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My Music Travel 55 オリビアを聴きながら

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僕が思春期に突入し、そろそろアイドル路線を卒業しかけた1970年代の終わり頃・・・

当時僕の中で女性ミュージシャンの四天王と言うのがあって、その4人は
アン・ルイス、ユーミン、中島みゆき、竹内まりやであり次点が尾崎亜美だった 笑!

思春期を迎えた僕は、彼女たちにそれまでブラウン管で見ていた
アイドル歌手と一線を画した雰囲気や音楽性を感じたのだ

音楽のジャンルもよくわかっていなかった未熟な僕だったが
とにかく、彼女たちの曲を聴くと、自分がちょっと大人になったような気がしたのだ

と、そんな時代に僕の琴線に触れる女性ミュージシャンが登場した
僕は彼女に四天王に近いニュアンスを感じたのだ




オリビアを聴きながら / 杏里 1978
作詞・作曲 尾崎亜美

お気に入りの唄 一人聴いてみるの オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから
ジャスミン茶は 眠り誘う薬 私らしく一日を 終えたいこんな夜
 
出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

眠れぬ夜は 星を数えてみる 光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔
誕生日には カトレアを忘れない 優しい人だったみたい けれどおしまい

夜更けの電話 あなたでしょ 話すことなど 何もない Making good things better
愛は消えたのよ 二度とかけてこないで 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの


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僕の琴線に触れたのは「杏里」さんであり
杏里さんのデビュー曲だった「オリビアを聴きながら」だった

この曲は1978年(昭和53年)にリリースされているが僕が聴いたのは
ハッキリとは覚えていないが、もうちょっと後になってからだったような気がする

曲のタイトルにある「オリビア」ってのは、当時日本でも絶大な人気を博してた
オリビア・ニュートン・ジョンの事である

1978年と言えば僕は中学3年生の時であり当時オリビアは
映画「グリース」ジョン・トラボルタと共演し人気絶頂だった
僕は中学1年の時に「ジョリーン」のレコードを買って以来オリビアのファンだった

そんな経緯もあり僕は杏里さんの「オリビアを聴きながら」が琴線に触れたのだ
更には、この曲が尾崎亜美さんからの楽曲提供だと知って「なるほど!」って思った

その後杏里さんは、個人的には良い曲をリリースしていたと思うのだがビックヒットに恵まれない
テレビドラマの主題歌になった「インスピレーション」も良い曲だと思ったし
CMソングにも抜擢された「コットン気分」「思いきりアメリカン」も好きな曲だったのだが・・・




CAT’S EYE / 杏里  1983
作詞・三浦徳子 作曲・小田裕一郎

都会はきらめく passion fruit ウインクしてる everynight
グラスの中の passion Beat  一口だけで fall in love
甘いメロディ風にのれば今夜 秘密めいた扉がどこかで開くよ

見つめる Cat's Eye magic play is dancing 緑色に光る
妖しく Cat's Eye magic play is dancing 月明かり浴びて
We get you…you…you…you… mysterious girl
 
Bell を鳴らせば passion time 終わりを告げる everynight
青いドレスの sexy girl 口づけしては幻
古いピアノ風にのれば夜明け 愛を映すミラーがどこかで割れるよ

魅かれて Cat's Eye magic play is dancing 緑色に光る
迷って Cat's Eye magic play is dancing 月明かり浴びて
We get you…you…you…you… mysterious girl

見つめる Cat's Eye magic play is dancing 緑色に光る
妖しく Cat's Eye magic play is dancing 月明かり浴びて
We get you…you…you…you… mysterious girl

魅かれて Cat's Eye magic play is dancing 緑色に光る
迷って Cat's Eye
magic play is dancing 月明かり浴びて
We get you…you…you…you… mysterious girl

見つめる Cat's Eye magic play is dancing 緑色に光る
妖しく Cat's Eye magic play is dancing 月明かり浴びて
We get you…you…you…you… mysterious girl


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僕が美容学校に行っていた1981年(昭和56年)に、週刊少年ジャンプ
連載が始まり人気になった漫画「CAT’S EYE」

その漫画が1983年(昭和58年)にテレビアニメ化される事になり
主題歌を歌った杏里さんの「CAT’S EYE」は大ヒットとなる

杏里さんと言えば「CAT’S EYE」と言われるほど彼女の代表曲になった同曲だが
逆に僕はこの曲のヒットで杏里さんに対して冷めたのである 

杏里というミュージシャンのイメージが崩れた気がしたのだ
有体に言えば「金や名声に魂を売ったのか・・・」って思ったのだ 笑!

今回記事を書くのに調べてみると、杏里さんは日本テレビ側から直々にこの曲を
歌ってほしいと言う依頼を受けたがレコーディング直前まで大変難色を示し
歌詞を見てはこんな歌を歌わされるのかと悔し涙が止まらなかったという

そして、レコーディング直前にも「やっぱりこんな歌歌えない」と言って
スタジオを飛び出しドタキャン騒ぎまで起こしたそうだ

僕が感じたニュアンスを、当の本人の杏里さんも感じてたという事だ 笑!




