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「めげたシリーズ」 またヴェスパがめげた! 笑!

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昨年9月にエンジン腰下のフルオーバーホールを終えたヴェスパ125GTRだが
先日通勤途中に信号待ちで急にエンジンが停止したのでエンジンをかけると
アイドリングはするのだがギアを入れてスタートしようとすると切れるという症状が出た

何度繰り返しても同じ状況でプラグを交換しても症状が
改善しないという事で広島ヴェスパサービスに修理を依頼した

広島ヴェスパサービスの新川君の見立てでは症状からしてキャブレターに
ゴミが詰まってるんじゃないかという事だったのだが・・・


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昨日、修理させて頂きました、修理内容をご案内します

最初にキャブのOHをするため、コックをOFFにしてガソリンホースを外したのですが
コック本体が破損していて、ガソリンがOFFにならず、常にガソリンが出ている状態でした

詳細を確認したところ、タンク内部でコックがバラバラになっていました
このため、ガソリンが止まらず、常にONの状態になっていました


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コックの新品は高額なので壊れたパーツと
手持ちのビンテージパーツを組み合わせて再生しました
 
パーツを全て洗浄して、レバー受け部やフィルターを別個体と交換後、キモとなる
コックパッキンも新品に交換していますので新品に近い状態になっています

ガソリンコックが壊れていて、常にガソリンが出ていたので
オイルシールへのダメージが気になりました

そこで、ミッションオイルを抜いてチェックしたところ
ガソリンの混入は有りませんでしたが通常よりも2割位
ミッションオイルが減っていましたので、新品のミッションオイルに交換しておきました

この状態で少し乗ってみて下さい
夏の暑くなる前にもう一度ミッションオイルのチェックをさせて下さい


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その後、キャブをバラしたのですが、目視で分かる位の大きなゴミが沢山が入っていました
恐らくこのゴミが原因かと思います(オイル)混合の時に入ったのでしょうか?


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キャブをバラバラにした後、 ムース洗浄して再組立てしました

ゴミの流入があったので、キャブレター装着の際、ガソリンホースも新しくしておきました
これで状態は改善しました


イメージ 6


念のため、ポイントをチェックしたところ、当たり面だけではなく
外部にもサビが出ていたので新品に交換しておきました

以上のようになります

ガソリンコックとキャブを修理させて頂いたので一晩様子をみて
ガソリン漏れがない事を確認中です

問題ないようでしたら本日午前中の間にご自宅へお届けします
宜しくお願い致します



と、いう事なのだがキャブに詰まったゴミより今の段階で
ガソリンコックの故障が発見出来たのが大きい

コックOFFが効いてないとオイルシールが破損して
ミッションオイルがエンジン内部に流れ込みエンジンは常にカブるし
最悪またミッションのオーバーホール行きだった

それにポイントを新品に替えた事でずいぶんスムーズになった
まあ故障しないに越した事はないが今回は怪我の功名だったかも知れない


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先月1月にはヴェスパは長男に貸し出され、このクソ寒いのに(笑)
彼女と二人で松山までヴェスパ2台でツーリングに行ったそうな

帰還後にGT-Rは絶好調だったと報告を受けていたが
旅先で故障しなかったのも幸いだった

ま、スクーターとはいえ旧車である事には違いないので
これからもメンテしながら維持して行こうと思います
ジャンジャン!!


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