ちの整理を付ける余裕もありません

そんな中、いつもと変りなく時は進んで行くので、日々の生活を含め
変化する状況に対応するのが精神的に精一杯というのが正直な所です

昨日、長浜の実家に動きがあったのでご報告させていただきます
午後6時半、ついに実家の母屋が落下倒壊いたしました

幸いにも長浜の後輩が、ギシギシと音がするという落下倒壊の予兆に気付き
道路を完全に通行止めにする指示を徹底してくれたおかげで
落下倒壊に置ける人災には至らなかったという事です

その点においては幸いだと安堵するとともに地元の後輩たちに感謝です


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こちらは昨日午後4時に撮影した写真ですが、僕は昨日長浜の自治会長さんに呼び出され
県行政の災害調査・土砂法指定推進担当の方達と今後の対策を話合いました

宙吊り状態になっている母屋を、このままにして置く事は出来ないので
解体する方法を専門家や業者と話し合い2~3日中に提案させてもらうという事でした

どちらにせよ作業を開始するに当たっては建物の登記者の承諾が必要という事で
僕たち親族の意思統一、署名捺印をお願いしたいとの申し入れでした


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僕は実家を出て31年経っていますが実家の土地建物の登記者が
誰になっているのかも知らなかったし、知らされていませんでした

月曜日に法務局に出向き登記を調べてみると土地は僕の名義で
母屋に関しては母の名義になっている事がわかりました

痴呆のため今年5月から介護施設に入居してる母は今も精神的にも安定していない
生まれ育った長浜の家に誰よりも執着、愛着があるからショックが大きく
精神的ダメージ考慮して母屋倒壊の事は知らせまいという事にしている

そうなると親父を始め僕たち兄妹の意思統一が必要不可欠だ
親父も81歳と高齢ですから長男の僕が矢面に立つ事になる

今回の件が一件落着になるまで、いったいどれくらいの年月が必要で
どんな結末を迎えるのかを想像すると不安は募りますね~


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今後の見通しですが、最大の難点課題だった母屋の解体が自然落下倒壊したという事で
ガレキの撤去作業や電柱、電線の修復作業が開始されると思います

作業は行政主導で行われると思われますが逐一僕の方へ説明があるという事です

尚、昨日の段階で、小坪~仁方の小須磨線が開通したようです

長浜線をご利用の方は、もう少しご不自由をおかけしますが1日でも早い
復旧を目指しますので、もう少し時間を頂けるよう心からお願い申し上げます



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