悲しみがとまらない / 杏里  1983
作詞・康珍化 作曲・林哲司

I Can't Stop The Loneliness こらえ切れず 悲しみがとまらない
I Can't Stop The Loneliness どうしてなの 悲しみがとまらない
 
あなたに彼女 会わせたことを わたし今も悔んでいる
ふたりはシンパシイ 感じてた 昼下がりのカフェテラス
あの日電話が ふいに鳴ったの あの人と 別れてと 彼女から

I Can't Stop The Loneliness どうしてなの 悲しみがとまらない

誤解だよって あなたは笑う だけどkissはウソのにおい
抱きしめられて 気づいたの 愛がここにないことを
恋はちいさな アラシみたいに 友だちも 恋人も 奪って

I Can't Stop The Loneliness 彼を返して 悲しみがとまらない
I Can't Stop The Loneliness だれか救けて 悲しみがとまらない

I Can't Stop The Loneliness こらえ切れず 悲しみがとまらない
I Can't Stop The Loneliness どうしてなの 悲しみがとまらない


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当人の意思に反しCAT’S EYEは思わぬロングランでの大ヒットを記録し杏里さん本人も
「その後の自分にとって大きな意味を持つ曲になったので、とても大切な曲」と語っているらしい

しかし僕は先に述べたように、金や名声にミュージシャンとしての
魂を売ったと感じて、悲しみがとまらなかった 笑!

そんな時に杏里さんはニューシングルをリリースする

1983年(昭和58年)11月にリリースされたシングルは
奇しくも「悲しみがとまらない」というタイトルの曲だった 笑!

この曲のアレンジャーのひとりである角松敏生さんのは杏里さんと当時同じ事務所に所属し
かねてから杏里さんのアルバム制作にも関わっていた縁でプロデューサーを任せられた

CAT'S EYEの一発だけで終わらせずに、それに続くヒット曲をという至上命題のもと
作詞・作曲・編曲をすべて自分自身で賄うことはせず、幅広い層にウケてもらうようにと
角松氏が思う当時の歌謡ポップス界において旬の作詞家であった
康珍化氏と作曲家であった林哲司氏に依頼した

彼らに「友達に彼氏を奪われてやるせなくなる云々」という詞の世界と
それに合わせた曲調を説き、角松氏自身はプロデューサーに徹した

この戦略は功を奏し、チャート的にはCAT'S EY」を凌げなかったものの
見事に連続ヒットを打ち上げた

この曲は僕も良い曲だと思ったし、この曲で僕は杏里さんを見直したのだった! 笑!




Summer candles / 杏里  1988
作詞・吉元由美 作曲・ANRI


近すぎて見えない 奇跡があるね 広い宇宙の片隅 ふたり愛し合えるこの時よ
若すぎた恋に ああ傷つくたびに あなただけはいつでも 変わらずにいてくれたの
流れ星たちが ほらこぼれていくよ 願いかなえながら 人の心へ
 
いつまでも Summer candles 新しい明日を
抱きしめて Summer candles くちずけで灯す
こんなに深い涙を知ったの あなたに愛されたから

夏の切なさが ああ黄昏つれて 立ちどまればあなたが 一番優しかったわ
時間の銀河に咲く 白い花びら 長い髪に飾り 夢の静寂へ

いつまでも Summer candles 美しい明日へ
抱きしめて Summer candles 導いてほしい
こんなに熱い想いを知ったの あなたを愛した時に

幾千の胸に眠ってる 星が輝きを放つとき 奇跡がいま ふたりを呼び合う
 
いつまでも Summer candles 新しい明日を
抱きしめて Summer candles くちずけで灯す
こんなに深い涙を知ったの あなたに愛されたから
こんなに熱い想いを知ったの あなたを愛した時に


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昭和が終わりを告げる1988年(昭和63年)にリリースされた「Summer candles」
テレビドラマの主題歌になり、CMソングにも抜擢されてヒットした

奇しくもこの年、杏里さんは一度目の結婚をされている
この曲はその後の結婚式で使われる曲の定番になった

僕はこの曲がリリースされる8ケ月前の1987年11月に一度目の結婚(爆!)をしたが
もしこの曲がリリースされていたら自身の結婚式にも使ったかもしれない

てか、僕は自身の結婚式には全て永ちゃん、キャロルの曲を使った
最後の新郎新婦退場の時の曲だけ、シャネルズ
「渚のウエディングベル」を使ったんですけどね 笑!

ちなみに杏里さんは2005年にギタリストと婚約したが、その後婚約破棄したそうだ
僕はと言うと、一度目の結婚が今に至っている 笑!

余談になるが、冒頭で僕は個人的な1970年代の女性ミュージシャン四天王は
アンルイス・ユーミン・中島みゆき・竹内まりやと書いた

これが1980年代になると、杏里・今井美樹・吉田美和・奥居香、となるんですよね
そんな僕が思う80年代四天王の一人、杏里さんのお話でした! ジャンジャン!!


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